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2018年4月20日金曜日

ロボカップジャパンオープン2018

2018和歌山大会報告
惜しくもカナダ世界大会出場逃す ARCoはW受賞!



 3/31(土)・4/1(日)和歌山ビッグホエールにて、ロボカップジュニア・ジャパンオープン2018和歌山大会が開かれました。世界大会出場を目指すワールドリーグ6種目145チーム、ジャパンオープンを頂点とする日本リーグ3種目60チームが参加。当アカデミーの6チームは、科学技術教育ネットワークの他団体と合わせて12チーム、ご家族含め最大60名を超える大遠征団で現地入りしました。

例年は3日間開催ですが、今年は会場の都合で2日間に。3/30(金)は受付とプレ車検がありましたが、フィールドもなく調整できませんでした。

 サッカーは予選をスイス方式で行い、上位8チームで決勝トーナメントを実施。初出場「黒澤大神」は2日目芳しくなく予選敗退。「HeavyWeather」は、1台が不調ながらも決勝進出。決勝初戦で強豪とあたり結果5位。


 レスキューは2日間で3回の競技を行い合計点で順位を決めます。Maze「Meteor」は最終競技でスイッチが壊れてロボットが動かず。Line「ARCo」「function()」は、調整時間不足で1日目の2競技がうまくいかず、2日目に挽回。しかし、1日目の成績が響き、3位・4位。



 「ARCo」は優秀プレゼンテーション賞も受賞しました。OnStage日本リーグ「マーチングロボッツ」は、パフォーマンス本番で全てを成功できず5位、BESTインタビュー賞受賞。

モントリオール世界大会出場枠は、現時点で未定ですが各種目1~2チーム。残念ながら出場を決めることはできませんでした。



ロボット・マスター
http://truth-academy.co.jp/rm/

トゥルースの視線【第128回】

ここが違う!TruthのSTEM教育①
―社会的構成主義を実現する独自カリキュラムと指導―


 2020年から小学校でプログラミングが必修になることを受け、雨後の筍のように同種の教室が増えてきています。そのような状況の中、2000年からSTEM教育(科学・技術・工学・数学教育)を実践している当アカデミーが依然として他の教室と一線を画す特長はたくさんあります。

 その中で最も重要なのは、「社会的構成主義」という教育理論を実現している点です。現在世界の子供たちが求められている学力は、OECDが実施する国際的な学習到達度調査PISA=ProgrammeforInternationalStudentAssessment)が求める学力、いわゆる「PISA型学力」であることは周知の事実となっています。その育成に最も有効とされる教育が、PISAにおいて学力世界一を誇ったフィンランドの教育です。そして、フィンランド教育を世界一に導いたのが「社会的構成主義」と言わます。一言で言うと、「知識は固定的に教え込まれるべきものではなく、他者との協働の中で構成されていくと考える教育哲学」です。

 砕いてお話すると、「構成主義」とは、教師が一方的に知識を与えるのではなく、「学習者としての子供たちが自らの活動を通して自分自身で知識を構築し獲得できるようなものでなければならない」とする考え方です。これに「LeaningbyMaking(作ることで学ぶ)」という主張を加えたのが、マサチューセッツ工科大学メディアラボの創設者の一人、人工知能の研究者としても広く知られるシーモア・パパートが唱える教育理論「コンストラクショニズム」。パパートは、「デバグの効用」や「推論・実験・検証という正しい学びのサイクル」を唱え、プログラミング教育・ロボット教育の元祖であり、プログラミングソフトScratchの源やLEGOMindstorms®のアイデアを生み出しました。「社会的構成主義」とは、これを分断された個人が行うのではなく「他者との関わりで学ぶ」、すなわち、他の学習者と意見を交換したり刺激し合ったりしながら、その協働の中で知恵や知識を高め、自らの力で目標を達成させる、という考え方なのです。ここでは、教育者の役割はteacher(ティーチャー)やinstructor(インストラクター)として知識を与えることではなく、facilitator(ファシリテーター・促進者)やmentor(メンター・良き助言者)として学習者たちの活動を目標に向かって正しく進めるように導くことになります。

 「21世紀型スキル」を育成するには、プログラミング教育やロボット教育は不可欠です。しかし、ICTスキルの育成にだけ軸足を置いては、単なる教科の学習と何ら変わりはありません。創造力・イノベーション・批判的思考・問題解決・意思決定・学びの学習・メタ認知(認知プロセスに関する知識)・コミュニケーション・コラボレーション(チームワーク)・地域と国際社会での市民性等を含む「21世型スキル」やPISA型学力をも育成するには、「社会的構成主義」が避けては通れないと確信しています。そのため、既存のカリキュラムでは実現できないので、パイオニアとして、全カリキュラムと授業案、ワークシートをオリジナルで作成し、他にない指導を十数年にわたって実践し続けているのです。

 お蔭様で、Truthの授業を見学したり指導者養成講座を受講したりした学校の先生や教育関係者からは、「理論と実践が完璧に一致している」と評価をいただいています。また、教室での活動を拡大して行うNPO法人科学技術教育ネットワーク(略称NEST)では、ICTを活用した教育実践事例のコンテスト「ICT夢コンテスト」でも、「ICTを活用して社会的構成主義を実現する活動」として認められ、3年連続CEC奨励賞を受賞しています。

 Truthには、21世紀に求められる新しい教育があります。

トゥルース・アカデミー代表中島晃芳

トゥルース・アカデミー
http://truth-academy.co.jp/


ロボット・ベーシックⅠ 卒業チャレンジ

2018合同競技会結果報告
必要なのは、調整力!チームワーク!あきらめない気持ち!


 3/21(水祝)国立オリンピック記念青少年総合センターで、ロボット・サイエンス1年目ベーシックⅠの1年間のまとめとして、全校合同「卒業チャレンジ」の競技会を開催。3校の在籍生8チーム、16名が参加。今年初の競技内容で、米国発の国際的なロボコン「RoboRAVE(ロボレーブ)」をアレンジしたオリジナルルールで行いました(=Truth通信先月号参照)。

 当アカデミーは、ロボット学習1年目からロボコンに積極的に挑戦するカリキュラムです。その理由は、授業でプログラミングスキルを知ることが重要ではなく、そのスキルを生かす時間こそが“学び”であり、子供たちに必要な成長と考えるからです。他教科同様、プログラムも、教えれば理解し、知識を得ることはできますが、大切なのは、「その知識の引き出しをどう開けて、どう使うか?」。ロボコンは、まさにそれが体現できる機会なのです。

 競技開始までに、会場の環境に合わせて自分のロボットとプログラムを調整します。チームの仲間と打ち合わせて、戦略を練ります。入念に準備したつもりでも、本番でトラブルは起きます。その時、あきらめずに取り組み続ければ、自然と良い結果につながり成功体験となります。学齢や精神面で幼いと、この体験につながり難いため、「基礎をしっかり理解して経験を重ねること」を保護者の皆様には理解していただいております。競技中のお子様の様子を見て、やきもきする保護者の方も多かったと思いますが、今後とも共に同じ目線で、子どもたちの成長を見守っていけるよう、ご協力お願いいたします。


ロボットサイエンス
http://truth-academy.co.jp/rs/


2018年度第1回算数・数学思考力検定

2018年度第1回算数・数学思考力検定実施!
6/30(土)練馬校、7/1(日)飯田橋校

 算数・数学思考力検定は、「算数オリンピック」との共同開発によって「iML国際算数・数学思考力検定」として発足。物事を論理的に考え解決することや新しいものを発見したり創造することが大切になっている今、さまざまな角度から、子どもたちの考える力を探り、思考力を育むために役立つ能力検定試験です。

 リトル・ダヴィンチ理数教室では、算数・数学思考力検定の準拠教材「算数ラボ」を副教材として使用しています。ジュニアⅠ(小1)…10級、ジュニアⅡ(小2)…9級、ジュニアⅢ(小3)…8級取得を目安に取り組んでいます。試験結果は得意不得意分野が明確に分かるように示されますので、今の自分の実力を知り、今後の学習指針を立てる上でとても有効な試験です。是非挑戦して下さい!


リトル・ダヴィンチ理数教室

COCO塾ジュニア

春の入会キャンペーン間もなく終了
コミュニケーション力高める英語を!


 
COCO塾ジュニアでは、「コミュニカティブ・ランゲージ・ティーチング」という外国語教育のための手法を取り入れています。英語の基本的なルールを学ぶだけでなく、学んだ英語を使い、様々な場面においてどうコミュニケーション能力を高めるかを練習していく授業です。ゲーム感覚で対話の練習をするので、楽しみながら英語表現を身につけることができます。これからは英語を使って自分の意思を伝える力が必要となります。


COCO塾ジュニア 練馬駅前教室