~ 難易度が上がったルールに、小学生参加全チームが0点 ~
10/10(日)第8回宇宙エレベーターロボット競技会オープンAがオンラインで開催されました。予選会だけで完結する「リージョナル」部門には、小~高の16チームが、全国大会の選抜を行う「グローバル」小学生部門に8チーム、中高校生部門に22チームが参加。今回はコロナ禍を鑑み、教室などの各チームの活動場所からzoomを通して参加する競技形式になりました。活動場所の環境を考慮し、本来予選会では床から2.5m、全国大会では4mの高さに吊るされる宇宙ステーションが、1mに変更されました。
トゥルース・アカデミーからは、グローバル小学生部門に「北斗星」、「Garaxy Three」、「moon up climbers」の3チームが参加。今回のルールは、2階建ての宇宙ステーションの上下段にそれぞれ50個のピンポン玉が置かれ、地上のアースポートからテザーと呼ばれる布製の帯を伝ってロボットが上がっていき、ピンポン球を回収してアースポートに戻ってくるという競技内容です。回収した球の個数を競います。制限時間内に何度も運んで構わないのですが、競技終了時にアースポートにロボットが戻っていないと得点は1/3に減らされてしまいます。
残念ながら、難易度が高かったのか、オープンAグローバル小学生部門に参加した8チームすべてがピンポン球を運べず0点になり、全国大会への推薦チーム数も0になってしまいました。中高校生部門では、3チームほどが、ステーションのピンポン玉回収に成功したようです。練習中や競技後に再挑戦をした時には、トゥルースのチームも回収ができていたようですが、やはり本番一発勝負となると、緊張感もあり、規定の動作を守ることに精一杯なのか、実力が発揮できなかったようです。
全国大会進出は果たせませんでしたが、この活動を通して学んだ、ロボット製作に必要な考え方や技術、チームワークと役割分担、大会に臨む姿勢など、今後の学習に活かしてくれることを期待しています。