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2018年5月26日土曜日

第9回 教育ITソリューションEXPO

プログラミング&ロボット教材はすでに飽和状態か?




 5/16(水)~18(金)東京ビッグサイトにて、「第9回教育ITソリューションEXPO」が開催されました。学校業務支援・教材・教育コンテンツ・ICT機器・eラーニング・みらいの学びに関する教育などをテーマに約700社が出展しました。




 2020年に小学校でプログラミングが必修科目になることを受け、プログラミング教材やロボット教材が、昨年よりさらにボリュームアップした感があります。特に、今はやりのプログラミング言語学習環境「Scratch(スクラッチ)」がベースの教材や、幼児対象のアンプラグド(パソコンを使わない)のプログラミング教材が増えたことも目立ちました。様々なロボット教室やプログラミング教室のフランチャイズ展開も力を伸ばしているようです。また、ブロックをつなぐだけで電子回路ができる教材が、その種類を増やしました。3DCADソフトも数社が色々なアプローチをしているようです。実験のデータを取得して解析するデータロガーについては、まだまだの感があります。




 今展示会では、教材の種類は増えたものの同じようなものが目立ち、新しい概念を打ち出した教材は無いように思いました。「2020年に向けてビジネスチャンスが到来し、今や百科繚乱の感はある」、「しかし、ここから淘汰が始まり、本当に優れた教材や教室だけが残るのでは?」という意見が、各関係者から多く出ました。気になった新教材のサンプルを取り寄せ、検証した上で、常に時代の先端を行くTruthとして、新カリキュラムの開発に邁進したいと思っております。

トゥルース・アカデミー
http://truth-academy.co.jp/