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2014年10月25日土曜日

2014年10月

 
FLL(ファーストレゴリーグ)2014活動開始!!
テーマは「World Class」
-「学び」をテーマに革新的なアイデアを!-
 
 
日本では2004年から開催されている、米NPO法人FIRSTとLEGO社による国際的なロボットコンテスト「FLL2014」(http://firstjapan.jp/)の登録が始まりました。
 
当アカデミー全校のロボット・ベーシックⅡ13名3チーム=下表=が、12月21日(日)東京工業大学大岡山キャンパスで開催される「東日本第2ブロック大会」に向け、活動中です。

FLLには「ロボット競技」と「プレゼンテーション競技」があります。
 

今年のテーマは『World Class』。日本語訳ルールを見ても、なかなか難解なテーマですが、各チームとも身近な「学び」の調査から始め、大会までには画期的なアイデアが披露できるよう奮闘中です。

ロボット競技は、「検索エンジン」「スポーツ」等と名付けられた15種のミッションを、制限時間2分30秒以内に可能な限りクリアします。

ブロック大会で優秀な成績を収めると、来年2月15日(日)の全国大会に出場できます。

今年はFLLのブロック大会と、アドバンス以上の生徒が参加する「ロボカップ関東ブロック大会」と日程が重なってしまいました。両競技ともに、挑戦するトゥルースの子供達に熱いエールを送って下さい!
 

FLL2014Truth参加チーム
チーム名所属名前学年
T2MI (ティーツーエムアイ)
飯田橋校髙津 S小5
森山 S小4
泉 S小4
鴇田 I小5
The Cloud (ザ・クラウド)
日吉校西村 H小5
中村 R小5
赤城 S小6
岸本 R小6
櫻井 H小5
NERIMAX (ネリマックス)練馬校西澤 E中1
片山 S中1
牛山 Y小6
小沼 M小6


トゥルース・アカデミー ロボット・サイエンス
http://truth-academy.co.jp/rs/
 
 
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合格に必要な知識とコツを短期で習得!
-「英検対策コース」受講生募集!!
 
 
文部科学省後援の英語検定試験「英語技能検定(英検)」は、次回2015年1月25日(日)に一次試験が実施されます。同試験突破を目指した短期講座「英検対策コース」を、COCO塾ジュニア桜台教室(練馬校)、日吉本町教室(日吉校)で11月~1月期間中、全10~12回で開講します。

英検は小学生から社会人まで、年間230万人もの受検者数がいます。入試の優遇、大学の単位認定、留学時の語学力証明資格など幅広くメリットがあります。子供たちの学習意欲を刺激するきっかけとして、身近な学習目標をクリアすることで得られる自信として、英検受験と検討してみましょう!

わかりやすい教材と、豊富な演習問題で、文法・語彙・リスニング・リーディング力を短期で高めます!バイリンガルで、スキルの高いトゥルースのCOCO塾講師と一緒に、チャレンジしませんか?
 
 
【英検対策コース 受講生募集開始】
 
◆開講期間11月12日(水)~1月22日(木)
上記期間内に指定された、全10 ~ 12回の短期集中コースになります。
◆開講教室: 桜台教室、日吉本町教室

◆対象: 小学1年生以上

◆定員: 3~8名

◆コース( 料金 ※教材費・消費税込) :
・3級(43,941 円) ・4級(28,625 円) ・5級(27,545 円) の3コース 

◆申込締切日: 11月8日(土)
 
*詳しい内容およびお申し込みは、以下のホームページをご覧ください。
http://truth-academy.co.jp/coco-eiken/



COCO塾ジュニア 桜台教室・日吉本町教室

 
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「ロボットの鉄人2014」報告
-34名が熱中した2泊3日!未来の「鉄人」目指して!!-
 
 
東京・代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターで、『ロボットの鉄人2014』を行いました。
 
この夏「デング熱」でニュースとなった代々木公園と接している会場だったため、施設内の立入禁止区域も多く、蚊取線香と虫よけスプレーなど多数用意され、厳重な警戒態勢の中で行われました。幸い、被害にあった参加者も無く、施設内も多数の利用者で盛り上がっており、参加者も緊張することなく例年と変わりなく無事終了となりました。
 

今年も公益事業法人JKAによる競輪公益資金の補助事業RING! RING! プロジェクトの『新世紀未来創造プロジェクト』補助金助成事業として開催。サッカーコース8名、レスキューコース18名、初級者対象のベーシックコース8名の小学5年~高校生の計34名が参加しました。世界大会やジャパンオープンの出場経験が多いロボカップジュニアOBである大学生や大学院生、社会人を「鉄人」としています。今年は計8名が指導に駆けつけてくれました。その中には、昨年は参加者だった鉄人もいます。

 


この合宿の経験と得た技術を、11月から始まる「ロボカップ2015」で存分に生かし、次は自分が鉄人になって戻って来てくれる参加者が現れてくれるのを楽しみにしています。頑張れ!未来の鉄人たち!!


トゥルース・アカデミー ロボット・サイエンス
  
 
 
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リトル・ダヴィンチ 10月のジュニア科学
-電子ブロック「キッズ・インベンター」で電子回路の学習-
 

 

今年度のジュニアⅠ・Ⅱの科学では、アメリカのハンズオン理数カリキュラムGEMS(ジェムズ)を基に『電気回路―創意あふれる物理科学のアクティビティ』を行っています。

 
今月より、海外でも広く使われている、アメリカ生まれの学習用電子ブロック「キッズ・インベンター」をこの授業に取り入れます。ブロックをスナップオンするだけで手軽に回路を組むことができます。様々な電子部品を使って、創意あふれる実験を行っていきます。
 
まず10月は、スライド・スイッチやキースイッチ、磁気センサーや光センサーなどのスイッチの学習、これまで学んだ直列回路と並列回路にスイッチを組み込んで、いろいろな電子回路制御の基本について研究します。未来の科学者を目指して、楽しく学んでいきましょう。


トゥルース・アカデミー リトル・ダヴィンチ理数教室


 
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トゥルースの視線【91回】 
 
NESTモンゴル高専支援プロジェクト(1)
-モンゴルに日本の高専を創る-


2001498()、眼下に広がる草木もまばらな荒野の起伏を見下ろしながらモンゴルの上空を飛び、ウランバートルのチンギスハーン国際空港に到着したのは、午後7時過ぎ(日本時間午後8)。まだ夕暮れには時間が早いのか、明るい空が大きく広がっていました。NPO法人科学技術教育ネットワーク(以下、NEST)の理事長である中西佑二・産技高専名誉教授、理事の黒木啓之・産技高専准教授、モンゴル工業技術大学(IET)理事のセルゲイン氏たちが、私たち一行3名―NEST理事の富永一利・産技高専教授、事務局長の池田(Truth Academy統括マネージャー)、私―を迎えてくれました。セルゲイン氏はその後帰国の途に就くまで終始私たちの面倒を看てくれました。

今回モンゴルを訪問した目的は、モンゴル高専の学生にロボットの授業を行い、今後の学習のためにLEGO Mindstorms RCXを寄贈することにありました。モンゴル高専は設立したばかりで、91日に第1期生の入学式を迎えたばかりです。中西理事長は、「一般社団法人モンゴルに日本式高専を創る支援の会」代表代行理事も務め、昨年10月から西山明彦・産技高専名誉教授と共にウランバートルに在住し、現在もモンゴル高専開校の準備をしていらっしゃいます。国内からもNEST理事である井上徹・産技高専教授もバックアップし、モンゴル初の高専で初めての入学生を迎えることができたとのことです。学校名も「モンゴル・コウセン」と日本語がそのまま付けられています。


モンゴルは1911年中国清国から独立し、独立の後ろ盾となっていた帝政ロシアがソ連になってからは社会主義国家として親ソ路線を続けていましたが、ペレストロイカの影響下、1992年に民主主義国家に転身し現在に至っています。ロシアと中国に挟まれているという地理的な理由から、その歴史は両大国に大きく左右され翻弄されてきたようです。現在も内モンゴルは中国の自治区となっています(人口は漢民族移入のため80%が漢民族)モンゴルの基幹産業は、畜産業を中心とした農牧林業、モリブデン、銅、金を中心とした鉱業です。鉱物資源が豊富にあり、石炭や石油(推定埋蔵量5000万バレル )も外国投資家の注目を集めているようです。そのため、バブル景気に沸き建築・不動産ラッシュだそうです。

相撲では身近に感じるようになったものの、モンゴルと言えば広大な草原を馬で駆け巡っているくらいのイメージしかなかったのですが、ウランバートルは大都会です。しかし、道路は荒れて凸凹なところも多く、4泊滞在したホテルのシャワーもお湯が出たのは、1日だけという有り様。大渋滞を起こしている自動車のほとんどは日本製の中古車。大きな橋は中国や日本が作ってくれたとのこと。巨大な壺のような2基の工場は、お湯を沸かし、市内に張り巡らされたパイプでスチームを送っているそうです。社会資本の整備がとても立ち遅れているのを痛切に感じます。石油の採掘も海外資本に任せ、90%は国外に持ち出され、10%程度しか国内に残らない。それでも、「技術」を持っていないから、採掘してもらわないよりもずっといいのです。

ンゴルが国として成長し続け、現在格差の大きい社会を改善し国民全体を豊かにしていくには、技術力を向上させること、技術を持った人材を育成することは、必要不可欠であることは言うまでもありません。日本の高専には過去に多くのモンゴルの青年が留学しています。さらに、現在の文部科学大臣ガントゥムル氏も日本の高専留学生だったことから、モンゴルに日本の高専を創るプロジェクトが始まったのです。実践的技術者養成システムとして国際的に評価の高い日本の高専は、ものをつくることができる人材を必要としているモンゴルにとって実に有益と判断したとのことです。

帰国後の915日に、新たに2校の高専が入学式を迎えたそうです。
 
 
トゥルース・アカデミー代表 中島晃芳
 


トゥルースの視線ブログ
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