第6回教育ITソルーションEXPO
- 日本のSTEM教育、本格的にスタートしたか? -
5/18(水)~20(金)の3日間、教育分野日本最大の専門展「第6回 教育ITソリューションEXPO」
が、東京ビッグサイトにて開催されました。展示会は、学校業務支援、eラーニング、教育用ハードウェア、教材・教育コンテンツ、特別支援教育、」セキュリティ、災害対策のテーマ毎にエリアが分けられ、約800社が出展、教育関係者中心にのべ30,000人以上が来場しました。
今年の最大の特徴は、STEM教育をテーマとした「学びNEXT ― みらいの学びゾーン」が新設されたことです。このゾーンには当然レゴ・エデュケーション(R) も教育用マインドストームEV3やWeDo2.0を出展していましたが、最近開発されたロボット教材やプログラミング教材がいくつも展示されていました。やはり、2020年から小学校でのプログラミング教育が必須化されることの影響でしょうか?また、3Dプリンターや電子回路キットの展示もありました。
2000年より教育用レゴブロックやロボットを教材に、プログラミングを含めたSTEM教育を実践してきた 当アカデミーは、「やっと時代がTruthに追いついてきた」という感慨を感ぜざるを得ません。と同時に、私たちの教育活動が陳腐化しては意味がありませんので、子供たちの学習にとって、より有効な教育ツールの開拓とカリキュラムの開発をさらに強力に邁進させていくことを、改めて強く決意した機会となりました。
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『リトル・ダヴィンチ理数教室』ステップ再編成
- 対象学年明確化してバージョンアップ -
来年の2017年度4月より、リトル・ダヴィンチのステップ編成を下表のように致します。
各ステップの授業カリキュラムは、小学校学習指導要領の対象学年で学習する内容よりも早く取り組む形となっています。
これまでは、学年ではなく受講生の学習理解度によってステップを編成しており、各ステップの対象学年に幅を持って運営してきました。しかし、生徒増加に伴い、保護者の方々のより高いステップへの在籍を望むケースが多くなり、本来予定している学習内容が十分に定着できない状況が生じるようになりました。このため、全ステップのカリキュラムを編成し直し、来年度からは学年によるステップ分けとすることに致しました。これに伴い、今年度は移行措置として来年度に向けて全ステップでカリキュラムが変則的になることもございますので、その旨ご了解ください。
現行 (2016年度) | 2017年度 以降 | 受講対象 学年 | 主な学習内容(予定) | 小学校で 学習する学年 |
2016年 10月開講 | キッズⅠ | 年中
(毎年10月~) ※平日のみ | パターン模様・数 | 小1 |
推論・記憶力 | 小1 | |||
推理・順番 | 小1 | |||
立体図形の構成 | 小1 | |||
キッズⅠ | キッズⅡ | 年長 | 分類・見積もり | 小2 |
2次元・3次元座標 | 小2 | |||
線対象・点対象 | 小2 | |||
プログラミング(10月~) | 指導要領外 | |||
キッズⅡ | ジュニアⅠ | 小1 | かけ算 | 小2 |
単位(長さ・重さ・量) | 小2~3 | |||
三角形・四角形 | 小2~4 | |||
プログラミング(5月~) | 指導要領外 | |||
ジュニアⅠ | ジュニアⅡ | 小2 | 割り算・数列・魔方陣 | 小3~ |
円 | 小3 | |||
角柱・角すい・展開図 | 小5 | |||
プログラミング(5月~) | 指導要領外 | |||
ジュニアⅡ | ジュニアⅢ | 小3 | 数列 | 指導要領外 |
角度・多角形 | 小3~5 | |||
正多面体・星形多面体 | 指導要領外 | |||
プログラミング(5月~) | 指導要領外 |
*新ジュニアⅢでは、小4以上の内容を新たに加える予定です。
トゥルース・アカデミー リトル・ダヴィンチ理数教室
トゥルース・アカデミー リトル・ダヴィンチ理数教室
http://truth-academy.co.jp/lv/
- 新カリキュラムで学習の定着と実践練習の充実 -
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COCO塾ジュニア授業紹介
- 新カリキュラムで学習の定着と実践練習の充実 -
「やりたいことは、英語の先にある」をモットーに、COCO塾ジュニア桜台教室(Truth練馬校内)・日吉本町教室(Truth日吉校内)では、世界で活躍できるコミュニケーション力を身につけることを目的としています。Truth通信4月号では、バイリンガル講師を紹介させていただきましたが、今回は3月~新カリキュラムで新たにスタートしたCOCO塾ジュニアの授業の様子をお知らせします。
◆ユニットごと(5回で1ユニット)、授業ごとの『課題』『目標』の設定により、学習内容が明確化されました。その日に学んだことがわかりやすくなり、「家庭での話題にしやすい。」「講師への質問がしやすい。」と保護者の方からも好評です。教室の入口に掲示されていますので、どんなことを学んでいるのか?是非ご覧になってみてください。
◆5回分の授業を同じテーマで学習することにより、学習内容の定着化を図るとともに、お子様が自信を持って、学んだ英語を使ってみる場面が授業の中に設定されました。ただ学習するだけでなく、学習したフレーズを使って、講師やお友達と物語仕立てで会話をする実践学習が盛り込まれています。最初は恥ずかしそうにしている子ども達も「伝わった」という喜びが自信に結び付いているようです。ユニットの最後には、総復習としてミニテストも実施します。
◆ご家庭でも英語に触れていただけるように、英語圏の現地校や世界各国のインターナショナルスクールでも教材として使用されているBrain POP(オンライン教材)を取り入れた授業を行っています。宿題としてご家庭で学習した内容を授業内で確認することにより、耳や目から入る英語量を増やし、いつでも楽しみながら英語に触れられる環境を提供しています。Science,
social studies, English, mathematics, arts, music, health, technologyと様々なトピックがあるので、お子様の興味に応じて楽しく学べると好評です。
夏休み期間を利用してCOCO塾ジュニアの楽しい授業を体験していただける『サマーショートコース』を開催します。詳しくは別紙をご覧ください。夏休みを使って楽しく英語に触れてみませんか?
トゥルース・アカデミー COCO塾ジュニア
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リトル・ダヴィンチ理数教室のカリキュラム再編成について
-より年齢と理解度に合わせたカリキュラムに-
当アカデミーが根底においている「コンストラクショニズム」に基づく教育を教科の学習に導入することを目的に、2003年から試行錯誤してカリキュラム作成を始めました。そして、2005年にスタートした「ハンズオン算数くらぶ」は、2006年「リトル・ダヴィンチ」に、2011年に現在の「リトル・ダヴィンチ理数教室」へと発展して参りました。その間、カリフォルニア大学バークレー校ローレンスホール科学研究所が開発する直接体験型の理数教育プログラム「GEMS(Great Explorations in Math and Science:ジェムズ)」やアメリカの環境教育プログラム「Project Wild」、データロガーや電子ブロックなどの電子教材、Scratchによるプログラミングなどを積極的に取り入れてきました。
2006年「リトル・ダヴィンチ」開講に際して、次のように紹介いたしました。『「人類史上最も偉大な天才」とも「真理を追い求めた知の巨人」とも称され、芸術から科学まで、あらゆる分野に圧倒的に卓越した才能を発揮したダヴィンチ。子供は皆、科学者であり、芸術家として生まれてきます。誰もが皆、知的好奇心や探究心を十分に持った「小さなダヴィンチ」なのです。その資質を十分開花させたいと願い、「リトル・ダヴィンチ」と名づけました』。数学者や科学者が行っている研究行為を、子供たちも実際にやってみる機会を創るという、その理念は全く変わっておりません。
この5年間で「リトル・ダヴィンチ理数教室」の受講生が飛躍的に増え、保護者の皆様の関心の高さと期待の大きさをひしひしと感じております。しかし一方で、特に算数において、授業レベルとの不一致から一部問題も起きるようになってきたようです。最終段階では、指導要領の学年をはるかに超えている内容も多く含まれているので、一朝一夕にできるものではありません。それまでに、規則性あるものを美しく感じる心、規則性を発見し、数式で表現できる力を十分に養っておく必要があります。そのゴールを目指して、各ステップのカリキュラムを体系的に組んでおります。
当アカデミーの授業カリキュラムは、「心理学のモーツァルト」と称されたヴィゴツキーが唱える教育理論『発達の最近接領域』と深く関連しています。「子どもは集団活動における模倣(注:教師や仲間とならできること)によって、自主的にすることのできることよりもはるかに多くのことをすることができる。大人の指導や援助のもとで可能な問題解決の水準と、自主的活動において可能な問題解決の水準とのあいだのくいちがいが、子どもの発達の最近接領域を規定する」と述べています。すなわち、『発達の最近接領域』とは、「一人ではできないことでも、仲間との関係において、あることができる、という行為の水準ないしは領域」のことなのです。
これは、課題設定の方法として当アカデミーでも最も重視している考え方です。課題設定が子どもの発達水準よりも低すぎれば意味がありません。また、逆に高すぎれば、自らの活動から自分で知識を獲得し構築することができず、いわゆる「教えてもらわなければ、できない」という困った状態になってしまいます。要するに、自分一人では解決できないけれど、お友達と意見を交換したり刺激を与え合う中で、あるいは先生と一緒に考えたり、ちょっとしたヒントやアドバイスをもらったりしながら、自分の力で到達し得るレベルの課題設定をしなければならない、ということなのです。
その観点から、学年幅を広げ、もう少し緩やかな段階を踏んでコースの最終目標に到達できるよう、カリキュラムを再編成することに致しました。新鮮な発見が学問には不可欠なので、数量は学校より少し先取り、図形は大幅な先取り学習となることには変わりません。それに伴い、最終ステップでは、さらに高学年内容を追加する予定です。また、算数・数学学習の観点から、プログラミング学習をさらに低学年からスタートさせる予定です。さらに強力なカリキュラム体系となりますので、ご期待ください。
トゥルース・アカデミー ブロック・サイエンス
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