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2014年3月27日木曜日

2014年3月

ICTを活用した全国教育実践事例コンテスト
-「ロボットの鉄人」でNESTが3年連続『CEC奨励賞』受賞!-
 
 
NPO法人科学技術教育ネットワーク(NEST)が、2011年「サイエンス・キャンプ2011」、2012年「完全自律型ロボットコンテスト『NESTロボコン2012』-学年を超えて、世代を超えて、みんなで創るロボットコンテスト」に続き、「ロボットコンテストで世界の頂点を目指す『ロボットの鉄人』合宿-ロボットを教材とした社会的構成主義に基づく科学技術教育実践」で、ICT夢コンテストCEC奨励賞を3年連続受賞しました。
 
 去る2月28日(金)・3月1日(土)に、CEC成果発表会・平成25年度「教育の情報化」推進フォーラム(来場者数2日間延べ1,550名)において、表彰式と成果発表会が行われました。法人理事である当アカデミー代表の中島が全国から集まる学校の先生方に、ロボカップジュニアの紹介と『ロボットの鉄人』合宿の様子、社会的構成主義の教育的意義を中心にプレゼンテーションを行いました。ロボカップジュニアの世界大会映像はかなりのインパクトを与えたようで、多くの方々に興味を持っていただけたようです。
 
 ICT科学技術教育のパイオニアとして、当アカデミーの授業、NESTの活動をさらに先進的な意義あるものにし、学校教育に影響を与えられるよう、努力を続けたいと存じます。

 
 
■ICT夢コンテスト 平成25年度表彰実践事例
 ■「ロボットの鉄人」レジュメ
 
 
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5月から本格始動の「ロボット・マスター講座」1日体験イベント
-受講料無料!電子工作ロボットでサッカーに挑戦!-

 
自律型ロボット製作の上級を目指す、トゥルース・アカデミーの「ロボットマスター・オープン講座」2014年度授業が、5月から本格始動します。

電子工作による自作サッカーロボットを作りたい、ロボットレスキューを極めたい、C言語を学びたい、Arduinoを使ってみたい…など、さらにロボット開発の技術を発展させたい人の希望を実現するための講座です。講師はロボカップジュニアOBたち。

高専、工業系大学、理工学部を目指す諸君にとって、学習目標をつくる最適な環境であり、志を共にする仲間に出会える貴重な場でもあります。

5月の講座始動に先駆け、『ロボットマスター1日体験講座』を開催!電子工作ロボットでサッカー競技経験をしながら、どんなロボット開発をしたいか、興味のある研究内容について、講師や先輩たちと相談する場にもしたいと思っています。科学技術やプログラミングに興味のある中学生、高校生の諸君、ロボット開発の第一歩を踏み出そう!


「電子工作ロボットでサッカーに挑戦!」開催概要

■日時:2014年4月13日(日)午後1:00~5:00

■場所:トゥルース・アカデミー飯田橋校
    http://truth-academy.co.jp/company08/access.htm

■対象:中学生・高校生

■教材:自律型ロボット製作キット TJ3B(ダイセン社製)
※教材は当日貸し出します。持ち帰りはできません。

■内容: プログラミングソフト「C-Style」を使用してプログラミングを学習し、学習の成果としてロボットサッカーの試合に挑戦します。
※ C-Styleはアイコンを並べてプログラミングしますが、C言語をベースにしているため、C言語の学習入門には最適なソフトです。

■受講料:無料


 
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ロボカップジュニア日本大会推薦チーム発表
-全10チーム、32人が出場決定!-
 
 
ロボカップジュニア・ジャパンは、先月末にNPO法人ロボカップ日本委員会から独立して一般社団法人になりました。今後、大人のリーグ(シニア)とジュニアとは別々に競技を行うことになります。今回は、法人として初めて運営する大会となり、日本各地でロボカップジュニアを運営しているボランティアたちが手作りで行う大会となります。そのため、開催会場も大阪から尼崎に変更され最終的には埼玉大学に決まる、というような混乱もしばしばあり、準備にも手間取っています。大小23ブロックの意見を統一する難しさを感じております。参加チーム数の格差や運営の仕方の違いなどが浮き彫りとなった大会でもあります。
 
当アカデミー代表の中島も法人理事に就任しましたので、2004年に関東ブロックを立ち上げた時の初心―「公平公正な運営・教育的観点に重きを置く運営」という信念を持って、少しでも日本大会の正しい運営に役に立つことができればと思っております。
 
このような状況下ではありますが、日本大会に出場が決まったチームの皆には思う存分これまでの学習の成果を発揮し、同じ活動を行っている全国の仲間との交流を通じて多くのことを学んでもらいたいと切に願っております。また、今年も埼玉大学という比較的近い場所で行われるので、現在ロボカップに取り組んでいる生徒やこれから取り組んでいく生徒もぜひ見学して、新しい技術やアイデアに接してほしいと思います。
 
応援よろしくお願い致します。
 
※今年は海外チームを招待しないので、「ジャパンオープン」ではなく「日本大会」という名称になります。
 
トゥルース・アカデミー出場チーム
サッカーBライトウェイト プライマリ
EXTREME関東ブロック大会優勝
WYVERN関東ブロック大会第3位
サッカーBライトウェイト セカンダリ
MIM関東ブロック大会優勝
chaser関東ブロック大会準優勝
Enurta関東ブロック大会第4位
サッカーBオープン
Gcroud関東ブロック大会優勝
TKB11関東ブロック大会準優勝
レスキューA プライマリ
Lightning関東ブロック大会優勝
レスキューBチャレンジ
Radius関東ブロック大会第4位
ダンスチャレンジ プライマリ
TOKYO・2020関東ブロック大会優勝
恐竜探検隊関東ブロック大会第4位
ダンスチャレンジ プライマリ
Show道関東ブロック大会準優勝

※青字はTruth-OB または講師チーム
 
 
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続・グローバル化時代の学力(2)

-プログラミング・スキル-



2012年度から学習指導要領が新しくなり、中学校の技術・家庭科の授業で「プログラムによる計測・制御」が必修になりました。文科省が公表している解説には下記のような記載があります。プログラムによる計測・制御について、次の事項を指導する。
ア)コンピュータを利用した計測・制御の基本的な仕組みを知ること。
イ)情報処理の手順を考え,簡単なプログラムが作成できること。
 
 昨年12月アメリカで行われた“Computer Science Education Week”で、オバマ大統領が行った『全ての人よ、プログラミングを!』という演説が話題になりました。「プログラミングを学ぶことは、みなさんの将来にとって重要なだけでなく、アメリカにとっても重要です。アメリカが最先端であるためには、プログラミングや技術をマスターする若手が必要不可欠です。新しいビデオゲームを買うのではなく、作ってください。最新のアプリをダウンロードするのではなく、設計してください。それらをただ遊ぶのではなく、プログラムしてください。誰もがプログラマーとして生まれたわけではなく、少しのハードワークと数学と科学を勉強していれば、プログラマーになることができます。あなたが、誰であっても、どこに住んでいてもコンピューターはあなたの将来において重要な役割を占めます。あなたがもし勉強を頑張れば、その未来は確かなものとなるでしょう」と。
 
 
 シーモア・パパートの下で98年に「レゴマインドストーム」を開発したミッチェル・レズニック(MITメディアラボ教授)は、03年に学習用プログラミング言語「スクラッチ」を発表しました。TEDカンファレンス『子どもにプログラミングを教えよう』で、彼はプログラミング学習の効果について次のように語っています。「子供たちは、スクラッチのプロジェクトを作りながらプログラミングを覚えていきますが、さらに重要なのはプログラムを書くことで学ぶということです。読み書きを学ぶことで他の多くのことを学ぶ可能性が開けます。同様に、プログラミングを学ぶことで他のいろいろなことを学ぶ機会が開けます。(中略)ビクターがこのプロジェクトに取り組みスクリプトを作っていたとき、彼はデザインのプロセスも学んでいました。ぼんやりしたアイディアから始めて、それを本格的な実際に機能するプロジェクトにする方法です。彼はデザインの核となるいろいろな概念を学んでいたのです。新しいアイディアをどうやって試すかとか、複雑なアイディアを単純な部分へと分割する方法や、他の人とどう協力していくかとか、期待したように動かないときにどうバグを見つけて直すかとか、物事がうまくいかない状況でいかに粘り強く方向性をもって前に進んでいくかなど、これはプログラミングに限らず重要なスキルです。いろいろな活動において重要なものです」
 
 
当アカデミーの「ロボット・サイエンス」のコースでは、オリジナルの自律型ロボットを製作するので、当然プログラミングの学習が中心になり、PDCAサイクルによるロボット開発を行います。ロボットコンテストに出場する時には必ずチームを組まなければなりませんので、活動を通して、コミュニケーション能力やチームワーク力、計画性やスケジュール管理、問題解決力、粘り強さを身につけていきます。それだけでなく、プレゼンテーションも要求されるので、プレゼンテーション力やデザイン力、表現力も必要になります。
 
「ブロック・サイエンス」のキッズ・クリエーターⅡ以上でも、製作物を自動制御するためにプログラミングを行っています。また、「リトル・ダヴィンチ理数教室」のダヴィンチ・ジュニアⅡでは、ミッチェル・レズニックが開発した「スクラッチ」を使って、図形を描くプログラミングを扱っています。どのコースでもプログラミングを組み入れていますので、在籍生の全員がプログラミングを学ぶことができます。
 
生まれたときからITやインターネットが当たり前にある今の子供たち=「デジタル・ネイティブ」の世代にとって、これからの時代を生きていくためには、プログラミング・スキルがますます必須となっていくことでしょう。また、プログラミングの学習を単なる目的に終わらすのではなく、「プログラミング学習を通して、何を学ぶべきか?」が問われる時代になっているのではないでしょうか?
 
 
 
トゥルース・アカデミー代表 中島 晃芳


 

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http://anchor-store.com/
 

2013年5月29日水曜日

2013年5月

ロボカップジャパンオープン2013東京 結果報告
-全7チームで、6月のオランダ世界大会へ!-

5月4日(土)~6日(月祝)、玉川大学・玉川学園キャンパスで「ロボカップジャパンオープン2013東京」が開かれました。今年はシニアチームも同会場で開催し、アジア各国からの参加も含め約300チームものロボカッパ―が東京に集結しました。

当アカデミーからは、全13チーム34人が参加(Truth-OBメンバーがいるチームが別途判明し、全14チーム?とも言えます)。会場が東京だったため、遠征ツアーは組まず、毎朝会場で集合してミーティングを行い、気持ちを一つにして挑みました。


サッカーチャレンジは、例年通りマシンのスピード向上が目立ちました。ライトウェイトのTruth4チームは全て決勝に進出。chaserとチーム心拓が決勝第1回戦で対決し、chaserが勝利、全体8位(プライマリ3位)という好成績をあげました。Aオープンでは、TKB11が準決勝でセンサーの調子が悪く、あと一歩で世界大会に届かず。惜しくも今年はサッカーで世界大会進出が果たせませんでした。でも、すぐに来年のことを考え、様々な情報を集めていた選手たちに感服しました。
来年からは、今年のBオープンのフィールドに全て統一され、オープンとライトの2区分になります。


レスキューAではコースが易しく初日から満点チーム続出。満点が必須条件となった闘いでした。ゴールまでのスピード勝負になるか、という予想も飛び交い、マシンの構造変更でスピードアップを図ったチームもあったようです。結果的に安定して満点を着実に取りに行ったチームが勝利。
プライマリneosはミスなく満点をとり優勝、セカンダリAmalgamζは被災者救出の着実さで準優勝できました。
レスキューBでは、優勝チームと圧倒的な差があったもののInertiaが準優勝。全体的にまだ、迷路攻略と被災者検出の着実な方法が確立しない中、レスキューA世界大会出場の経験を生かした結果と言えるでしょう。


ダンスチャレンジではパフォーマンスを2回行い、得点の高い方を採用するという昨年の世界大会方式で運営されました。Truthで今年は1チームだけダンスに出場したi-Weddingは、新しいチャレンジをするために有志で結成されたチームです。インタビューでは着実に得点を重ね、技術面をアピールできましたが、1回目のパフォーマンスでは調整が間に合わずにミス連発。2回目までに問題解決に挑み、ミスは多々あったものの演技を最後まで披露することができて見事、優勝できました。

NEST、産技高専のチームも一緒に、全7チーム22人でオランダ・アイントホーフェン世界大会へ6月下旬、向かいます。引き続き、応援お願いします!

◆ジャパンオープン2013東京  当アカデミーの結果一覧◆
 
サッカーチャレンジ
ライトウェイトchaser (菅原K・鈴木A)第8位
ライトウェイトチーム心拓
(宮崎J・久保寺M・ジョージM)
決勝トーナメント進出
ライトウェイト最強キッカーズ (鈴野N・大豆生田T)決勝トーナメント進出
ライトウェイトIceCreamSandwitchベスト16
オープンATKB11(川又T・内村K・城下M)第3位
オープンAHYS21(嶋本R・安永S)予選敗退
(2勝2敗)
オープンAGcraud  ※Truth-OB準優勝
レスキューチャレンジ
プライマリneos (鈴木Y・新美S・浜辺K)優勝
プライマリR3 (荒川T・植田Y)第3位
セカンダリAmalgamζ (小林A・川端Y)準優勝
セカンダリAIboT (角田W・天城K・飯島I)第4位
セカンダリT.A.R  (寺尾F・安倍S)第5位
セカンダリAmalgamφ (畝本R・駒場K)16位
セカンダリTeam TAKUMI13位
レスキューBInertia (清水S・持田S)準優勝
ダンスチャレンジ
プライマリi-Wedding (宮下M・飯山T・高橋R・戸井田K・末村E・石崎R)優勝
赤字=世界大会出場チーム ・ 青字=TruthOB、講師チーム


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NXTロボットを1日集中で研究!3会場で開催!
-自律型ロボット講座プログラミング入門 参加者募集-

NEST主催「自律型ロボット制作講座」を6・7月に東京・埼玉・多摩地区の3会場で開催します。

独立行政法人国立青少年教育推進機構「子どもゆめ基金助成活動」として実施。

基本的な動きの制御からセンサーを使ったプログラミングまで学べる、初級者向けの1日集中講座です。奮ってご参加ください!

■自律型ロボット講座プログラミング入門<開催概要>

【日程/場所】 1)東京地区:6/16(日)目黒中小企業センター
 2)埼玉地区:6/23(日)埼玉会館
 3)多摩地区:7/ 7(日)八王子学園都市センター
 ※いずれも同じ内容で実施します。

【時間】
 10:00~16:00(昼休憩含)※各会場共通

【対象】
 小学3年生~中学生 【定員】各会場20名
【申込】
 http://www.npo-nest.org/ よりお申込みください。

【参加費】
 5,250円 ※ロボットは持ち帰れません


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電子工作ロボット製作講座いよいよ開幕!
-世界大会を目指すサッカーロボット開発講座-


5月12日(日)より飯田橋校で2013年度『電子工作ロボット講座』が始まりました。
昨年世界大会出場チームを2チーム送り出した奥山先生に代わり、今年は世界大会3回出場、最高成績世界準優勝の経験を持つ鋤先先生が担当します。

ロボカップジャパンオープン2013東京で、当アカデミーのサッカーチームは全チームが予選リーグを突破し決勝リーグに進んだものの、2チームが最高順位3位(世界大会出場は各リーグ2位まで)という大変惜しい結果になりました。

その悔しさのせいか、初回の講座から熱気ある授業が展開中!

これまでLEGO Mindstorms(R)でロボットを作って来た生徒たちが初めて電子工作ロボット作りに挑戦する「EG基本講座」、電子工作2年目以上の生徒たちがさらに進化を目指す「RD発展講座」、共に初回から熱気のこもった授業になりました。

EG基本講座ではダイセン電子工業社製ロボットキット「e-Gadget-RB(R)を原型としてオリジナルロボットに変身させていきます。RD発展講座では、C言語でプログラムするARM基盤やArduino(アルドゥイーノ)基盤を使った新たな挑戦が始まりました。

これからでも参加は間に合います。ロボカップジュニアで活躍したいと願っている人たちの参加を待っています!

詳しくは以下のページをご覧ください。
http://www.truth-academy.co.jp/RSC08/RMO-Annai.htm



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「リケジョ(理系女子)」の時代到来?③
-なぜリケジョは少数派なのか?(その2)-


日本の理科教育現場において男女でどのような違いがあるのでしょうか?

小学校から中学1年までの理科実験で「実験で中心的役割をした」と答えた男子は39.9%、女子は20.5%というアンケート結果があります(2004年)。
また、中学2、3年生の理科の授業中の行動観察によると、男女混合グループの実験では男子が中心的役割を担い女子は補助的な役割を担っているが、女子だけのグループの場合には女子は積極的である(1997年)。生徒自らが課題を設定し実験を計画し遂行する理科における問題解決学習は、生徒の学習意欲を高める効果があるが、男子の場合は挑戦意欲の高まりが顕著なのに対し、女子はグループで協力し学び合うときに学習意欲が高まる (2006年)。

どうも男女では学ぶモチベーションの源が異なるようです。

では、日常生活での科学的関心や体験に違いがあるのでしょうか?

ノコギリやドライバーを使うなどの工学につながる経験がある女子は男子に比べて少なく、理系志向に影響があるとされている「外遊び」が好きだった女子も少ない(2004年)。日常生活の中でのさまざまな科学的な体験の有無をスコア化した結果、「動植物に関する体験」は女子が高かったが、「自然体験」「生活体験」「日常体験」は男子の得点の方が高かった(2004年)。

河野銀子氏は、こういった体験の乏しさは、女子には危険な行為をさせたくないという周囲の大人の「配慮」によるものと推察されるが、実験器具の扱いに抵抗を感じ、実験で補助的な役割に甘んじ、こうした経験の連鎖が理科に対する消極的態度として習慣化・身体化していくのでないか、と指摘しています。

また、「母親は、将来自分が科学や技術に関わる仕事についたら喜ぶと思う」という男子は28.9%、女子15.8%。父親からの同様の期待に対して、男子31.4%、女子20.7%(2003年)。将来子どもが科学技術職に就くことに対する親の期待度にも差があるようです。

しかし、興味深い調査結果もあります。「冷蔵庫やクーラーはなぜ冷えるのか」「CDの音がきこえるしくみ」などの身のまわりの自然や科学に関する事象を16項目挙げ、「詳しく知りたいこと」を選択させた結果、男女差がなかった(2004年) 。女子は学校の理科への興味・関心が男子より低いのだが、日常的な科学的事象に対する関心は十分持っているということになります。

これらのことから、女子が理科を好きになり、リケジョに育つにはどうしたらいいかのヒントが得られるような気がします。

・幼いころから道具や工具を使わせ、自然活動などに積極的に参加させる
・女子が安心して学びやすい環境をつくる
・女子が持っている日常に密着した科学的関心を生かす
・協力型の学び合う場をつくる

当アカデミーでも、その方法論を模索し確立していきたいと思っております。ご期待下さい。

【参考文献】
『女子高校生の「文」「理」選択の実態と課題』河野銀子(山形大学地域教育文化学部准教授)


トゥルース・アカデミー代表 中島晃芳

2013年3月15日金曜日

2013年3月

『ICT夢コンテスト』2年連続CEC奨励賞受賞!
-「NESTロボコン2012」が表彰されました-


3月1日(金)国立オリンピック記念青少年総合センターにて、『CEC成果発表会平成24年度「教育の情報化」推進フォーラム』(一般財団法人コンピュータ推進センター主催)が開催されました。

今年のテーマは「今、21世紀にふさわしい学びの実現を、すべての人に!」。

ここで、ICT(情報通信技術)を使った教育事例コンテスト「ICT夢コンテスト」の表彰式と事例発表会が行われました。今回は学校部門111件と地域部門22件、計133件の応募があり、6件の大賞と審査委員長特別賞、25件の奨励賞、東日本大震災復興応援の特別賞が授与されました。

「ICTを活用して地域で支えられる次世代の子供を育む」ことをテーマに、次の4つの観点から審査されたとのことです。

●ICTを効果的に活用しているか(ICTの上手な使い方、模範的)
●先進性・独創性があるか(先進的、独創的、新奇性、チャレンジ性、感動的)
●広く普及することが見込めるか(波及性、普及性、継続性)
●絆が深まったか(連携、チーム力、協同性、協調性、協働学習)

NPO法人科学技術教育ネットワーク(略称:NEST)は『完全自律型ロボットコンテストーNESTロボコン2012』でCEC奨励賞を受賞。昨年の『サイエンス・キャンプ2011』に続き2年連続の受賞となります。

『NESTロボコン』は、団体の法人化に伴い、2004年から毎年夏休みの最後に行ってきた「サマーチャレンジ」というロボットコンテストの名称を変えたものです。114名の参加者、60名のスタッフで運営し、「学年を超えて、世代を超えて、みんなで創るロボットコンテスト」にしました。

法人理事を務めるTruth Academy代表の中島が事例発表を担当。

今回の受賞を機に、ICT科学技術教育のパイオニアとしてさらに新しい教育の提言と実践を行っていかなければ、という思いを一層強くした次第です。今後ともNESTとTruth Academyの活動にご期待ください。


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ロボット・サイエンス2013
-カリキュラム編成-

例年5月GWに行われていたロボカップジュニアのジャパンオープンが、昨年は3月、今年は5月、来年以降は3月と毎年目まぐるしく変わり、当アカデミーの「ロボット・サイエンス」の年間カリキュラムも毎年変更を余儀なくされています。

そのような状況の中でも、生徒たちがより楽しく、より豊かに学べるように、各自の学習到達度と要望を考慮しながら、レベルアップを図ることに懸命に取り組んでいます。特に重要なのは、課題設定となります。

ベーシックⅠでは教室内コンテスト「グリーンシティチャレンジ」、ベーシックⅡではレゴの世界的なコンテスト「WRO」、アドバンスⅠでは「ロボカップジュニア・ダンスチャレンジ」、アドバンスⅡ以上は「ロボカップジュニア・サッカーまたはレスキューチャレンジ」と段階的にレベルを上げていきます。

また、アドバンスⅢではC言語に近い「NXC」というテキスト言語の習得をテーマに。

ロボットマスター・オープン(RMO)講座では、電子工作によるオリジナルロボットの開発やC言語の習得を図り、拡張性のあるロボット開発を実現したいと考えています。

 
STEPベーシックⅠベーシックⅡアドバンスⅠアドバンスⅡアドバンスⅢ
4月・プログラムの基本
・モーター制御
・センサー制御入門
・ループ入門
・センサーの発展的な制御
・条件分岐
『WRO』予選(予定)
・マルチタスク
・タイマー
・ロボット間での通信
・方位センサーの利用
<レスキュー入門>
・変数の利用(発展)
・オリジナルセンサーの製作
<NXCプログラミング>
・各種センサーの研究
・変数の実践的応用
5月
6月
7月・ロボットコンテスト 『NESTロボコン2013』
・夏期特別企画 『サイエンスキャンプ』 『オーシャンプロジェクト』
(センサーを使ったデータロギングの野外活動:参加自由)
8月
9月・色々なセンサーの基本的な制御
・ライントレース
・センサーループ
・マルチタスク
・FLL競技課題挑戦
※『WRO』全国大会
『ロボカップジュ二ア』の活動
・ダンスチャレンジ ・サッカーチャレンジ ・レスキューチャレンジ より自由選択
10月
11月
12月『ロボカップジュニア』  ノード(地区)大会・関東ブロック大会
1月卒業チャレンジ
 『Gree City Challenge』
NXTソフトウェア発展
・NXTボタンの利用
・液晶画面の利用
・データワイヤ
<サッカー入門>
・タイマー(発展)
・変数の利用
・方位センサー実践
・加速度、ジャイロ等各種拡張センサーの利用<NXCプログラミング>
・定数の利用
・処理の高速化
・I2C通信
2月
3月



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ロボカップジュニア関東ブロック大会推薦チーム発表
-全17チーム、41人が出場決定!-

ロボカップジュニア関東ブロックの全ノード(東東京、神奈川西東京、茨城、千葉)大会が終了し、2/7に関東ブロック大会への推薦チームが発表されました。

当アカデミーからは、卒業生の1チームを含めた全17チーム、41人が出場を決めました=下表。

今年は、関東ブロック大会の規模縮小に伴い、推薦通過率は非常に厳しい大会となりました。惜しくも推薦を逃したチームの気持ちも背負い、関東ブロック大会に出場する諸君にはジャパンオープンへ向け、必死に頑張って欲しいと思います。

熱い応援を引き続きお願いします!


 
◆関東ブロック大会: 3月31日(日)
都立産業技術高等専門学校・品川キャンパス(りんかい線「品川シーサイト」゙駅) 

◆ジャパンオープン:5月3日(金)~5日(日)
玉川大学・玉川学園キャンパス(小田急線玉川学園前)

◆ロボカップ2013世界大会:6月24日~30日
オランダ・アイントホーフェン

<関東ブロック出場 Truthチーム> 
サッカーAライトウェイト チャレンジ
プライマリ神奈川西東京優勝chaser
準優勝チーム心拓
東東京優勝Mercurius
セカンダリ神奈川西東京準優勝AIツインズ
東東京優勝最強キッカーズ
サッカーAオープンウェイト チャレンジ
東東京優勝コジョチーノ
神奈川西東京直接推薦HYS21
レスキューAチャレンジ
プライマリ神奈川西東京優勝neos
準優勝R3
東東京準優勝B2
セカンダリ神奈川西東京優勝AIboT
準優勝Amalgamζ
東東京優勝Amalgam φ
準優勝Team TAKUMI
第4位T.A.R.
レスキューBチャレンジ
神奈川西東京直接推薦Inertia
ダンスチャレンジ プライマリ(シアター)
東東京直接推薦i-Wedding



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トゥルースの視線<第76回>
リケジョ(理系女子)の時代到来?①
-期待される理系女性の社会進出-


「リケジョ、カモン!大手メーカー、理系女子採用に力」(2/7朝日新聞)
社員が男性ばかりだと考え方が偏りがちになり、新しい発想や製品が生まれにくいので、大手重電や自動車メーカーが大学・大学院で学ぶ理系女子の採用に力を入れている。
三菱重工では、技術系の新卒200名を採用しているものの女子は数%。そこで、今年1月下旬に初めて理系女子向けの会社説明会を開いたとのこと。

「もてもて理系女子、広がる活躍の場」(昨年6/17日経新聞)
かつては生真面目でとっつきにくいようなイメージがあった理系女子も、活躍の場が社会に広がるにつれ、後輩や男性から「かっこいい」とみられ始めている。厳しい就職環境の長期化や人生設計に対する漠然とした不安が「理系」の再評価につながっているのではないか、とその理由を分析。実際、女子の4年制大学進学率が上昇し男女差が年々縮んでおり、高学歴・専門志向が高く、理工系分野を選ぶ女子も増え、2011年度は7.6%が大学院に進学しています。

2011年10月発行の米国の物理化学専門誌「The Journal of Physical Chemistry」に、茨城県立水戸第二高校を卒業した女子学生らの論文が掲載され、理系女子への注目が集まり、各メディアで「リケジョ」の快挙として報じられたのが「リケジョ」の言葉の始まり。今、理系分野での女性の活躍は大いに期待されています。

独立行政法人科学技術振興機構(JST)が運営する女性研究者の活躍促進を図る『男女共同参画』(http://www.jst.go.jp/gender/index.html)には、理系女性研究者等のロールモデル集「理系女性のきらめく未来」が掲載されています。その巻頭言「Shaping the Future」で、小舘香椎子・日本女子大学名誉教授は次のように述べています。
「国際競争も一層厳しくなることが予想される中、少子高齢化が急速に進む日本では、女性の能力を十分活用するとともに、活躍の場を作ることが急務です。とりわけ、資源の乏しい日本で、これまでの科学技術創造立国を維持・強化し、多様な視点や発想を取り入れながら発展を続けるために、将来の基盤でもある科学技術の担い手・伝達役として、理系女性への期待がより一層膨らんでいます。大学で学ぶ優秀な理系女性が少しずつ増えてきている中、女性が元気にいきいきと活躍することで、社会全体に活気が生まれていることは、行政、産業界、そして大学・研究機関においても認められてきています。(中略)今こそ従来の考え方や生き方に縛られず、新たな未来の選択とグローバルな活躍にむけて『チャレンジ』しようと思い立つきっかけになることを祈ってやみません。みなさんの未来の夢が、理系分野で学ぶことによって、膨らみ、輝きを増しながら少しずつ形となって実現されていくことを、期待し応援しています。」

以前、ある生徒のお母様が女の子の赤ちゃんを抱えて私にこう言ったことがありました。
「先生、私、この子を絶対に理系に進ませます。日本の文系社会ではまだ、男だから、女だから、というのがあるけど、理系社会だったら速く正確にできさえすれば、そんなことありませんから」と。

トゥルース・アカデミー代表 中島晃芳