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2015年1月20日火曜日

2015年1月

ロボカップジュニア2015関東ブロック大会結果報告
課題見えてきた!ジャパンオープンに向け対策続行!!-
 
 
12/21(日)東京・町田の玉川学園で、関東ブロック大会が開かれました。当アカデミーからはダンス1チーム、サッカー4チーム、レスキュー6チームの計26名が出場し、下表の結果となりました。
 

サッカーチャレンジでは、いずれのチームも予選を高順位で通過。このまま行けば全チーム入賞と期待していましたが、決勝ではマシントラブルで敗退するチームもあり、優勝カップは手にできませんでした。課題は、試合経験不足。何度もトラブルに見舞われ、その都度調整する経験を積み重ねていくことで、何が起こるか分からない大会で本領発揮できます。ジャパンに向け、仲間と練習試合を強化していきましょう。
 

レスキューチャレンジは昨年に続き、ジャパンオープンレベルの激戦。サッカー同様、トラブル対策と調整力で経験あるチームが上位となりました。


今年唯一のトゥルースのダンスチーム「MFM」は、圧倒的なロボット装飾の出来栄えと、高いレベルへのチャレンジを評価され見事優勝。ただ、パフォーマンスでは本来達成したい演技の一部しか成功できませんでした。本番で100%失敗しない演技に向け、リハーサルを重ねることが課題です。
 
 
ジャパンパンオープンは3/26~28に尼崎で開催されます予定。推薦チームも、大会詳細もまだ未発表ですが全チーム希望を持って、備えてほしいと思います。


■関東ブロック大会結果
サッカーチャレンジ
ライト
セカンダリ
優勝TRCP (神西)
準優勝EXTREME (神西)
3位Gcraud Nano (東東京)
オープン
優勝Gcraud (東東京)
準優勝Gcraud Pro (東東京)
3位MSM (神西)
レスキューチャレンジ
A
プライマリ
優勝TGB22 (千葉)
準優勝ZERO零 (東東京)
3位Ein (東東京)
A
セカンダリ
優勝Amalgam (東東京)
準優勝neos (東東京)
3位ROK (東東京)
B
優勝花鳥風月 (東東京)
準優勝Atlantis (神西)
3位Sunrise '15  (東東京)
ダンスチャレンジ 
プライマリ
優勝MFM (東東京)
準優勝梅狩り行こうぜ!(茨城)
3位人類の進化 (神西)
セカンダリ
優勝ロボライブ (神西)
準優勝Installation (千葉)
ベストプレゼンテーション賞
サッカーライト(セカ)TRCP(神西)
サッカーオープンAltessimo (茨城)
レスキューA(プラ)TGB22 (千葉)
レスキューA(セカ)ROK (東東京)
レスキューBSunrise '15  (東東京)
ダンス(プラ)MFM (東東京)
ダンス(セカ)ロボライブ (神西)
赤字はTruth在籍生。青字はTruthOB生。



トゥルース・アカデミー ロボット・サイエンス



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FLL(ファーストレゴリーグ)東日本第2ブロック大会
-善戦も全国出場ならず!悔しさは未来につなげよう!-

 


 
去る1221日(日)東京工業大学大岡山キャンパスでFLL東日本第2ブロック大会が開かれ、ロボット教室Truthからは各校ベーシックⅡクラスで編成された、T2MI(飯田橋校)、The Cloud(日吉校)、NERIMAX(練馬校)の3チームが参加しました。
 
今年のFLLテーマは「World Class」。ロボット競技の他に、学習について調査し、問題点を発見し、解決策を考えて発表する「プロジェクト・プレゼンテーション」(5分)、自分たちのロボットを紹介する「ロボット・デザイン・プレゼンテーション」(5分)、チームの活動を紹介する「コアバリュー・プレゼンテーション」(10分)があります。ロボットの競技も3回、フィールドを使っての練習も3回あり、分刻みのスケジュールで参加者たちは動かなければならないので、大変忙しい一日になりました。
 
 
プレゼンテーションはパワーポイントを使い、各チームがいろいろと工夫したようです。ただ、まだロボットコンテストの経験の浅いメンバー達。審査員の前で行うプレゼンテーションに、かなり緊張気味。しかし、審査員の先生方の優しい眼差しに励まされ、何とか自分達の主張を披露できたようです。競技でも緊張のためか、練習ではいつもうまくいっていたミッションがクリアできずに慌ててしまった場面も多々あったようですが、回を重ねるごとに緊張も解け、課題を調整して次第にスコアもアップすることができました。 
 
 
FLL東日本第2ブロック大会のエントリーチーム数は60チーム。内26チームが来年行われるFLL全国大会に出場出来ることになりました。強豪がひしめきあう中、445点をマークしたチーム「FIRST FUJISAN 」が優勝(2連覇)。ロボット教室Truthのチームは自己ベストのスコアを出すなど善戦しましたが、惜しくも全国大会への切符を手にすることは出来ませんでした。今回挑戦したのはロボットの学習を始めてまだ日の浅い子たちばかりですが、大会を大いに楽しみ、他チームのロボット・プレゼンテーションから多くのことを学んだようです。この経験と学習を活かし、来年度はロボカップジュニアに挑戦する予定です。

 
 

トゥルース・アカデミー ロボット・サイエンス
http://truth-academy.co.jp/rs/ 
 
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COCO塾ジュニア
-ALL ENGLISH X’masパーティー2014 報告-
 
 
COCO塾ジュニア日吉本町教室(トゥルース・アカデミー日吉校内)、桜台教室(トゥルース・アカデミー練馬校内)では、12月にALL ENGLISH X’masパーティーを開催しました。講師からの英語での問いかけに最初は緊張していた子ども達も、絵合わせゲームで盛り上がるうちに、自然と英語で答えることができていました。歌やダンス、クリスマスリース作りなどを通じて楽しく英語に触れた60分間でした。
 

 
 
COCO塾ジュニア
-入会金無料!COCOくるキャンペーン実施中!-
 
COCO塾ジュニアでは、15日~3月10日まで「COCOくるキャンペーン」を実施中です。COCO塾ジュニアの新年度は3月からスタートします。是非、この機会にお子様の可能性を広げてみませんか?
<COCOくるキャンペーン概要>
対象:1月5日(月)~310日(火)までに入会お申込みをされた方
特典①:「入会特典」入会金無料
特典②:「のりかえ特典」初年度テキスト代無料
     *2014年4月以降に他の英語スクールで受講経験のある方
 

トゥルース・アカデミー COCO塾ジュニア
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トゥルースの視線【94回】
 
2015新年のご挨拶
- 大学入試改革と『21世紀型スキル』 ―


新年あけましておめでとうございます。

東京は、大晦日の暖かさとは打って変わり、雪がハラハラと舞い底冷えする元旦を迎えました。寒々とした冬空を見上げると入試を思い出します。かつて進学塾として多くの受験生を送り出した日々、数十年前自分が受験生だった頃を。昨年末、大学入試改革がマスコミに取り上げられました。

 大学入試改革は、20136月政府の教育再生実行会議(座長=鎌田薫・早稲田大学総長)で議論が始まりました。1310月の安倍首相への提言には、従来のセンター試験を廃止し、高校在学中に基本的な学力を測る「基礎レベル」と、センター試験の後継となる「発展レベル」を一体運営して、「能力・意欲・適性を多面的、総合的に評価する大学入学者選抜制度」を目指すことが盛り込まれました。

 そして昨年1222日、中央教育審議会は下村博文文部科学相に、今の小学6年が高校3年になる2020年度実施分から大学入試センター試験を新しくするなどの大学入試改革案を答申。センター試験の後継である「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」は、暗記した知識の量ではなく、思考や判断など知識の活用力を問うものにする。特徴的なのは、「合教科・科目型」「総合型」と呼ばれる国語や数学など教科ごとの枠にとらわれない問題を導入することです。(12/22朝日新聞)また、昨年1024日に、各大学の個別試験については、筆記試験の点数ではなく、志望理由書や面接、プレゼンテーション能力、集団討論、部活動の実績、資格試験の成績などを組みあわせて選抜するよう提言しています。(10/25朝日新聞)

やっと、日本の大学入試も世界が求める学力、すなわち、OECDが行っている国際的な学習到達度に関する調査 ― PISAProgramme for International Student Assessment)が目標として掲げている学力(PISA型学力)に対応する変革を行う機運がやっと出てきたようです。PISAで言う「リテラシー」(知識や情報の活用力)や「CCCCross-Curricular Competencies」(問題解決力、批判的思考、コミュニケーション能力、忍耐、自信といった教科の枠を横断した能力)が前面に出るようになりました。大学入試が変わらない限り、初等・中等教育も大きな変革ができないことを考えると、方向性としてはとても歓迎すべきことではないでしょうか?


昨年1234日シンガポールで、「Bett Asia Leadership Summit 2014」という、アジア・環太平洋地域の教育のリーダーが一堂に会した国際会議が開催され、これに参加してきました。Bettは毎年1月ロンドンで行われる世界最大の教育イベントで、そのアジア版が初めてシンガポールで開催されたのです。ここで、各国の代表による様々な教育の提言、実践報告、討論、ワークショップが行われました。その中で一番目立った議題は、「テクノロジーを教育でどのように活かすか?」「テクノロジーによってどのような教育が可能なのか?」「テクノロジーを使うことによって、どのような教育が求められるのか?」 ― 要するに、『テクノロジーが教育をいかに変革しうるか?』でした。これは、教育がテクノロジーについていくことだけはなく、『新しい教育を創出するためのツールとしてテクノロジーを有効に活用するにはどうしたらいいか?』というものです。

では、新しい教育とは、何を目指しているのでしょうか?

― それは、最近日本の教育界でも盛んに言われていますが、『21世紀型スキル』がキーワードです。Bett Asia2014でも21世紀型スキルとは何か? 達成するにはどのような方法が考えられるか?様々な意見が出されました。
 

なぜ、新しい教育が必要とされるのでしょう? ―

「今の子供たちが大人になった時には、現在とは全く異なった職場となり、全く異なった仕事をしているだろう」と、PISAを立ち上げたアンドレアス・シュライヒャーOECD 事務総長教育政策特別顧問は述べています。20世紀の工業化社会とコンピューターやインターネットが中心となった現代の情報化社会とは、知識の在り方そのものが変質しています。工業化社会では体系的な知識が有効でしたが、情報化社会においては知識がすぐに陳腐化してしまいます。このような知識観の変化の中で、『教育(Education)から学習(Learning)への変容』が求められているのです。シュライヒャーは、「知識はグーグルの中にある。知識を使って何ができるかが、これからは重要だ」と述べています。要するに、『21世紀型スキルは、PISA型学力を達成するためにテクノロジーを活用するための能力』と言っても過言ではないかもしれません。

当アカデミーは15年に渡って、「社会的構成主義」という、PISA型学力を実現する教育の模範であるフィンランドが採用している教育理論に立脚した、STEM教育(Science, Technology, Engineering, and Mathematics)を展開しています。Bett Asia2014に参加して、私共が歩んできた道は決して間違っていなかったことを確信しました。ロボットやScracth、データロギングを始めとするプログラミングなど、時代を先駆けて取り組んでまいりましたが、日本でも最近やっとその重要性が認識され、一般に認知されるようになりました。今年はさらにこの路線を強化し、教育のフロンティアとして、時代を先取りした、世界に通用する教育を提供していきたく存じます。

本年もよろしくお願い致します。

あらゆるものがかつては想像できないほど進歩している。でも、まったく変わってないものがある。教育だ。
ビクトリア時代の教師が、21世紀の教室に入ってきても、さほど違和感は抱かないだろう。ほかのジャンルではあり得ないことだ。このモデルは近い将来、滅びるだろう。テクノロジーは教育に深い変化をもたらしている。

-イギリス教育相マイケル・ゴーヴ(Michael Gove)―

 
【参考】フィンランド社会における教育と学習
 ― 21 世紀におけるICT とソーシャル・ラーニング ―
松下慶太・実践女子大学人間社会学部准教授
 
 
 
トゥルース・アカデミー代表 中島 晃芳
 
 
トゥルース・アカデミー ブロック・サイエンス
トゥルース・アカデミー リトル・ダヴィンチ理数教室
トゥルース・アカデミー ロボット・サイエンス
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