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2010年11月15日月曜日

2010年11月

X'masプロジェクト2010開催!
― 冬休み特別授業、ウェブでレゴ作品コンテスト  ―


 当アカデミーではこれまで、年末年始の授業として、例年12月に「クリスマスパーティー」を大会場で、一同会して開催してまいりました。しかし、今年、例年3月に開催されてきたロボット・サイエンスの生徒が出場する「ロボカップジュニア」のブロック大会を12月に開催するという議論がロボカップジュニアジャパンの方で持ちあがりました。当アカデミースタッフ一同、ロボカップジュニアの運営に深く携わっているため、クリスマスパーティーとの同時期開催は難しく、今年からクリスマスパーティーを中止せざる終えなくなりました(結局今年のロボカップジュニア2011ブロック大会は、2011年3月に開催となり、次年度から12月開催の予定)。

例年楽しみにしてくれていた子どもたちには申し訳ないのですが、それに代わる楽しい企画として、各教室やウェブなどを利用して「X'masプロジェクト2010」を企画しました!

メインとなる「冬休み特別授業」は、ブロック・サイエンス、リトル・ダヴィンチ在籍生の年末年始の授業分として行う必修特別講座です。ロボット・サイエンス在籍生、一般生のみなさんも有料で受講できます。

「レゴ作品コンテスト」や、展示などはこれまでと違ったシステムで続行。奮ってご参加下さい!

また、ロボット・サイエンス在籍生は、今年初めて開催される「ロボカップジュニア関東ブロック練習競技会」に参加します。見学自由ですので、応援にいらして下さい!


レゴ作品コンテスト2010出品者大募集!


テーマ:「クリスマス」~ 「クリスマス」をオリジナルのレゴ作品で表現しよう ~今年もクリスマスパーティーにてレゴ作品コンテストを実施します!昨年までのように、会場で一同を会しての全作品の展示・投票という形はとれないため、ウェブでの作品写真公開&投票というシステムで実施いたします!

当アカデミーに在籍する全生徒諸君、そしてお父さまお母さまたちまで、どなたでも参加できる作品コンテストです。大好きなレゴで作品自慢しましょう!
入賞者には、賞状とプレゼントが授与されます!奮ってご参加下さい。

■エントリー部門

・デュプロ部門(参加対象:在籍生・年齢不問・デュプロサイズのブロックを中心に使うこと)

・ベーシック部門(参加対象:在籍生・年齢不問・ベーシックサイズのブロックを中心に使うこと)

・父母部門(参加対象:在籍生の父母・ブロックのサイズは自由)

■テーマ

「クリスマス」をテーマに自由に制作して下さい。

■作品規定

縦・横・高さとも45cm以内。
レゴブロックを中心にした作品で、飾りつけなどに他の素材も使用可能です。基本的にご自宅にあるレゴブロックをご使用下さい(教室からの貸し出しはいたしません)。
オリジナル作品に限ります(市販のセット作品を使用する場合は、必ず自分なりの工夫を付け加えて下さい)。

■エントリー方法

完成した作品と、作品紹介シートを記入して、各在籍教室にご持参下さい。
(受付期間:11/11~12/7)

■作品コンテストの流れ

① 完成した作品と完成した作品と、P5「作品紹介シート」を記入して、在籍教室にご持参下さい。受付期間は 11月11日(木)~12月7日(火)になります。

② 作品は、投票期間終了まで、各教室に展示させていただきます。その間、当アカデミーのスタッフで、作品のウェブ公開用の写真撮影、作品紹介シートの内容をデータ化する作業を行います。
③12月10日(金)から、エントリーされた全作品の写真をウェブ上で公開し、投票を受付します。投票期間は12月10日(金)~12月19日(日)までになります。

⑤投票結果は、12月24日(金)にウェブ上で発表!また、2011年1月号のTruth通信でも発表いたします。

⑥受賞者への表彰と副賞の授与は、1月に入ってから、各教室で行います。
⑦作品の返却は、投票期間(12/19以降)終了後、随時お願いいたします。

■ウェブアドレス

Truth通信12月号(12/2~配布予定)にて、公開&投票受付するウェブアドレスをお知らせいたします。制作者のフルネームの公開は控えます。

■賞

受賞者には、賞品と賞状が授与されます。また、作品を出品した方全員に参加賞が贈られます。


 
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「ロボットの鉄人2010」開催!
― 世界チャンピオンを輩出したロボット特別強化合宿 ―


RISE科学教育研究会主催「ロボットの鉄人」は、ロボカップジュニア世界大会に出場経験のあるロボットの鉄人たちと過ごす2泊3日の合宿講座です。

08年のから開始し、3回目となる今年は「子どもゆめ金助成活動」として実施。
サッカーチャレンジとレスキューチャレンジの2コースがあります。それぞれ昼間に競技会を繰り返し行い、実戦経験を積みながら、ロボットを進化させます。夜間には達成度、課題に応じたテーマ別講座も開講。

鉄人の活動を間近で見て、共に活動することで、競技会での調整方法、研究姿勢などを学ぶことできる濃密な3日間です。
  
09年合宿参加者から2チームが世界大会に出場しました。うち1チームは世界チャンピオンの座に輝きました。来年のチャンピオンは君かもしれません!合宿で一緒に世界を目指そう!

 


■昨年参加者の実績
ロボカップジュニア2010
    シンガポール世界大会…2チーム出場
          ・レスキューAプライマリ優勝
    ジャパンオープン2010大阪…5チーム出場
          ・レスキューAプライマリ第3位
■参加するロボットの鉄人の実績
西村進一:04リスボン、05大阪世界大会出場
中川雅貴:06ブレーメン世界大会/個人準優勝・マルチ優勝、
         07アトランタ世界大会/特別賞
         08蘇州世界大会/個人優勝
奥山弘祐:02福岡世界大会/ベスト16
         06ブレーメン世界大会出場 


 【ロボットの鉄人2010開催概要】

開催日:12月27日(月)~29日(水) 2泊3日
開催場所:Bumb東京スポーツ文化館(新木場)
          
→ http://www.ys-tokyobay.co.jp/index.html
対象:小学5年生以上
持ち物:パソコン・ロボット
    ※持参できない場合はご相談ください。
定員:30名 (定員に達し次第締切)
参加費:15,750円(税込)
受付開始:2010年11月24日から
申込方法:電話(本部事務局03-5946-5536
) 
      または、RISE科学教育研究会ホームページまで。



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ダヴィンチ・スペシャル11月講座
― 小1から参加できる電子工作!メカ+プログラム研究のロボティクス! ―


土曜、日曜の単発講座「ダヴィンチ・スペシャル」では通常授業とは違った技術・知識が得られる教材を使用しています。11月講座をご案内いたします。ぜひ、体験してみて下さい!

テクノロジーでは、みんなが大好きなギアについて研究。ギアを使ってスピードを変えるギアアップ、ギアダウンの仕組みを使って、超高速回転ギアやメリーゴーランドを制作します。

ロボティクスは、2学期からメカニズム研究も含めたオリジナルロボット製作をしています。
「お掃除マシーンを作ろう!」では、ベルトドライブやギアなど動きを伝える仕組みを研究します。仕組みを応用し、走行部分と連動して動く回転ブラシを搭載したお掃除ロボットを制作しします。果たしてゴミを飛ばすことはできるでしょうか?

エンジニアでは電子工作初心者向けキットとして人気のはこシリーズ「はこチョイっす!」を制作します。抵抗やLEDなどの電子部品を組み込み、12個のLEDが光りながら回転する電子ルーレットを作ります。小1から参加できます。この機会に電子工作に挑戦してみよう。

幼稚園生対象のプレサイエンスでは、身近なもので科学あそびシリーズ第三弾として「輪ゴムのメカ」を開催。のびる、もどるなどの輪ゴムの性質を活かし、輪ゴムを使った実験や工作を楽しみます。 

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★トゥルースの視線(第55回)★高専ロボコン観戦記
- アイデア対決「激走!ロボ力車」 -


去る10/24(日)駒沢オリンピック公園総合運動場体育館にて、毎年恒例の「高専ロボコン」(アイデア対決 全国高等専門学校ロボットコンテスト2010)の関東甲信越地区大会が行われました。

今年は主管を都立産技高専品川キャンパスが担当。8/29「サマーチャレンジ」で優勝した当アカデミーの生徒たちに副賞として入場チケットを頂きました。当アカデミーを卒業し、産技高専に進学した神山慧君が選手宣誓。神山君率いるチーム「Pigeon」(産技高専品川A)には、今年ロボカップジュニア世界大会に出場した加納誉大君やジャパンオープン出場の増田匠君の姿も。全20チームが全国大会出場を目指して対決しました。

今年のテーマは「激走!ロボ力車」。二足歩行ロボットがまず単独で走り、中間地点で荷台に乗った人間を乗せてゴールに向かいます。さらに、ゴール前に吊り下げられた輪にキーを差し込まなければなりません。「アイデア対決」というだけあって、驚くような発想もあり、うまくいくか?ハラハラドキドキする場面もあり、会場は大変な盛り上がり。各校の応援団や司会のNHKアナウンサーたちも場をさらに盛り上げます。

優勝した力強く走る「メタリオット」(長野高専B)は、8人の人間を台車に乗せても走れます。アイデア賞 「歓声!Moment」(産技高専荒川B)は、その中のブランコに人を乗せて歩く巨大な風車型のロボット。人を乗せて歩く近未来的なクールなデザインのロボット「Voiture(ヴォワチュール)」(群馬高専B」が技術賞。シンデレラが乗るカボチャの車をネズミのロボットが運ぶ「狭間怪力(ハザマッチョ)」(東京高専B)がデザイン賞。以上4チームが全国大会に推薦されました。空気圧を利用して動くロボット「Pigeon」は独自のアイデアを披露したものの完走できず、特別賞(本田技研工業株式会社)を受賞したものの、残念ながら敗退してしまいました。

高専ロボコンの良さは競技の勝敗だけでなく、奇抜なアイデアを実現していたり、観ている人を楽しませるデザインであったり、様々な観点からロボットや学生たちを評価する点です。全国大会でも優勝チームより、審査員による大賞の方が評価が高いというところにも、その理念が感じられます。

観戦した生徒たちは、皆それぞれに、いろいろなことを感じ取ってくれたようです。後日「高専ロボコン1位のロボットをみて思ったのですが、頑丈で、メンテナンス性に優れていて、デザイン(シンプル)の良いをモットーにロボットを作り、練習競技会に挑もうと思います」というメールを送ってくれた生徒もいました。自分の目標とするロボット像が見えてきたのだと思います。

全国大会は、11/21(日) 国技館で行われます。また、NHKで地区大会・全国大会の様子を放映しますので、ぜひご覧になってください。

高専ロボコンHP: