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2018年10月13日土曜日

トゥルースの視線【第133回】

AIは人間を超えられるのか?(2)
日本の子どもたちはAIに勝てるか?

 前回に引き続き、国立情報学研究所教授、同社会共有知研究センター長、一般社団法人教育のための科学研究所代表理事・所長の新井紀子氏著「AI vs教科書が読めない子どもたち」の内容を簡単にご紹介いたします。まず、なぜ東ロボくんが東大受験を断念したか?それは、AIの限界を証明したからです。

 「真の意味でのAI」が人間と同等の知識を得るには、私たちの脳が意識無意識を問わず認識していることをすべて計算可能な数式に置き換えることができることが大前提になります。しかし、数学が4000年の歴史をかけて発見した数学の言葉のすべては、「論理」「確率」「統計」の3つに限られています。AIといえどもコンピューターは計算機であり、できることは基本的に四則演算だけ、しかも使っているのは足し算とかけ算のみ。数学には「意味」を記述する方法がない。だから、AIには意味を理解する仕組みが入っているわけではなく、あくまで「あたかも意味を理解しているフリ」をしているに過ぎないのです。

 「2016年度第1回東大入試プレ」で、東ロボくんは数学では偏差値76.2を記録したものの、150億もの英文を暗記した英語の偏差値は50.5、国語に至っては49.7にしかならず、東大の挑戦権を得るには遠く及びませんでした。ディープラーニングの限界を証明したことは、東ロボくんプロジェクトがもつ意義ではあります。しかし、多くのホワイトカラーの職がAIに奪われるという予想が現実のものとなることをも示唆しました。1学年の数は約100万人、その半分の50万人がセンター試験を受験し、東大君がその上位20%に入りました。東ロボ君に負けた80万の子供たちに明るい未来が提供できるのか?という疑問を新井教授は抱きました。

 2013年にオックスフォード大学の研究チームが発表した10~20年後に残る職業の共通点は、高度な読解力と常識、加えて人間らしい柔軟な判断が要求される分野で、AIが不得意な分野と一致します。新井教授は、それまで誰も疑問を持たなかった「誰もが教科書の記述は理解できるはず」という授業の前提に疑問を持ち、全国25,000人を対象に、独自で開発をした「基礎的読解力調査(リーディングスキルテスト:RST)」を実施。AIが80%程度の精度を持つ「照応(主述・修飾被修飾の関係)」「係り受け(指示語)」に加え、AIにはできそうもない「同義文判定(2つの文を読み比べて意味が同じであるかを判定)」「推論(生活体験や常識から意味を理解する能力)」「イメージ同定(文章と図やグラフを比べて内容が一致しているかどうかを認識する能力)」「具体例同定(定義を読んでそれと合致する具体例を認識する能力)」を加えた6つの観点から作成しました。

 その結果は、「照応」の正答率が中学生6割・高校生7割、「係り受け」は中学生7割弱・高校生8割弱で意味を理解できないAI並み。「同義文判定」中学生6割弱・高校生7割、「イメージ同定」1~2割・高校生3割前後でした。鉛筆を転がして選択肢を選ぶ程度のランダムさしか示していない結果もあります。PISA読解力2015年世界8位の日本ですが、移民の少ない国で日本語を母国語として育つ子供の割合が極めて高いにも関わらず、3人に1人が教科書を読めない(内容理解を伴わない表層的な読解もできない)子供がいるのは、なぜか?これでは、AIに職を奪われても仕方ありません。

新井氏がこの読解能力調査で分かったことは、
・高校の偏差値との相関は高い
・中学では向上するが、高校では向上していない
・家庭の経済状況とは逆になる
・通塾や読書の好き嫌い、科目の不得意、スマホの利用時間、学習時間とは無関係など。

 私たちも読解力の低下は何となく感じていましたが、理数の能力はとても優れているのに、問題の文章が正しく読み取れていないために正答することができない場面が気になっておりました。リトルダヴィンチ理数教室では問題文を正しく読み取る練習として9月から「算数・数学思考力検定」の過去問を扱う授業を加えたのは、このような背景があるからです。新井教授の研究は進んでいくと思いますが、私共教育に携わる者として、真剣に向き合って考えなければない重要な問題だと思います。

トゥルース・アカデミー代表 中島晃芳


トゥルース・アカデミー
http://truth-academy.co.jp/

2018年6月30日土曜日

トゥルースの視線【第130回】

ここが違う!TruthのSTEM教育③
数学者のように、科学者のように考える

2000年からレゴ(R)エデュケーションのブロック教材やロボット教材を使ったSTEM教育を実践して来ましたが、当時はほとんど理解を得られないという状況でもあり、この教育の根底にある教育理論「コンストラクショニズム」(視線第128回:http://truth-shisen.blogspot.com/2018/04.html参照)を教科の学習に活かせないか?と考え、2005年より「ハンズオン算数くらぶ」を開講。翌2006年に「リトル・ダヴィンチ」と名称を変え、現在の「リトル・ダヴィンチ理数教室」へと受け継がれています。

国際的な学力調査OECD生徒の学習到達度調査(PISA)、国際数学・理科教育動向調査(TIMSS)では、最近は少しずつ改善されてきていますが、「算数・数学、理科が楽しい」という日本の小中学生の割合が、国際平均を大きく下回っていることが長らく指摘されてきました。私共もそれまで進学塾を運営し子供たちの受験を応援してきましたが、算数・数学や理科の学習において公式を教え込み、出された問題にそれをいかに適用していくかを訓練していることに違和感を覚え、「なぜ?」という疑問に焦点が当てられる教育ができないかと模索を始めました。

そこで出合ったのが、坪田耕三氏(青山学院大学教育人間科学部教授/元筑波大学附属小学校教諭)が提唱し実践している「ハンズオン・マス」(手を使った体験的な算数活動)、滝川洋二氏(東海大学教育開発研究所教授・理科教育カリキュラム研究者)が理事長を務める「ガリレオ工房」や左巻健男氏(法政大学教職課程センター教授・新理科教育フォーラム代表・雑誌『理科の探検』編集長)を始めとする新しい理科実験の提案、カリフォルニア大学バークレー校ローレンスホール科学研究所で開発されている幼稚園から高校生を対象とした科学・数学領域の参加体験型プログラム「GEMS(ジェムズ:Great Explorationsin Mathand Science)」、アメリカの環境教育プログラム「Project Wild」などの直接体験型の理数教育でした。

その後さまざまな教材を研究し、厳選した教材と受験指導の経験とを加味して、できる限り効果的な算数・科学活動が実践できるようにオリジナルのカリキュラムを積み上げてきたのが、リトル・ダヴィンチ理数教室なのです。学校の算数では小学校低学年は数量が中心になりますが、リトル・ダヴィンチ理数教室では数量と平面図形、立体図形の3分野を扱い、数量と図形の融合も図ります。規則性あるものを美しく感じる心をはぐくみ、数学者が行ったような探求を通して、自ら公式を生み出せる力を養成することを主眼としています。また、科学も観察する習慣を身につけることから始まり、電気回路やデータロギング(実験データの収集と分析)などを通して、科学する態度を育てていきます。

「教師中心の授業」から「学習者中心の学び」へと教育に求めるものが転換している現在、教育には「何を教えるか」ではなく、「何をどのように学ぶのか?そして、何ができるようになるのか?」が求められているのです。また、現在大人気のプログラミング学習環境「Scratch(スクラッチ)」も2008年より算数の授業に取り組んでおり、昨年度よりダヴィンチ・キッズ(年長対象)からのすべてのステップでプログラミング学習を行っています。

ICT技術の発達により、教育ツールも大きな変革期を迎えています。リトル・ダヴィンチ理数教室のカリキュラムは、子供たちの知的好奇心と探求心を刺激する、新しい教育ツールを導入しながら進化を続けていくつもりです。今後もご期待ください。

ふしぎだと思うこと これが科学の芽です
よく観察してたしかめ そして考えること
これが科学の茎です
そうして最後になぞがとける
これが科学の花です
-朝永振一郎-

トゥルース・アカデミー代表 中島晃芳


リトル・ダヴィンチ理数教室
http://truth-academy.co.jp/lv/

2017年5月31日水曜日

トゥルースの視線【118回】

第8回教育ITソリューションEXPO

- 日本の教育は変われるか? -


5/17(水)~19(金)の3日間、東京ビッグサイトで日本最大の教育分野専門の展示会「教育ITソリューションEXPO」(EDIX)が開催されました。学校業務支援システム、ICT機器、デジタル教材、eラーニング、教材や教育コンテンツ、各種学校向けサービスなどが一堂に展示されます。第8回となる今回は過去最大の800社が出展(昨年来場者数30,422人)、東京だけはなく大阪でも今年初の開催となります。また、文科省や東工大、早稲田大、慶応大などの教育専門家による32のセミナーが行われました。いわば、年1回ロンドンで開催される世界最大規模の教育ICT展示会「BETT」(視線49回・50回参照)の日本版です。

また、今年で2回目になる「みらいの学びゾーン『学びNEXT』」は前年比の2倍となる90社が出展。昨年は別会場でしたが今年は本会場で行われました。このゾーンには、プログラミング教材や工作用キット、教材用ロボット、3Dコンピューターなど、STEM教育(Science, Technology, Engineering, Mathematics)やものづくりを通して学ぶFab Learning(ファブ・ラーニング)の教材が集結しています。私共としては最も関心のあるゾーンです。

今年の最大の特徴は、一気にプログラミング教材、ロボット教材、ロボット教室のフランチャイズ募集が増えたことです。プログラミング教材はロボットと組み合わせたものや幼児からプログラミングの考え方を学ぶ教材が目立ちました。また、電子工作系の教材もプログラミングと組み合わせたり、配線することなくタブレット上で配線を行ったりするなどの新しい傾向が見られました。中にはBasicやArduino(アルデュイーノ)言語でコーディングするものもありますが、プログラミングソフトは圧倒的にScratch(スクラッチ)系が多く、学習のためのインターフェイスとしては浸透してきた感じがします。中で面白かったのは、電池の電流をタブレットで制御できる電池ボックスです。これを使えば、電池を使って動くもの、光るもの、何でもタブレットから制御できることになります。人工知能を使ったロボット型の英語教材も現れました。逆に昨年と比べて少なくなったものは、半田を使って電子回路を作成する教材です。この1年間で時代が大きく変わったことを痛感しました。 

このプログラミング教育ブームは、2013年12月に開催されたオバマ前大統領が「Computer Science Education Week」において、プログラミングの重要性を訴える有名な演説を行ったことに端を発しています。また、OECDが行う国際学力調査「PISA」で学力世界一を誇ってきたフィンランドが昨年の4月より9歳以上対象として必修科目としてプログラミング教育を開始したことを受け、日本でも2020年に必修科目化の決定をしたことが大きな要因となっています。

2000年からSTEM教育をリードしてきた当アカデミーとしては、10年後も使い続けることができる教材を見極めて導入し、プログラミング教育・ロボット教育の父シーモア・パパートが提唱する教育理論「コンストラクショニズム」に忠実に則った独自の授業案を作成して、効果の高い教育を子供たちに提供していきたいと思っています。他のプログラミングやロボットの教室と決定的に異なるのが、フィンランドが教育で成功した教育理論「社会的構成主義」と「コンストラクショニズム」とをベースとし、教育プログラムと教材、指導法の三位一体による21世紀教育の実践であると自負しています。

プログラミングを学ぶことは、みなさんの将来にとって重要なだけでなく、アメリカにとっても重要です。 アメリカが最先端であるためには、プログラミングや技術をマスターする若手が必要不可欠です。―アメリカ・オバマ前大統領―


トゥルース・アカデミー 代表 中島晃芳


トゥルース・アカデミー ブロック・サイエンス
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トゥルース・アカデミー リトル・ダヴィンチ理数教室

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トゥルース・アカデミー ロボット・サイエンス
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2017年1月18日水曜日

トゥルースの視線【114回】2017年新年のご挨拶

2017年 新年のご挨拶

-人工知能とロボットの時代に生きる(3)-
 
 
2017年東京は、今年も暖かく穏やかな三が日を迎えました。明けましておめでとうございます。

昨年末2つの国際的な学力調査の結果が発表されました。日本の子どもたちは、理科・算数数学で順調に学力を伸ばしているようです。

一つは、11/29に発表された国際教育到達度評価学会(IEA、本部オランダ)が実施する、小学4年と中学2年が対象の国際学力テスト「国際数学・理科教育動向調査(TIMSS)」の2015年の結果。主に学校で学んだ内容について、「知識」「技能」「問題解決能力」の習得状況を評価します。日本は全4教科の平均点でいずれも1995年の調査開始以来、過去最高を記録。中2理科の国際順位は前回から2つ上げて2位となるなど、全教科で5位以内に入りました(小4算数5位・理科3位、中2数学5位・理科2位)。-日経新聞-

理科の結果について、森本信也・横浜国立大教授(理科教育)は、高得点を取った生徒の割合が増えていることから「『理科離れ』が言われて久しいが、観察や実験の機会を増やして深く考えさせる『課題解決型』の授業が定着してきた成果が表れている」と評価。算数・数学について、藤井斉亮・東京学芸大教授(数学教育)は、学習していない内容の問題でも国際平均並みの正答率がみられた点に注目。「課題解決型の授業で学んだ知識をもとに、自分で考え、未知の問題にも挑戦する姿勢がうかがえる」と解説します。-朝日新聞-

もう一つは、3年に1回行われる経済協力開発機構(OECD)の2015年学習到達度調査(PISA= Programme for International Student Assessment)。義務教育修了段階にあたる15歳を対象に読解力、数学的リテラシー、科学的リテラシーの3分野について知識や技能を実生活の場面でどう活用できるかを評価します。「科学」「数学」の平均点の順位は、現在の調査方法になって以降いずれも過去最高(科学2位、数学5位)。しかし、文章や資料などから情報を読み取り、論理立てて自分の考えを記述する「読解力」は前回より22点低く、4位から8位に下がりました。文部科学省は、問題表示や解答が紙での筆記からコンピューターの使用に変わったことを挙げ、「複数の画面を見て答える問題などで、子どもたちに戸惑いがあった」としつつ、「情報を読み解き、言葉にする力で課題が浮かんだ。スマートフォンでインターネットを利用する時間が増える一方、筋だった長い文章を読む機会が減っている」(同省教育課程課)と分析しています。OECD教育・スキル局のアンドレアス・シュライヒャー局長(下写真)は、コンピューターへの移行について「情報化社会でのものの読み方の進化を反映させた」と説明。「様々な情報を対比させ、批判的な目で見て、見極める能力が必要になっている」と指摘しました。-朝日新聞-
 

理数の学力が伸びた一方で、TIMSSやPISAのアンケートでは、「科学の話題について学んでいる時は、たいてい楽しい」「科学についての本を読むのが好きだ」「理科が自分の将来にとって重要と考えているか」「理科は得意だ」「数学は得意だ」と感じている生徒の割合が以前より上がったものの、意欲面ではまだ国際平均を下回っているとのこと。森本教授は、生徒の探求心の向上などに関する研修に参加した教師の割合が国際平均を大きく下回っている点に注目。「教師が教科書の解説にとどまり、生徒に学ぶ楽しさを教える授業ができていない可能性がある」と指摘しています。

元旦の日経新聞では、「当たり前と考えていた常識が崩れ去る。速まる一方の技術の進歩やグローバリゼーションの奔流が、過去の経験則を猛スピードで書き換えているからだ。昨日までの延長線上にない『断絶(Disruption)』の時代が私たちに迫っている」「AIなどの『第4次産業革命』が迫り、人口減の衝撃も様々な断絶を生む。私たちはそんな時代に生きているのだ」と論じています。

このような状況下で、世界がより複雑で不安定になり、多様化が進むと予想される2030年に向けて、子どもたちに求められる『知識・スキル・行動』を特定・再定義し、それらの素質や能力を育むために必要な教育についての長期的な議論を促進すること等を目的としている “Education 2030”と題するプロジェクトをOECDは、日本を含め全加盟国に参加を呼びかけています。

前出のシュライヒャー局長は、2030年に求められる能力として、(1)グローバル化し複雑化する社会において、多様な協力関係を結びそれらを管理する能力(2)問題の細かな要素を結びつけ価値を生み出す能力(3)情報を整理する能力(4)専門家としての深い知識と、ゼネラリストとしての知識の幅広さをあわせ持つことなどを挙げています。また、忍耐力や自信のある生徒ほど数学の成績が良いというデータを示し、「認知能力以上に重要な要素として、社会的スキルや感情的スキルがある」と述べています。そのうえで、これらを総合した21世紀型の教育カリキュラムとして(1)知識(伝統的な数学・言語などの教科、現代的な知識としてのロボット工学・起業など)(2)スキル(創造性、批判的思考能力、コミュニケーション能力、協働等)(3)人格形成(好奇心、勇気、立ち直る力、倫理観、リーダーシップ等)の3要素を網羅した枠組みづくりが必要であると強調します。

新しい時代の教育に向けての小さな実験場としての当アカデミーとNPO法人科学技術教育ネットワークでは、科学技術教育の分野で、Education2030が目指す教育を実践すべく、スタッフ一同全力で邁進していきたく存じます。ご期待ください。

本年もよろしくお願いいたします。

トゥルース・アカデミー 代表 中島晃芳
 
 
 


トゥルース・アカデミー ブロック・サイエンス
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トゥルース・アカデミー リトル・ダヴィンチ理数教室

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トゥルース・アカデミー ロボット・サイエンス

2015年1月20日火曜日

2015年1月

ロボカップジュニア2015関東ブロック大会結果報告
-課題見えてきた!ジャパンオープンに向け対策続行!!-
 
 
12/21(日)東京・町田の玉川学園で、関東ブロック大会が開かれました。当アカデミーからはダンス1チーム、サッカー4チーム、レスキュー6チームの計26名が出場し、下表の結果となりました。
 

サッカーチャレンジでは、いずれのチームも予選を高順位で通過。このまま行けば全チーム入賞と期待していましたが、決勝ではマシントラブルで敗退するチームもあり、優勝カップは手にできませんでした。課題は、試合経験不足。何度もトラブルに見舞われ、その都度調整する経験を積み重ねていくことで、何が起こるか分からない大会で本領発揮できます。ジャパンに向け、仲間と練習試合を強化していきましょう。
 

レスキューチャレンジは昨年に続き、ジャパンオープンレベルの激戦。サッカー同様、トラブル対策と調整力で経験あるチームが上位となりました。


今年唯一のトゥルースのダンスチーム「MFM」は、圧倒的なロボット装飾の出来栄えと、高いレベルへのチャレンジを評価され見事優勝。ただ、パフォーマンスでは本来達成したい演技の一部しか成功できませんでした。本番で100%失敗しない演技に向け、リハーサルを重ねることが課題です。
 
 
ジャパンパンオープンは3/26~28に尼崎で開催されます予定。推薦チームも、大会詳細もまだ未発表ですが全チーム希望を持って、備えてほしいと思います。


■関東ブロック大会結果
サッカーチャレンジ
ライト
セカンダリ
優勝TRCP (神西)
準優勝EXTREME (神西)
3位Gcraud Nano (東東京)
オープン
優勝Gcraud (東東京)
準優勝Gcraud Pro (東東京)
3位MSM (神西)
レスキューチャレンジ
A
プライマリ
優勝TGB22 (千葉)
準優勝ZERO零 (東東京)
3位Ein (東東京)
A
セカンダリ
優勝Amalgam (東東京)
準優勝neos (東東京)
3位ROK (東東京)
B
優勝花鳥風月 (東東京)
準優勝Atlantis (神西)
3位Sunrise '15  (東東京)
ダンスチャレンジ 
プライマリ
優勝MFM (東東京)
準優勝梅狩り行こうぜ!(茨城)
3位人類の進化 (神西)
セカンダリ
優勝ロボライブ (神西)
準優勝Installation (千葉)
ベストプレゼンテーション賞
サッカーライト(セカ)TRCP(神西)
サッカーオープンAltessimo (茨城)
レスキューA(プラ)TGB22 (千葉)
レスキューA(セカ)ROK (東東京)
レスキューBSunrise '15  (東東京)
ダンス(プラ)MFM (東東京)
ダンス(セカ)ロボライブ (神西)
赤字はTruth在籍生。青字はTruthOB生。



トゥルース・アカデミー ロボット・サイエンス



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FLL(ファーストレゴリーグ)東日本第2ブロック大会
-善戦も全国出場ならず!悔しさは未来につなげよう!-

 


 
去る12月21日(日)東京工業大学大岡山キャンパスでFLL東日本第2ブロック大会が開かれ、ロボット教室Truthからは各校ベーシックⅡクラスで編成された、T2MI(飯田橋校)、The Cloud(日吉校)、NERIMAX(練馬校)の3チームが参加しました。
 
今年のFLLテーマは「World Class」。ロボット競技の他に、学習について調査し、問題点を発見し、解決策を考えて発表する「プロジェクト・プレゼンテーション」(5分)、自分たちのロボットを紹介する「ロボット・デザイン・プレゼンテーション」(5分)、チームの活動を紹介する「コアバリュー・プレゼンテーション」(10分)があります。ロボットの競技も3回、フィールドを使っての練習も3回あり、分刻みのスケジュールで参加者たちは動かなければならないので、大変忙しい一日になりました。
 
 
プレゼンテーションはパワーポイントを使い、各チームがいろいろと工夫したようです。ただ、まだロボットコンテストの経験の浅いメンバー達。審査員の前で行うプレゼンテーションに、かなり緊張気味。しかし、審査員の先生方の優しい眼差しに励まされ、何とか自分達の主張を披露できたようです。競技でも緊張のためか、練習ではいつもうまくいっていたミッションがクリアできずに慌ててしまった場面も多々あったようですが、回を重ねるごとに緊張も解け、課題を調整して次第にスコアもアップすることができました。 
 
 
FLL東日本第2ブロック大会のエントリーチーム数は60チーム。内26チームが来年行われるFLL全国大会に出場出来ることになりました。強豪がひしめきあう中、445点をマークしたチーム「FIRST FUJISAN 」が優勝(2連覇)。ロボット教室Truthのチームは自己ベストのスコアを出すなど善戦しましたが、惜しくも全国大会への切符を手にすることは出来ませんでした。今回挑戦したのはロボットの学習を始めてまだ日の浅い子たちばかりですが、大会を大いに楽しみ、他チームのロボット・プレゼンテーションから多くのことを学んだようです。この経験と学習を活かし、来年度はロボカップジュニアに挑戦する予定です。

 
 

トゥルース・アカデミー ロボット・サイエンス
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COCO塾ジュニア
-ALL ENGLISH X’masパーティー2014 報告-
 
 
COCO塾ジュニア日吉本町教室(トゥルース・アカデミー日吉校内)、桜台教室(トゥルース・アカデミー練馬校内)では、12月にALL ENGLISH X’masパーティーを開催しました。講師からの英語での問いかけに最初は緊張していた子ども達も、絵合わせゲームで盛り上がるうちに、自然と英語で答えることができていました。歌やダンス、クリスマスリース作りなどを通じて楽しく英語に触れた60分間でした。
 

 
 
COCO塾ジュニア
-入会金無料!COCOくるキャンペーン実施中!-
 
COCO塾ジュニアでは、1月5日~3月10日まで「COCOくるキャンペーン」を実施中です。COCO塾ジュニアの新年度は3月からスタートします。是非、この機会にお子様の可能性を広げてみませんか?
<COCOくるキャンペーン概要>
対象:1月5日(月)~3月10日(火)までに入会お申込みをされた方
特典①:「入会特典」入会金無料
特典②:「のりかえ特典」初年度テキスト代無料
     *2014年4月以降に他の英語スクールで受講経験のある方
 

トゥルース・アカデミー COCO塾ジュニア
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COCOくるキャンペーン
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新年度開講準備コース
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トゥルースの視線【94回】
 
2015新年のご挨拶
- 大学入試改革と『21世紀型スキル』 ―


新年あけましておめでとうございます。

東京は、大晦日の暖かさとは打って変わり、雪がハラハラと舞い底冷えする元旦を迎えました。寒々とした冬空を見上げると入試を思い出します。かつて進学塾として多くの受験生を送り出した日々、数十年前自分が受験生だった頃を。昨年末、大学入試改革がマスコミに取り上げられました。

 大学入試改革は、2013年6月政府の教育再生実行会議(座長=鎌田薫・早稲田大学総長)で議論が始まりました。13年10月の安倍首相への提言には、従来のセンター試験を廃止し、高校在学中に基本的な学力を測る「基礎レベル」と、センター試験の後継となる「発展レベル」を一体運営して、「能力・意欲・適性を多面的、総合的に評価する大学入学者選抜制度」を目指すことが盛り込まれました。

 そして昨年12月22日、中央教育審議会は下村博文文部科学相に、今の小学6年が高校3年になる2020年度実施分から大学入試センター試験を新しくするなどの大学入試改革案を答申。センター試験の後継である「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」は、暗記した知識の量ではなく、思考や判断など知識の活用力を問うものにする。特徴的なのは、「合教科・科目型」「総合型」と呼ばれる国語や数学など教科ごとの枠にとらわれない問題を導入することです。(12/22朝日新聞)また、昨年10月24日に、各大学の個別試験については、筆記試験の点数ではなく、志望理由書や面接、プレゼンテーション能力、集団討論、部活動の実績、資格試験の成績などを組みあわせて選抜するよう提言しています。(10/25朝日新聞)

やっと、日本の大学入試も世界が求める学力、すなわち、OECDが行っている国際的な学習到達度に関する調査 ― PISA(Programme for International Student Assessment)が目標として掲げている学力(PISA型学力)に対応する変革を行う機運がやっと出てきたようです。PISAで言う「リテラシー」(知識や情報の活用力)や「CCC:Cross-Curricular Competencies」(問題解決力、批判的思考、コミュニケーション能力、忍耐、自信といった教科の枠を横断した能力)が前面に出るようになりました。大学入試が変わらない限り、初等・中等教育も大きな変革ができないことを考えると、方向性としてはとても歓迎すべきことではないでしょうか?


昨年12月3〜4日シンガポールで、「Bett Asia Leadership Summit 2014」という、アジア・環太平洋地域の教育のリーダーが一堂に会した国際会議が開催され、これに参加してきました。Bettは毎年1月ロンドンで行われる世界最大の教育イベントで、そのアジア版が初めてシンガポールで開催されたのです。ここで、各国の代表による様々な教育の提言、実践報告、討論、ワークショップが行われました。その中で一番目立った議題は、「テクノロジーを教育でどのように活かすか?」「テクノロジーによってどのような教育が可能なのか?」「テクノロジーを使うことによって、どのような教育が求められるのか?」 ― 要するに、『テクノロジーが教育をいかに変革しうるか?』でした。これは、教育がテクノロジーについていくことだけはなく、『新しい教育を創出するためのツールとしてテクノロジーを有効に活用するにはどうしたらいいか?』というものです。

では、新しい教育とは、何を目指しているのでしょうか?

― それは、最近日本の教育界でも盛んに言われていますが、『21世紀型スキル』がキーワードです。Bett Asia2014でも21世紀型スキルとは何か? 達成するにはどのような方法が考えられるか?様々な意見が出されました。
 

なぜ、新しい教育が必要とされるのでしょう? ―

「今の子供たちが大人になった時には、現在とは全く異なった職場となり、全く異なった仕事をしているだろう」と、PISAを立ち上げたアンドレアス・シュライヒャーOECD 事務総長教育政策特別顧問は述べています。20世紀の工業化社会とコンピューターやインターネットが中心となった現代の情報化社会とは、知識の在り方そのものが変質しています。工業化社会では体系的な知識が有効でしたが、情報化社会においては知識がすぐに陳腐化してしまいます。このような知識観の変化の中で、『教育(Education)から学習(Learning)への変容』が求められているのです。シュライヒャーは、「知識はグーグルの中にある。知識を使って何ができるかが、これからは重要だ」と述べています。要するに、『21世紀型スキルは、PISA型学力を達成するためにテクノロジーを活用するための能力』と言っても過言ではないかもしれません。

当アカデミーは15年に渡って、「社会的構成主義」という、PISA型学力を実現する教育の模範であるフィンランドが採用している教育理論に立脚した、STEM教育(Science, Technology, Engineering, and Mathematics)を展開しています。Bett Asia2014に参加して、私共が歩んできた道は決して間違っていなかったことを確信しました。ロボットやScracth、データロギングを始めとするプログラミングなど、時代を先駆けて取り組んでまいりましたが、日本でも最近やっとその重要性が認識され、一般に認知されるようになりました。今年はさらにこの路線を強化し、教育のフロンティアとして、時代を先取りした、世界に通用する教育を提供していきたく存じます。

本年もよろしくお願い致します。

あらゆるものがかつては想像できないほど進歩している。でも、まったく変わってないものがある。教育だ。
ビクトリア時代の教師が、21世紀の教室に入ってきても、さほど違和感は抱かないだろう。ほかのジャンルではあり得ないことだ。このモデルは近い将来、滅びるだろう。テクノロジーは教育に深い変化をもたらしている。

-イギリス教育相マイケル・ゴーヴ(Michael Gove)―

 
【参考】フィンランド社会における教育と学習
 ― 21 世紀におけるICT とソーシャル・ラーニング ―
松下慶太・実践女子大学人間社会学部准教授
 
 
 
トゥルース・アカデミー代表 中島 晃芳
 
 
トゥルース・アカデミー ブロック・サイエンス
トゥルース・アカデミー リトル・ダヴィンチ理数教室
トゥルース・アカデミー ロボット・サイエンス
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