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2017年11月25日土曜日

第5回宇宙エレベーター競技会 全国大会報告

日吉校チーム「Saturn (サターン)」 1球差で悔しくも準優勝

11/5(日)神奈川大学横浜キャンパスで、宇宙エレベーターロボット競技会全国大会が開かれました。

年々参加者が増え、今年は全国大会に加え、9/10(日)関西大会・11/19(日)東北大会と3大会が開催されるまでになりました。同全国大会は全112チーム(中高生部門86、小学生部門26)、参加者約400名と最大規模。当日は天気に恵まれ、絶好のコンディションの中、熾烈な戦いが繰り広げられ、小学生部門に出場した日吉校・Saturn(サターン)=写真=は、堂々準優勝に輝きました。


地上3~4mに設置された宇宙ステーションまで、物資に見立てたピンポン玉を時間内により多く運ぶ競技です。昨年度から年齢別(中高生中級部門・中高生初級部門・小学生部門)に部門分けされ、部門ごとに細かくルールが設けられました。今年はさらにルールが変更され、小学生部門では、宇宙ステーションの設置高さが4m⇒3mに、また、運ぶピンポン玉の数が100球⇒50球へと、やや出場者に優しいルールとなりました。

 

Saturnは9月末から活動をスタートし、1度に24球を運べるマシンを完成。1回目の競技では2往復で47個を運び、暫定1位。ミスを犯して減点されるより、そのままの結果で競技終了を待つ戦略を取りました。この戦略には周りの大人たちも感心していました。しかし、後続のチームが50個運び、暫定2位に。そこで、2回目の競技では3往復(2分弱)で50球パーフェクトを狙う作戦で挑戦しましたが、1球だけこぼれ落ちてしまい、宇宙ステーションに運べたピンポン玉は49球。惜しくも2位となりました。まさに1球に泣いた結果となりましたが、1か月余りの活動時間の中で、よく頑張ったと思います。


競技後の「ポスター展示」では、ポスターの前に立ち質問者に答える時間が設けられました。Saturnの前には多くの指導や小学生・中学生の他チームのメンバーからピンポン玉を運ぶ仕組みを中心に質問され、熱心に解説をしていました。また、当日競技解説をしていたOBが熱心にアドバイスしてくれました。


「チームによるプロジェクト学習」を通して、目標を達成するために努力する姿勢と方法・実現への時間管理や役割分担・競技本番の戦略など、様々な「自分で考える力とスキル」を学ぶ良いチャンスとなったことでしょう。この経験をこれからの様々な経験に活かして欲しいと思います。

【小学生部門結果】
優勝  アルティメット・ビスマス(豊洲北小学校・第二辰巳小学校)50pt/2m07s
準優勝  Saturn(Truth Academy 日吉校) 48pt/1m48s
第3位  Project Elevator(レゴスクール湘南C-X) 46pt/3m00s

■ロボットサイエンス
http://truth-academy.co.jp/rs/
■ロボットマスター
http://truth-academy.co.jp/rm/

2017年9月30日土曜日

ロボコンの秋!初級者向けロボコンに挑戦しよう!

この秋、小 4 以上で参加できるロボコンをご紹介。参加者募集中です!  

「 RoboRAVE 東日本大会」を、東日本地域で初めて NEST 主催で開催します。自律型のロボットを持っていればどなたでも参加できます。11/10-12 石川・加賀 市で行われる国際大会の選抜予選です。競技は 2 種あり、いずれも初級者向け。
「ロボットの鉄人」 では 9/17 (日) に対策講座も行うので、 こちらも合わせての受 講をおすすめします。 (http://www.npo-nest.org/workshop/tetsujin/tetsujin2017.html)。  

昨年の大会では出場した Truth2 チームが入賞した「宇宙エレベーター」。こ ちらは教室貸与のロボットで開発します。挑戦者集まれ!! RoboRAVE(ロボレーブ)東日本大会 & 宇宙エレベーターロボット競技会 挑戦者募集!

■RoboRAVE東日本大会2017開催要項
【開催日時】9月18日(月祝)9:00~15:00 
【開催場所】国立オリンピック記念青少年総合センター 
【開催競技】① アメージング チャレンジ【小・中学生の部】 
            ② ラインフォロイング チャレンジ【小・中・高校生の部】 
【エントリー】http://www.npo-nest.org/roborave/index.html 
            ※9月12日(火)〆切


■Truth宇宙エレベータープロジェクト2017募集要項
【参加資格】①小学4年生以上 
      ②11月5日(日)の大会に参加できる  
      ③規定の活動日に3日以上参加できること 
      ④写真・動画 の撮影・掲載及び免責事項に同意できること
【活動場所】日吉校・飯田橋校
【活動日時】別途案内
【最少催行人数】3人
【活動参加費】各回1人2,160円(その他、大会参加費1人千円)

■ロボット・サイエンス
http://truth-academy.co.jp/rs/

2011年12月15日木曜日

2011年12月

中高生に勝ち抜き見事2位受賞!
― レゴⓇブロック宇宙エレベータークライマーレース ―


11月20日(日)、東京都立産業技術研究センター(お台場)で「レゴⓇブロック宇宙エレベータークライマーレース(LASER)」が開催されました。

当アカデミーからは日吉校から1チーム、「ストロングドラゴン」<伊藤H(小6)・小畑D(小5)・小林K(小4)・吉川T(小4)>が、指定されたキットの部品だけでクライマーを制作し、高さ約4mまでの上昇タイムを競う「SEキットクラス」に挑戦しました。

「SEキットクラス」の参加チームは全部で12チーム。そのほとんどが中学生や高校生のチームで、有名私立大学の付属中学・高校の「理科部」や「物理部選抜」を名乗るチームもいる中、小学生のチームは「ストロングドラゴン」だけでした。しかし、みんな大会前日も遅くまでクライマーを改良したり、当日もエントリー早々に競技フィールドで練習するなど、気合は中高生に負けてませんでした。


  その結果、なんと予選段階から2位となり、みんなのテンションも一気に上がりました。その後、準決勝も順調に勝ち進み、いよいよ決勝戦を迎えました。決勝戦では上昇中にクライマーが停止してしまうアクシデントに見舞われ、決勝進出4チームのうち、まさかの最下位に。この時は、さすがに皆とても悔しそうでした。しかし、振り返ってみると全試合を通じて「ストロングドラゴン」のベストタイムは破ったのは1位のチームのみでした。順位は過去のベストタイムが採用されるため、「ストロングドラゴン」は変わらず2位を守り抜きました。「デザイン」や「効率」といった他の評価ポイントも高得点を得て、最終的に総合2位を獲得することが出来ました!

準備から大会本番まであっという間でしたが、一生懸命に取り組んで中高生を相手に2位を獲得したことは本当に立派でと思います。みんな大変よく頑張りました!


レゴⓇブロック宇宙エレベータークライマーレース(LASER)2011 
競技会結果は、こちら。 


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全20チーム49名が関東ブロック大会へ
― ロボカップジュニア神奈川西東京・東東京ノード ―


 11/19(日)に神奈川西東京ノード大会、11/20(日)に東東京ノード大会が都立産業技術高等専門学校(品川シーサイド)において開催されました。

当アカデミーより、神奈川・西東京ノードには日吉校の全7チーム、16名が参加。東東京ノードには、飯田橋校、練馬校の全12チーム、39名が参加しました。今年から、昨年までと大会スケジュールが大きく変更になり、初めての11月開催のノード大会となります。各チームとも活動期間の違いや雰囲気、様子の違いを少なからず感じながらも頑張りました。

  2011年大会では、自作マシン製作講座の成果が形になり好成績を残したサッカーチャレンジ。そのことがトゥルースのサッカーチーム全体のレベルを上げ、勢いがつき、神奈川・西東京ノードでは、ライトウェイト優勝「MAK」、第3位「武匠」、東東京ノードでは、ライトウェイト優勝「カスタトロフィー」、準優勝「Usas」、第3位「NXTキッカーズ」、オープンウェイト優勝「ヴィクトリウス」と表彰台を独占しました。


  レスキューチャレンジは今年はノード大会から2名以上のチームエントリーとなりました。チーム活動だからこそできる担当、役割を決めた研究、活動を行ってきました。またチームだからこそ起こる問題も抱えながらも、初めてのチームでのノード大会に臨み好成績を残しました。

  ダンスチャレンジでは、各チームが例年以上に高いレベルの演技を披露する中、練馬・日吉校混合チーム「Momotaro」がメンバーが演じると桃太郎と犬、猿、キジロボットの息の合った、人間とロボットのコラボレーションを演じ、準優勝に輝きました。
  また多くのプレゼンテーション賞を受賞し、プレゼンテーション能力の高さも実証することができました。


  ノード大会を勝ち抜いた全18チームに、ブロック大会から出場となるサッカーB、レスキューBの2チームを加え、全20チームが12/18(日)に玉川学園で開催される関東ブロック大会にコマを進めます。サッカーB、レスキューBは当アカデミーから初の参加となります。これが新たな歴史の1ページとなることを期待しています。引き続きご声援お願いいたします。

各ノード大会の詳しい結果は各大会公式ブログで
■神奈川・西東京ノード
      http://blog.goo.ne.jp/rcjj-kanagawa-nishitokyo/
■東東京ノード
      http://blog.goo.ne.jp/east--tokyo
■関東ブロック大会 開催概要
      http://rcjj-kanto.org/news.html
【日時】12/18(日)
【場所】玉川大学工学部・玉川学園
      ※アクセス
          http://www.tamagawa.jp/access/index.html
      ※キャンパスマップ
          http://www.tamagawa.jp/access/campusmap.html
【公式ブログ】 http://blog.goo.ne.jp/rcj-kanto


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算数・数学思考力検定
― 2/18(日吉校)・2/19(飯田橋校)にて開催! ―


 現在、世界が求めている算数・数学の学力は、「数学的リテラシー」と呼ばれるものです(視線51~53回参照)。

私たちは、日常のあらゆる場面で問題解決を求められています。解決しなければならない問題に直面したときには、まず、さまざまな条件を考慮し、いくつもの筋道を考えて、その中から最も良いと思うことを選択することになります。

ここで大切なのが、解決にいたるまでの過程、つまり筋道をどれだけ多く考えられるかということ。そして、その中から最適な組み合わせは何かを判断することです。
思考力とは、問題解決のプロセスを構築する力。これから未来に歩み進める子どもたちにこそ、この思考力が大切なのです。

算数・数学思考力検定では、知識を適用する問題ではなく、根拠を明らかにし筋道を立てて考える問題が出題され、「数学的リテラシー」を測定するものです。

    「個人成績票」には、得点や平均点の他、観点別評価や受検者へのアドバイスも掲載されていますので、今後の学習の指針も明確になります。また、合格者には「合格証書」が授与されます。
奮って受検なさってみて下さい。
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★トゥルースの視線(第65回)★
― ロボット教育指導者養成講座 ―
ロボットが創る白熱教室

以前いろいろなロボット講座に通っている小学生の女の子がいて、私が手がける科学館講座やRISE科学教育研究会(視線10回参照)主催「こどもロボット研究室」にも何度も通ってきていました。彼女はロボット講座用のノートを作っていて私の講座のページもあり、『熱血先生』というタイトルがついていました。

  私が『熱血』かどうかはさておき、講座では子供たちが『白熱』して活動に取り組んでいるのは確かです。小学高学年でも休憩時間を設けても、あまり白熱しすぎて休憩を取らずにオモラシをしてしまう子もいるほどです。小学校にボランティアでロボット講座で行うときなど、「ウチの子供たちは集中力がないので頻繁に休み時間を取ってください」とおっしゃる先生が多いのですが、蓋を開けてみると子供たちは夢中で試行錯誤し、集中力が途切れることはありません。学校の先生でしょうか?科学館などの授業で熱心に私の授業をメモしている父母の方もいらっしゃいます。

  これは、ロボット教材という優れた「ハンズオン教材」(視線8・9・63・64回参照)と「コンストラクショニズム」(視線2~4回参照)という教育理論が合致してなせる業なのです。しかも、活動は「オープンエンド」(視線11・12回参照)であり、課題の答えは1つではなく、子供たちの考えにより千差万別なアプローチが可能となります。当然、課題設定には「発達の最近接領域」(視線44・60回参照)が考慮されなければなりません。これらが綿密な計算のもとにデザインされ、上手く融合された時に初めて子供たちの『白熱』が生まれます。そして、この『白熱』の中から子供たちは多くのものを学び取ることができるのです。要するに、「教材」と「カリキュラム」、そして「指導方法」が三位一体となって初めて『白熱授業』が実現できるということです。

  「科学的リテラシーを向上させる優れた理科授業に関する教師用ビデオ教材の開発(平成22年 研究者代表 小倉康(国立教育政策研究所)」というA4版426頁に及ぶ分厚な、平成19年~21年科学教育研究費助成金・研究成果報告書が手元にあります。この内容は改めてご紹介する機会もあるかと存じますが、最後の方に「『ロボットを取り入れた科学的リテラシーの指導法』ワークショップ」という章があり、ここには私共が実践してきたアクティビティ(活動)がいくつも紹介されています。

国立教育製作研究所は「教育政策に関する総合的な国立の研究機関として、学術的な研究活動から得た成果を、教育政策の企画・立案にとって有意義な知見として集約・提示する立場にあります。また、国際社会において日本を代表する研究機関であるとともに、国内の教育に関係する機関や団体等に対して、情報を提供したり必要な助言・支援を行う立場にあります」(http://www.nier.go.jp/index.html)。すなわち、国の教育政策を決定する機関となります。私共の教育実践が国の教育政策に微力ながら影響を与えつつあるのを感じます。

  私共の教育実践を広く普及しなければならないという使命感を常に持っていました。しかし、私共が築き上げてきたカリキュラムが独り歩きし、「コンストラクショニズム」という指導方法が伴わなければ、真に「科学的リテラシー」を育てる教育にはなりません。そこで、RISE科学教育研究会では指導者を育成することを目的に『ロボット教育・指導者養成講座』(http://www.rise-j.net/)を始めました。初回は今年9月に行いましたが、参加者はわずか3名でしたが、学校の先生、学習塾の先生、一般の方というように異なった立場で関心を持たれたようです。次回は、2012年1月22日(日)になります。ご興味がある方は奮ってご参加ください。

2011年10月15日土曜日

2011年10月

レゴ®ブロック宇宙エレベーター
クライマーレース2011@アゴラ(LASER plus 2011)募集開始!
11/20(日)に開催!
― Truthチーム、出場者募集!!  ―


来る11月20日(日)、一般社団法人 宇宙エレベーター協会主催『レゴ®ブロック 宇宙エレベーター クライマーレース2011@アゴラ(LASER plus 2011)』が、東京都立産業技術研究センター(お台場)で行われます。いよいよ募集が開始されました。(http://www.rika.com/archives/5547)

  昨年は、指定されたキットの部品だけでクライマーを製作し、「なっちゃん」のジュース缶を約5mの高さまで運ぶタイムを競う「SEキットクラス」と、レゴブロックで自由に製作しデザインやオリジナル性、コンセプトなどを審査員が評価する「無制限クラス」が行われました。
当アカデミーからは「SEキットクラス」に4チームが参加し、3位・4位という優秀な成績を収めました。
  今年は、主に上昇スピードを競う「SE キットクラス」と、アースポート(地上)から宇宙ステーションまで規定時間内に人形を何人運べるかを競う「スタンダードクラス」の2つの競技が用意されています。後者は革新性や堅牢性も評価され、大会当日発表される課題(スペシャルミッション)も付加されるとのことです。

  今年の夏期特別授業で「宇宙エレベーター」の授業を行いましたので、関心を持っている生徒も多いかと思います。「LASER plus 2011」の出場者を募集し、当アカデミーのチームを組んで挑戦しませんか?日頃の学習の成果を発揮できる機会であり、大会出場経験は今後の成長のきっかけにもなるかと存じます。


<大会開催概要>
名称: 「レゴ®ブロック 宇宙エレベーター クライマーレース2011@アゴラ」
略称: 「LASER plus 2011」
日時: 2011年11月20日(日) 10:00~17:00
会場:東京都立産業技術研究センター 中2F イノベーションハブ
(東京都江東区青海2-4-10 URL http://www.iri-tokyo.jp/ )
内容: LASER競技会(SEキットクラス、スタンダードクラス)、宇宙エレベーター解説、展示
*LASER plus 2011は(独)科学技術振興機構主催によるサイエンスアゴラ2011出展催事です。
参加対象:小学校4年生以上の学生、一般の方で個人または団体。
参加費:無料
参照URL:一般社会法人宇宙エレベーター協会  http://jsea.jp/
サイエンスアゴラ  http://www.scienceagora.org/


<「LASER plus 2011」トゥルース・チーム出場者募集概要>
■応募資格:当アカデミー在籍の小学4年生以上
      ・11/20(日)大会に参加できること
      ・写真・動画の撮影・掲載及び免責事項に同意できること
      ・活動日(4日)の内、2日以上出席できること
■申込締切:10月22日(土)
■活動日:10/29(土)・11/5(土)・11/12(土)・11/19(土)
■参加費:1回1,000円


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「ロボットの鉄人2011」活動報告
― サッカーでソレノイドシューター製作!
レスキューで新センサー搭載! ―


9月23日(金祝)~25日(日) の3日間、川崎市民プラザ(川崎市)においてロボカップジュニア強化合宿『ロボットの鉄人2011』が開催されました。
ロボットの鉄人は、世界大会出場経験を持つ大先輩と昼夜を共にし、ジャパン、世界で通用する技術、研究姿勢を身につける強化合宿として2008年より行われ、毎年多くのジャパンオープン、世界大会チームを誕生させています。

  4回目の開催となる今年は、新たにサッカーAオープンウェイト/サッカーBチャレンジ対象の講座も開催。サッカーAチャレンジ8名、サッカーAオープンウェイト/サッカーBチャレンジ4名、レスキュー12名、レスキューベーシック(初級)2名の合計26名が参加しました。


  大きなルール変更から3年目の大会を迎えるレスキュー。年々出場ロボットの完成度が高くなってくる中、それでも勝ち進めるように、NXC(C言語に似たテキスト言語)や新たなセンサーを研究する講座を開催。ジャイロセンサーと加速度センサーの機能を併せ持つ「慣性センサー」を使って、ロボットがフィールドのどこにいるのか、どの方向を向いているのかを検知する課題に取り組みました。参加者たち積極的に新たな技術を取り入れました。

    サッカーオープンウェイト/サッカーBでは、インスタントカメラのフラッシュの増幅回路を使った強力ソレノイドシューターの制作、グリーンカーペットに対応する超音波センサーを使った位置制御など、全国のハイパワーマシンに対抗するマシンを目指し活動を進めました。

  夜間には、宿泊部屋にフィールドを持ち込み、深夜まで調整、試合を繰り返しました。鉄人達も深夜まで指導に徹し、参加者達に世界大会を目指すものの心構えを行動で示しました。参加者達のその熱心なその姿に、1つのことにこれだけの時間集中し夢中になって取り組めるのかと驚かされました。


ロボットの鉄人2010から、3チームがトルコイスタンブル世界大会進出チームが生まれました。今年は、どのような活躍を見せてくれるか期待が高まります。


★関東各ノードでエントリー開始!

関東ブロックの各ノードで今月からエントリーが始まっています。
関東ブロックの詳細は、以下のHPで。
http://rcjj-kanto.org

★10/29(土)-10/30(日)産技祭でトゥルースチームが出場!

都立産技高専・品川キャンパスの文化祭「産技祭」が、10/29-30に開催されます。
トゥルースOB部員も多い同校ロボカップ部が、サッカー(29日)、レスキュー(30日)の競技を開催。
トゥルースチームが招待されました。
楽しい学校祭も楽しみつつ、ぜひ、競技の応援にもいらして下さい!
http://www.metro-cit.ac.jp

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★トゥルースの視線(第63回)★
― スティーブ・ジョブズ死去  ツールが持つ力 ―

 「Appleは先見と創造性に満ちた天才を失いました。世界は一人の素晴らしい人物を失いました。スティーブを知り、共に仕事をすることができた幸運な私たちは、大切な友人と、常にインスピレーションを与えてくれる師を失いました。スティーブは彼にしか作れなかった会社を残しました。スティーブの精神は永遠にAppleの基礎であり続けます。(http://www.apple.com/jp/stevejobs/)」 

10月5日、米アップル社スティーブ・ジョブズ氏(享年56歳)の死は世界に深い悲しみをもたらしました。

  MacOS、iMac、iPod、iPhone、iPad…、次々と生み出される、圧倒的に素敵なデザインとワクワクするような新しい機能を持つアップル社の製品は、私たちの生活を、社会を大きく変える原動力になってきたことは誰もが認めるところではないでしょうか。
最近ではタブレット端末iPadの出現が印刷業界や出版業界において電子書籍化を一気に加速化し、ある調査では日本の先生の約7割が教育現場への導入に前向きな意向を示しているとのことです。

様々な端末器は所詮単なる「ツール(道具)」かもしれません。しかし、この情報化社会において、技術革新による新たな「ツール」の発明が人間生活に与える影響は計り知れないものがあるのも事実です。

  当アカデミーのようにHands-on-learning(ハンズオン・ラーニング:ペーパーには依らず具体物を用いて行う直接体験型の学び)を実践する場においては、教材は大切な「ツール」です。かつては玩具でしかなかったレゴブロックがマサチューセッツ工科大学メディアラボとの共同開発によって、科学技術教育の教材に生まれ変わりました。

1998年レゴ社製ロボット製作キット「マインドストーム(Mindstorms) 」の出現によって、世界の教育現場にロボットを教材とした授業が導入されるようになり、世界大会まで開催されるロボットコンテストも生まれました。『Mindstorms』は元々、「コンストラクショニズム」という教育理論を提唱しているシーモア・パパートが自身の理論と実践を記した著書の題名です。「ツール」が教育の変革を強くサポートした典型的な一例ではないでしょうか。

  私共は、レゴ社の教育用ブロックだけでなく、リトル・ダビンチでも、優れたハンズオン教材の備えるべき条件は以下のように考えております。
1)色やデザインの見た目が魅力的であり、その教材が対象とする年齢の子供たちに楽しそうに感じられること
2)素材が安全であり、手で触った感触がいいこと
3)オープンエンドの学びが実現できること
  (たった1つの正解が予定されているのではなく、多様な解答が実現できること)
4)操作の難易度が対象年齢に合っており、操作にストレスを感じさせないこと
5)これらの条件を満たし、教材自体が子供の試行錯誤を支援するものであること

  ジョブズ氏のように圧倒的に革命的なツールを私共が自らの力で生み出していく能力はありません。せめて、これらの教材(ツール)を有効に使って、「コンストラクショニズム」に基づいた教育が実践できるように授業案を練り、実践していくことが私共の使命であると考えております。


2010年12月15日水曜日

2010年12月

初挑戦も、2チームが予選通過!
- 「レゴ®ブロック宇宙エレベーター クライマーレース2010@アゴラ」報告 -


去る11月21日(日)東京国際交流館(お台場)で「レゴブロック宇宙エレベータークライマーレース(LASER)」が過去最多の36チームで行われました。

指定されたキットの部品だけでクライマーを製作し、「なっちゃん」のジュース缶を約5mの高さまで運ぶタイムを競う「SEキットクラス」16チーム、レゴブロックで自由に製作し、デザインやオリジナル性、コンセプトなどを審査員が評価する「無制限クラス」20チーム。初挑戦の当アカデミーからは4チームがSEキットクラスに参加しました。

指定キット外のモーターを使ったチームが多く、協議の結果「SEキットクラス・ラージクラス」と「SEキットクラス・ライトクラス」に分割し、当アカデミー4チームは後者に参加。


チーム『Hi Speed』(練馬校:望月Y・青木K・片山S)は、たった一つのモーターで作った唯一のクライマーでしたが、予選2回と決勝で安定した走行を行い3位。『エスペランサ』(飯田橋校:菅谷S・秋山R・鶴岡T・吉野H)は予選2回ともミスがあったものの圧倒的な速さを見せ決勝進出。決勝ではトラブルがあり4位。『TeamBLACK』(日吉校:高橋R・井下N・宮崎J・植田Y)は、予選2回とも完走したもののタイムが及ばず残念ながら決勝進出ならず。『空飛ぶサラリーマン』(練馬校:柳澤Y・竹下H・高石A・小林M)は前日の最終練習日と当日リーダーの柳沢君が熱のため欠席。3~4年生だけで頑張ったのですが缶を乗せては上がることができず、無念の予選敗退。

短い期間でしたが皆一所懸命取り組み、大会当日も自分たちのマシンの調節をしたり、他チームのいろいろなマシンを見たり、大いに学ぶことがあった充実した活動だったように思います。

蓋を開けてみれば課題の難易度が最も高いクラスに挑戦し、1位と2位が大学生のチームであったことを考えると、とても健闘したのではないでしょうか。皆、本当によく頑張りました。


【大会結果】
主催 : 一般社団法人 宇宙エレベーター協会
http://jsea.jp/node/962


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ロボカップジュニア2011に向けて始動!
― ロボカップジュニア関東ブロック競技会開催! ―


12/19(日)、都立産業技術高等専門学校にて開催される「ロボカップジュニア関東ブロック練習競技会」にロボット・サイエンスの生徒が出場します。

同競技会は、
①ノード大会に先立ち実戦形式の練習の場を設ける
②2010ルール審判講習会を開催し、大会運営側と参加者の間で判定基準の統一を図る
③初心者でも参加できる競技を設け、ロボカップジュニアの活動に参加する機会を提供する
ことを目的に、今年初めて実施されます。

本大会同様、「サッカー」、「レスキュー」、「ダンス」の各チャレンジ、加えて初心者対象競技として「ライントレース競技」が実施されます。


   当アカデミーのベーシックⅠは「ライントレース競技」、ベーシックⅡは「ダンスチャレンジ(課題曲部門)」、アドバンス以上は「サッカーチャレンジ」、「レスキューチャレンジ」のどちらかに出場します。練習競技会の活動を通じてロボカップジュニア2011に向けての開発の方向性、開発計画を確立させていきます。

昨年は3チームが世界大会出場という功績を残してくれましたが、今年はどのような活躍を見せてくれるのか、今から期待が高まります。

  同競技会は見学は自由、無料となっています。また、ロボカップの概略や精神、活動に関して説明する「ロボカップジュニア説明会」、ルールの解釈や運営方法について説明する「ロボカップジュニア2010ルール説明会」も合わせて実施いたします。(いずれも参加自由・無料)ロボカップにご興味、ご関心をお持ちの方は、この機会にぜひご参加下さい。参加者達への応援もお願いいたします。

ロボカップジュニア関東ブロック練習競技会 開催概要

■開催日:12月19日(日)9:00~17:00(予定)

■開催場所:東京都立産業技術高等専門学校 品川キャンパス
           http://www.metro-cit.ac.jp/

■実施競技:

1)サッカーA
  ①ライトウェイトリーグ(ロボットの重量が1.5kg以下)
  ②オープンリーグ(ロボットの重量が2.5kg以下)
2)レスキューA
  ①プライマリ(14歳以下)
  ②セカンダリ(15歳以上)
3)ダンス
  ①課題曲(ジングルベル)
  ②自由曲
4)ライントレース競技
  ロボット初心者対象のライントレースによるタイムレース
  個人競技、スーパーチーム競技の2種を実施

■ルール:
・サッカー・レスキュー・ダンスについては、ロボカップジュニア2010
  ルールを適用
・ライントレース競技については、関東ブロックオリジナルルールを適
  用
        ライントレース競技ルール…
                 http://rcjj-kanto.org/info2011/LineTraceRule.pdf

■同時開催
・ロボカップジュニア説明会 9:10~(予定)
・ロボカップジュニア2010ルール説明会 10:30~(予定)

  ■参照URL: http://rcjj-kanto.org/info2011/practice.html


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ダヴィンチ・スペシャル1月講座案内
― 人気のはこシリーズやコマの大実験! ―


土曜、日曜の単発講座「ダヴィンチ・スペシャル」の1月講座をご案内いたします。

テクノロジーでは、ベルトドライブの仕組みを使ったベルトコンベア作ります。RCXとベルトコンベアをつなぎ、プログラミングを学習しながら、1円玉、10円玉、100円玉を自動で見分けるコイン選別装置を制作します。

ロボティクスは、オリジナルロボット制作の2回目「シューターロボット」を制作します。てこの原理を応用した、ボールを飛ばすメカを搭載します。見事なシュートを決めることはできるか?

エンジニアでは人気のはこシリーズ第2弾として「AMはこらじ」を制作します。電子を組み込み、自分の好きなように外装をデザインします。自分で作ったラジオでお気に入りの番組を聞いてみよう。

幼稚園生対象のプレサイエンスは、10月に開講された「静電気あそび」の様子=は、「コマのかがく」。コマを上手に回したり、よく回るコマのバランスを考えたり。色々な円盤をつけてコマを回し、見え方の不思議や、色の不思議などを体験します。
詳しくはこちら → http://www.truth-academy.co.jp/LVsansu/index.htm  



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★トゥルースの視線(第56回)★
― ハーバード白熱教室②~聞く力と話す勇気  ―


『ハーバード白熱教室@東京大学』の最後で、サンデル教授は講義の参加者たちに、こう語ります。

「私が素晴らしいと感じたのは、皆が異なる見解を示し、皆が深く根ざした信念によって異議を唱えながらもなお、お互いの意見に耳を傾け合ったということだ。そして問題の根底にある道徳原理を探ろうとして議論をしていたことだ。我々は問題を解決することはできなかった。しかし、ディベートや道徳的議論、公共の討議は大抵の場合、全員が合意するものではないだろう。世界を見渡せば、我々は異なる価値観が存在し、相反する道徳や宗教的信念に満ちたグローバル社会に生きている。今日の議論で我々は前進し、自信を得たと思う。自信と美徳と力を得たように思う。真剣なディベートをこの場でできたのなら、おそらくできるのは、この空間に集まった1000人だけではない。このような考え方、議論の仕方、論法、お互いに意見を聞き合うやり方は、意見が一致しない場合であっても、お互いに学び合うことがある。たぶんこれが我々の社会の中で公共的生活を実現できるやり方なのだと思う。これこそが私の願いだ」と。

何かの目標に向かって(あるいは、何かを求めて)、信念と価値観に立脚して自分自身の意見を述べること、相手を尊重し相手の意見に耳を傾けることの大切さを改めて痛感しました。

その一方、日本の子供たちは最近「聞く力」が低下しているように思えてなりません。
OECDが実施する国際的学力到達度調査(PISA)2006年「読解力」の分野で15位(2000年8位・2003年14位)という状況にも現れているように感じます。

特に外部のロボット講座で講師の依頼を受けたときなど、話を聞けない子が非常に増えていることに驚きます。時には授業を止めて子どもたちに「学力とは聞く力なり」と話さなければならないこともあります。「ロボットのセンサーと同じように、耳から様々な情報が入ってくる。ちゃんと聞いていれば、その情報を基にいろいろなことを考えることができるけれども、聞いていなければ何をしたらいいか分からない、考える材料もないから考えられない。もし頭がよくなりたいのなら、ちゃんと聞くことが大切」。

また、これは今に始まったことではなく、サンデル教授も東大での講義の冒頭で日本人は大勢の中であまり意見を言わず、議論にあまり積極的に参加しないのではないかと心配していたことですが、間違えることを恐れて発言しない子が多いのも気になることの一つです。

子供たちにはこんな話をよくします。「たくさん間違える人の方が偉い。間違えない人は自分の知っていること、分かっていることしか言わない、やらない。しかし、たくさん間違える人は、こうじゃないかな?ああじゃないかな?と自分の頭でいろんなことを一所懸命考えているから間違える。だから、間違える人の方が多くのことを学べる。間違えてもいいから自分の思ったことをどんどん言ってみよう、やってみよう」。

教師が子供たちのどんな意見をも肯定も否定もせずに受け入れていくと、子供たちの中から自然と議論が生まれてきます。

「意見を言うことは勇気が必要だ。なぜそう考えるのか、議論を展開しなければならない。反論を受ける覚悟も必要だ。これができれば、社会に出て民主主義社会の市民になって活躍するとき、大きな力を発揮し自信につながると思う」(サンデル教授)