~ 明暗を分けたアクシデント ~
11/16(土)・17(日)東京都立産業技術高等専門学校品川キャンパスにて、「ロボカップジュニア2025東京ノード大会」が神奈川・西東京ノード大会と合同で開催されました。前号でご紹介したように、競技の細分化により、ノード大会(予選競技会)において関東ブロック大会への選抜が必要な競技が少なくなったため、ワールドクラス(WC)のレスキューラインとチャレンジクラス(CC)のレスキューラインエントリーの2競技が行われました。Truth Academyからは、CCエントリーに参加するチームがおらず、WCラインに3チームが参加しました。
WCラインでは、2回競技を行い、その合計点で順位が決まります。今回の大会では、被災者を救出できたチームが全体で1チームだけで、ライントレースをどれだけ競技進行の停止なしで行い、チェックポイントタイル到達によるタイル得点を得られたかかが分かれ目だったようです。
WCライン2年目の「蒲焼き」は、1回目2回目の競技ともに練習と同様の安定したライントレースを見せ、関東ブロック大会進出を決めました。救助ゾーンでの得点は取れなかったものの参加チーム中唯一救助ゾーンを自力で出口まで行くことができました。得点が困難な救助ゾーンで、いかに得点するかが今後の課題になりそうです。「continue」は、マインドストームEV3と自作のハイブリッド機で挑みましたが、調整中に自作回路が故障。1回目はコースを時間内に走破できず得点が伸び悩みました。2回目の競技では、競技中に障害物に引っかかったセンサーが外れてしまうトラブルが発生。リタイアもあり得る状況でしたが、懸命にその後の得点要素をクリアして粘りを見せ、辛くも関東ブロック大会進出。「FujiRuri」は、1回目の競技中にEV3と外部基板をつなぐケーブルが断線してしまい、2回目は残念ながらあえなくリタイア。今年1年、可動式の超音波センサーや自作のラインセンサーの作成など新しい試みをたくさん取り組んできましたが結果に思うように繋がらず、関東ブロック大会進出を逃し、悔し涙をのみました。やはり、本番でのアクシデントをいかに回避できるように準備をするか?起こりうるアクシデントを事前に想定して対応できるように準備しておくか? ― 大人でもなかなか難しいことですが、そのような力も育ってもらえればと願っています。
また、サッカーの練習競技会も行われました。WCライトウェイト「TOM」はTruth・高専合同チームです。高専のメンバーのロボットは初出場ということもありうまく動きませんでしたが、出場経験のあるTruth多賀君のロボットがフォローでき、3勝1敗と好調でした。合同チームを組む特殊な状況ですが、高専側メンバーと積極的にコミュニケーションをとってロボット同士の連携ができるように進化できれば、ブロック以降でも活躍できそうです。CCライトウェイトユース「ツチノコキッカーズ」は1勝1敗2分。試合前に回路が故障するなどトラブルありましたが、試合前に無事に自力で修理成功。しかしその影響で調整時間が短くなり普段の実力はあまり発揮出来なかった様子でした。関東ブロックで勝ち抜くには、「敵陣を向き続ける」「白線からでない」など、ロボットの基礎的な動きについて、確実にできるように大会会場での細かな調整が必要なようです。CCサッカーエントリー「チーム・ノーブル」は、昨年度のジャパンオープンにおいて日本リーグOnStageで優勝したチームです。ロボカップジュニアのサッカーは、2台vs2台で対戦しますが、4人でチームを結成しています。結果は3勝1敗とまずまずの成績。この調子で実力を伸ばしてほしいものです。
関東ブロック大会は、年明け1/12(日)・13(月祝)に行われます。サッカー、レスキュー、OnStageの各競技にTruthチームが参加しますので、ぜひ応援の程よろしくお願いいたします。
WCラインでは、2回競技を行い、その合計点で順位が決まります。今回の大会では、被災者を救出できたチームが全体で1チームだけで、ライントレースをどれだけ競技進行の停止なしで行い、チェックポイントタイル到達によるタイル得点を得られたかかが分かれ目だったようです。
WCライン2年目の「蒲焼き」は、1回目2回目の競技ともに練習と同様の安定したライントレースを見せ、関東ブロック大会進出を決めました。救助ゾーンでの得点は取れなかったものの参加チーム中唯一救助ゾーンを自力で出口まで行くことができました。得点が困難な救助ゾーンで、いかに得点するかが今後の課題になりそうです。「continue」は、マインドストームEV3と自作のハイブリッド機で挑みましたが、調整中に自作回路が故障。1回目はコースを時間内に走破できず得点が伸び悩みました。2回目の競技では、競技中に障害物に引っかかったセンサーが外れてしまうトラブルが発生。リタイアもあり得る状況でしたが、懸命にその後の得点要素をクリアして粘りを見せ、辛くも関東ブロック大会進出。「FujiRuri」は、1回目の競技中にEV3と外部基板をつなぐケーブルが断線してしまい、2回目は残念ながらあえなくリタイア。今年1年、可動式の超音波センサーや自作のラインセンサーの作成など新しい試みをたくさん取り組んできましたが結果に思うように繋がらず、関東ブロック大会進出を逃し、悔し涙をのみました。やはり、本番でのアクシデントをいかに回避できるように準備をするか?起こりうるアクシデントを事前に想定して対応できるように準備しておくか? ― 大人でもなかなか難しいことですが、そのような力も育ってもらえればと願っています。
また、サッカーの練習競技会も行われました。WCライトウェイト「TOM」はTruth・高専合同チームです。高専のメンバーのロボットは初出場ということもありうまく動きませんでしたが、出場経験のあるTruth多賀君のロボットがフォローでき、3勝1敗と好調でした。合同チームを組む特殊な状況ですが、高専側メンバーと積極的にコミュニケーションをとってロボット同士の連携ができるように進化できれば、ブロック以降でも活躍できそうです。CCライトウェイトユース「ツチノコキッカーズ」は1勝1敗2分。試合前に回路が故障するなどトラブルありましたが、試合前に無事に自力で修理成功。しかしその影響で調整時間が短くなり普段の実力はあまり発揮出来なかった様子でした。関東ブロックで勝ち抜くには、「敵陣を向き続ける」「白線からでない」など、ロボットの基礎的な動きについて、確実にできるように大会会場での細かな調整が必要なようです。CCサッカーエントリー「チーム・ノーブル」は、昨年度のジャパンオープンにおいて日本リーグOnStageで優勝したチームです。ロボカップジュニアのサッカーは、2台vs2台で対戦しますが、4人でチームを結成しています。結果は3勝1敗とまずまずの成績。この調子で実力を伸ばしてほしいものです。
関東ブロック大会は、年明け1/12(日)・13(月祝)に行われます。サッカー、レスキュー、OnStageの各競技にTruthチームが参加しますので、ぜひ応援の程よろしくお願いいたします。

continue(レスキューライン)

チーム・ノーブル(サッカーエントリー)

蒲焼き(レスキューライン)

FujiRuri

TOM(サッカーライトウェイト)

チノコキッカーズ(サッカーライトウェイトユース)