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2017年12月25日月曜日

【COCO塾ジュニア】英語スピーチ発表会


年に一度の英語スピーチ発表会を開催!


去る10月15日(日)ニチイ学館本社ビル(神田駿河台)にて、COCO塾ジュニアの英語スピーチ発表会が行われました。発表のテーマは、「わたしの家族」「放課後の活動について」から選択します。練馬駅前教室(練馬校)からも7名が参加しました。

全体の参加者40名程の中で、最初は皆緊張した表情をみせていました。しかし、教室でも事前にリハーサルなどを行ったこともあって、練習の成果を活かして本番では堂々とした発表ができました。外国人講師から講評をもらい、それも励みになったようです。来年に向けて、さらなるレベルアップを目指したいと思います。


ロボカップジュニア2018神奈川西東京&東東京ノード結果報告



全12チーム、30人が関東ブロック大会へ! 
~We are Robocuppers ! ~ 

東東京ノード大会集合写真
11/25(土)に神奈川西東京ノード大会(神西)、11月26日(日)に東東京ノード大会が、都立産技高専品川キャンパスで開催されました。 ワールドリーグ(WL)のレスキューMaze・サッカー・OnStageはエントリー数が規定に満たなかったため、ノード大会での選抜を行わずに関東ブロックへ推薦。日本リーグ(NL)のサッカービギナーズは、エントリーした全チーム関東ブロックへ推薦となりました。

 例年チーム数が多く、レベルも高い関東ブロック地域のレスキューLineは、ノード突破も厳しいのが現状です。被災者救出のポイントで差をつけて、神奈川西東京ノードでは、優勝・準優勝のワンツーフィニッシュ果たしてくれたfunction()、ARCoはお見事。世界大会を目指している彼らは、まだまだ先を見ているようです。
function()とARCo
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 OnStage日本リーグ・神西ノードは全12チームと激戦の中、本番で100%のパフォーマンスはできませんでしたが、マーチングロボッツは準優勝。次の機会の切符は得られたので、関東ブロックでは完璧な演技を期待したいです。東東京はエントリー3チームと少なかったため、関東ブロック大会推薦は1枠を目指して、Truthチーム同士で闘うことになりました。わずか4点差でギョギョッと深海探検隊が優勝。準優勝のアニマリンピックは、関東ブロック大会への推薦は逃したものの、Truth唯一のベストプレゼンテーション賞と、OnStageカテゴリー賞のW受賞でした。
マーチングロボッツ
ギョギョッと深海探検隊 と アニマリンピック
アニマリンピック
東東京ノード大会ベストプレゼンテーション賞(アニマリンピック)
ジュニアロボコンの中でもやや地味なイメージのあるロボカップを、他ロボコンのように明るく元気なかけ声を作ろうと、今大会から「We are Robocuppers!(ウィアー・ロボカッパーズ)」をキーフレーズにしました。「ロボカッパー」は、ロボカップに出場する選手諸君のこと。次大会のときも、“ロボカッパー”みんなで力強く大きな声で、大会を盛り上げていきましょう!

Truth Academyチームの結果

ロボカップ2018開催概要
【関東ブロック大会】https://rcjj-kanto.org/
 2018年1月13日(土)-14日(日)
 都立産技高専・品川キャンパス

【ジャパンオープン2018和歌山】http://www.robocupjunior.jp/
  2018年3月31日(土)-4月1日(日)
 和歌山ビッグホエール(JR和歌山駅)

【Robocup2018カナダ・モントリオール世界大会】   
 https://www.facebook.com/RoboCup2018/
 2018年6月16日-22日

■ロボットサイエンス
http://truth-academy.co.jp/rs/
■ロボットマスター
http://truth-academy.co.jp/rm/

2017年度 第3回「算数・数学思考力検定」

2/17(土)練馬校、2/18(日)飯田橋校で実施


年3回行われる「算数・数学思考力検定」の2017年度第3回が、2018年2月17日(土)練馬校18日(日)飯田橋校にて実施します。

文部科学省は小中高の学校教育の基準となる「学習指導要領」を約10年ぶりに全面改訂、小学校は2020年度から導入予定。今回の改訂ではこれまでの知識偏重型から脱却し、思考力や表現力を主体的に育むアクティブラーニングを重視する内容となるそうです。

当アカデミーが教育理念としてずっと前から掲げてきた「アクティブラーニング(先生から一方的に教えられるのではなく、思考力や判断力といった自ら考える力を育てる)」が、今まさに重要視されようとしています。

この検定内容は算数・数学の問題を解くことを通じて、子どもの身についている「思考力」の程度を知るための検定となっており、受検のための学習を継続的に行うことで、より高い思考力が身につくようになっています。

前回行われた第2回目の検定試験は第1回目よりも問題の難易度が高くなっていたようで、全体の合格率が低い結果となりました。この結果から学校教育で求められるようになってきた背景もあるのか今後検定内容の難易度が上がってくるかもしれません。
当教室でも今後受検者全員合格を目指して対策していきます。

今年度はこれが最後の検定となりますので是非チャレンジしてみてください。公開会場となっている当アカデミーでは、どなたでも受検できます。申込締め切りは2018年1月16日(火)です。受検希望の方は別途お知らせを配布しておりますので、そちらを記入の上当教室までお申し込みください。

トゥルースの視線【第124回】

国際会議RoboRAVE 2017 Global Summitに参加して
~ 世界に広がるロボット教育・プログラミング教育の輪 ~


前回、11月に石川県加賀市で開催された「加賀ロボレーブ国際大会 RoboRAVE Kaga Japan 2017」のご報告を致しました。2日目11/11(土)に行われた「RoboRAVE 2017 Global Summit」も同時開催されました。そこで、2020年にRoboRAVE世界大会開催を決定した加賀市長からは「加賀市をロボット教育のメッカにしたい!」という強い決意が示され、加賀市教育長は「RoboRAVEの活動を通して、シェアリング(共有)・コラボレーション(協働)・インターナショナルコミュニケーション(国際交流)といった新しい教育の形を実現していく」方針を示しました。


RoboRAVE International代表Russ Fisher-Ives氏は、教育者とは、いろいろな物や人をつなげるコネクターの役割を果たす存在であり、子供の視線に立った教育の重要性を説きました。教育はあくまでPassive Learning(受動的な学び)ではなく、Active Learming(能動的な学び)でなければならないと。また、「INPUT-PROCESS-OUTPUT」という身体を使ったアクティビティを紹介。これは、システム設計の時によく聞きます。システムはIPO(input→process→output)の組み合わせで成り立っており、入力されたデータ(input)に処理を加え(process)、所定のフォーマットでアウトプットする(output)。子供たちが学んだもの(input)を、あれこれと考えたり調べたりして(process)、問題解決に応用していく(output)という、まさにPISA型学力を目指す教育にも通じると感じました。

Project Based Schoolの教師であるアメリカ代表は、子供たちの好奇心を刺激し、失敗を恐れない心を育てることの大切さを主張。来年2月にRoboRAVEアジア大会を北京で開催するアジア代表は、STEM(科学・技術・工学・数学)教育の難しさにぶつかり、ロボットコンテストをカリキュラム化したProject Based Learning(プロジェクト型学習・問題解決型授業) 、Future oriented Education(未来志向の教育)で明るい道が開けたと、自らの体験を紹介しました。21世紀の教育に求められる在り方が模索されていることを実感します。

シリコンバレーの技術者でありながら自国の教育に関心をもったインド代表は熱弁をふるった。Activity Based Learning(子供たちの活動をベースにした学習)には、現実的なプロジェクトが必要であり、問題解決力(いかに新しいことを学ぶか?)の育成が重要である。ビッグデータの時代になり、この膨大なデータをどのようなアルゴリズム(問題を解くための手順を定式化した形で表現したもの)で処理するかが人類の課題となる。この力を育てるためには、数学・科学・プログラミングの学習が不可欠である。しかし、自分が学んだ小学校でロボット教育を始めたが、そこにはパソコンが1つしかない。ロボットも1台。それ以上に、教えられる先生がいない。そこで、WEBを利用して、先生を介さずに、“生徒が生徒に教える”オンライン・システムのプラットフォームを構築をしていると。この考えに賛同した中国代表が、先生役となる生徒に与える褒賞システムを付加すると発言。加賀市もこのプロジェクトに参加する意向を表明しました。


 ロボカップジュニアの活動、ロボットサイエンスやブロックサイエンス、リトル・ダヴィンチ理数教室の教育を2000年から実践してきた私共としては、今まさに世界規模で有力な協力者を見出した思いです。これからも、世界のロボット教育のリーダーを意見を交換したり、アイデアを出し合ったり、新しいプロジェクトを興したりすることを通して、Truthの教育をさらに進化させていきたいと存じます。