去る9月18日(月祝)「ロボットの鉄人」合宿の最終日に、国立オリンピック記念青少年総合センターにて、NPO法人科学技術教育ネットワーク(NEST)が主催して「第1回RoboRAVE(ロボレーブ)東日本大会」を開催しました。
“Today’s Play, Tomorrow’s Pay.”(今日の遊び、明日への学び)をモットーとするRoboRAVEは、2001年にアメリカで始まったロボットコンテストで、RAVEとはRobots Are Very Educationalの頭字語です。現在世界各地で行われていて、米国、ニューメキシコ州のアルバカーキでは、毎年5月始めに10カ国、延べ3,000人以上が参加する世界大会が行われます。日本では加賀市(石川県)で国際大会を開いていますが、今後の日本での普及のために日本代表から協力を求められて開催することになりました。
今回の東日本大会では、「a-Maze-ing(アメイジング)」(ジグザグの板の上を落ちないように走行する競技)と、「Line Following(ラインフォロイング)」(ピンポン玉を乗せてライントレースし、ゴールにある箱にピンポン玉を入れる競技)の2種目を行いました。a-Maze-ingには12チーム、Line Followingには、都立産技高専チームを含め9チームが参加しました。2種目とも挑戦することができます。
時間の関係で、それぞれの競技に4回挑戦することができ、高い方から3回の得点合計で順位を決めました。練習は回数制限なく何度もできます。そのため、参加メンバーは何度も何度も調整したり、競技に挑戦したり、忙しそうに楽しみながらも熱心に取り組んでいました。最も会場を沸かせたのはa-Maze-ingに参加した中学生の女子。普段ロボカップジュニアのサッカーに挑戦していますが、サッカーに適した全方位に移動ができるオムニホイールで参戦。そもそも直線を走るには向かないタイヤです。それでも何度も何度も諦めずに調整と挑戦。自己記録を伸ばすたびに歓声が起こっていました。
今回参加したチームから6チームが、来る11/10(金)~11/12(日)の加賀国際大会に参加します。中国やシンガポール、アメリカ、台湾、インドからも参加するとのこと。皆の健闘を祈っています。
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