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2015年11月18日水曜日

2015年11月


FLL(ファーストレゴリーグ)2015

テーマは「TRASH TREK」-Trash to Treasure-
ゴミ問題について斬新な解決法を考えよう
 
 
 
米NPO法人FIRSTとLEGO社による世界的なロボットコンテスト「FLL2015」(http://firstjapan.jp/)の今年のテーマはゴミ問題です。9月に登録が開始され、当アカデミー飯田橋校・練馬校のロボット・ベーシックⅡ13名2チームが出場します。12月20日(日)東京工業大学大岡山キャンパスで開催される「東日本第2ブロック大会」に向け、活動中です。

 

 FLLには「ロボット競技」と「プレゼンテーション競技」があります。
 プレゼンテーション競技では、テーマ「ゴミ問題」について、現状の調査と問題点を見つけ、革新的なアイデアを考え、パワーポイントや資料を使ったり、作品制作したりして審査員の前で
披露します。

 ロボット競技では、ゴミ問題にちなんだ様々なレゴのモデルが置かれたフィールド上でロボットに各ミッションを行わせます。12種のミッションを、制限時間2分30秒以内に
どのぐらいクリアできるか、が課題です。また、ロボットの構造や技術、戦略をアピールするロボットデザインのプレゼンテーションも審査の一環です。


 50以上のチームが、同ブロック大会に参加参加予定。ブロック大会で優秀な成績を収めると、来年2月14日(日)に行われる全国大会に出場できます。

 挑戦するトゥルースの子供達に応援よろしくお願いします!!

Truth Academy FLL出場チーム

チーム名名前学年
ゴミ減らし隊

飯田橋校
山内 Y中1
柳澤 H中1
関 T小6
青山 Y小6
下川 K小6
廣瀬 T小6
平田 R中1
 3R
(スリーアール)

練馬校

飯田橋校
三森 K小5
北向 W小5
吉岡 R小6
櫻井 K小6
野中 Y小6
奥原 N小6


トゥルース・アカデミー ロボット・サイエンス




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第三回『宇宙エレベーターロボット競技会』報告

-マシンの軽量化・バランスがポイントに!-
 
 
 11月8日(日)第三回宇宙エレベーターロボット競技会が日本科学未来館にて開催されました。北海道~京都まで、全国から62チーム214名が集結。当アカデミーからは、小4~中1生の在籍生で結成した「スリモリンク」「TK2」の2チームが参加しました。


 午前中は、日大・青木教授による「宇宙エレベーター計画」についての講演会。その後、参加チームによる30秒ス
ピーチがあり、ステージ上でチーム紹介を行いました。約1時間の調整時間のあと、いよいよ競技スタートです。


 重力に逆らってマシンを上昇させるため、軽量化とバランスが最重要ポイントです。モーター無しで動く仕組みにしたり、高いVの電池を使って電池本数を減らして軽量化したり…と、様々なアイデアのマシンが登場。しかし宇宙ステーションに引っかかったり、途中でバランスを崩してフィギアが落ちてしまったり…と、苦戦が続いていました。
 
残念ながらTruth2チームも上手くマシンが動かず、ともにミッションをクリアできませんでした。バッテリーボックスをリモコン操作することで軽量化した東京・三鷹のチームが35秒という驚異的なスピードで満点を出し、優勝しました。上位に食い込んだチームは、いずれも改良に当たって、実験データを綿密にとり、その結果を考察してバーションアップする手法をとっていたのが印象的でした。

「来年も挑戦したい!」とTruthのメンバー。この経験を糧に、必ずや、来年、リベンジしましょう!!

 
 
 
 

トゥルース・アカデミー ブロック・サイエンス





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ロボカップ2015中国・合肥世界大会出場
 

-「MFM」小倉君、多摩市教育委員会から表彰-



 7 月のロボカップ2015 中国・合肥世界大会に、ダンス・プライマリ部門でベストデザイン&コンストラクション賞を受賞した「MFM」のメンバー、小倉S君( 中2) が、10 月16 日、在住する多摩市の教育委員会から表彰されました。同教育委員会では、教育・学術・スポーツ等の振興発展に尽力し、功績が顕著な人に表彰を行い、平成27 年度上半期表彰では、7 名と2 団体が受賞されたそうです。

 世界のみんなを驚かせた二足歩行する恐竜ロボットを担当し、リーダーとして奮闘した小倉君。「先生と、チームメンバーのおかげ」と話していました。1列目右から2番目が小倉君  今年、小倉君はサッカーライトウエイトでロボカップに出場予定です。



トゥルース・アカデミー ロボット・サイエンス




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X’masにアルゴ&トリンカで理数脳を鍛えよう

-算数ゲーム大会 参加者募集!!-


 
12 月23 日( 水祝)、冬休みサイエンス講座の一環として、頭をよくする算数ゲーム「アルゴ大会」(キッズⅠ・Ⅱレベル、年中- 小1 対象)、「トリンカ大会」(ジュニアⅠ・Ⅱレベル、小1-3 対象)を飯田橋校で開催します。
 アルゴ大会リトル・ダヴィンチ在籍生でなくても、どなたでも参加できます。アルゴは大手書店
で販売されているほか、DS 版でも取り扱っています。トリンカは現在は、DS 版でのみ販売されています(大会はカードを使って行います)。
 
 同ゲームは、当アカデミー冬休み講座で大会として行うようになったのは2012 年からですが、それ以前も年間行事として常にとりあげてきたほどの名作です。数の大小の並びからカードの数字を推理する「アルゴ」は、ダヴィンチ・キッズⅠの授業内で少ないカード枚数から始め、徐々にカード数を増やして推測する力を鍛えています。

 ひいた数のカードと四則演算記号を色々組み合わせて正しい数式を作る「トリンカ」は、ダヴィ
ンチ・キッズⅡでは足し算引き算のみで、ダヴィンチ・ジュニアⅠでは掛け算、割り算も入れて取り組んでいます。

 例年、熱い闘いが繰り広げられるので、負けた子は泣き出してしまうほどです。ルールはWeb で公開されていますし、当日、練習から行いますので安心してご参加下さい。お申込・詳細は「冬休みサイエンス講座2015」お知らせをご覧下さい。


トゥルース・アカデミー リトル・ダヴィンチ理数教室




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トゥルースの視線【102回】
 
プログラミング教育の必修化

-各国のIT教育事情-

 

昨年3月のトゥルースの視線86回「続・グローバル化時代の学力(2)プログラミング・スキル」において、プログラミング教育がこれからますます重要になることをお話しいたしました。

当アカデミーでは、2008年に最初のScratchの講座を開催しましたが、当時はほとんど受講者が集まりませんでした。しかし、201312月「全てのアメリカ人にプログラミングを学んでほしい」というにオバマ大統領の演説を機に状況は一変し、今では日本でもScratchを始め、様々なプログラミングを子供たちに教える教室が続々と現れてきました。隔世の感があります。

日本では、2012年の新学習指導要領により中学校の「技術・家庭」で「プログラムと計測・制御」が必修科目となっています。各国のプログラミング教育必修化の状況を見てみたいと思います。

イスラエルは、2000年に「コンピューターサイエンス教師センター」を設立し、カリキュラムや教材をそろえて高校での必修科目としました。現在、イスラエルでは最短でも3年間で90時間を必修とし、より高度なコースでは270時間、450時間にのぼります。その結果、コンピュータ―関連に強い人材が豊富で、イスラエルはNASDAQへの上場数は米国に次ぐ2位だそうです。現在は中学への導入も計画中とのこと。

イギリスでは昨年20149月から、516歳の義務教育公式カリキュラムにプログラミング教育を導入しましました。それに先立ち、ロンドンで行われたカンファレンス「Skills 2014 Summit」で、財務長官と教育長官が、この重要な技能の普及と活発な起業家精神の育成を図るために、教師を対象とするプログラミングの教育訓練事業を開始する、と発表したそうです。

フィンランドでは、2016年から小学校の必修科目としてプログラミングが加わることが決まっているます。12年生からプログラミングに触れ、ツールやゲームを自ら作る経験を組み込むそうです。「今やテクノロジーと生活は切っても切り離せず、コンピュータサイエンスに関する知識は世界を正しく知るために必要不可欠。特殊な技能ではなく、市民として一般的な知識になっていくはず。プログラマー育成に力を入れるというより、すべての人に機会を与えるのが目的」(教育文化庁のサ・スオミネン氏)

 その他、韓国では20153月の新学期から中学校、20173月から小学校の正規教育課程としてソフトウエアを教えることになり、Skypeが生まれたIT大国エストニアでも2012年に小学校から高校まで計20校のパイロット校でプログラミングの授業を実施。オーストラリアでは連邦政府の新たなカリキュラム案で8歳~13歳のプログラミング教育を必修化したり(2016年より実施見込み)ニュージーランドでは2011年に高校生がプログラミング等のコンピュータサイエンスを学ぶ新カリキュラムが導入されたりしています。

 次回は、今なぜ子供たちにプログラミング・スキルが要求されているのか?プログラミングを学ぶことによって何が得られるのか?ということを考えたいと思います。



トゥルース・アカデミー代表 中島 晃芳
 
 
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【ご案内】
15歳以下の子供向けプログラミングコンテストの作品募集
 
「全国小中学生プログラミングコンテスト 9leap(ナインリープ) ジュニア・プログラマー・チャレンジ2015」を12月から開催! 募集期間は2015121日〜2016120日、テーマは「みらい」。興味のある方は参加してみてはどうでしょうか?

 
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トゥルース・アカデミー ブロック・サイエンス

 
トゥルース・アカデミー リトル・ダヴィンチ理数教室
 
トゥルース・アカデミー ロボット・サイエンス







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