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2017年1月18日水曜日

FLL(ファーストレゴリーグ)東日本第2ブロック大会報告

FLL東日本第2ブロック大会報告
 
学んだ!チーム活動の楽しさと難しさ-
 
 
1217日(土)・18() 東京工業大学大岡山キャンパスにて、『FLL2016東日本第2ブロック大会』が開催されました。大会は、2日に分けて開催(1836チーム、1937チーム)され、当アカデミーのチーム「eight deer」と「ねりどり」は18日に参加。
ロボット競技の本番3回と練習3回に加え、ロボットを紹介する「ロボットプレゼン」、チームの活動を紹介する「コアバリュープレゼン」、今年のテーマである『人間と動物との共生』についての問題解決策を発表する「プロジェクトプレゼン」という3つのプレゼンテーションを1日で行わなければなりません。パドックから競技場やプレゼン会場までの移動も多く分刻みのスケジュールでしたが、過密なスケジュールの合間にプレゼンテーションの練習やロボットの調整も行い、忙しい一日でした。
 
 
ロボット競技では、「eight deer」は1回目に練習では上手くいっていた課題がクリアできず、焦りも出たのか、思い通りの動きができませんでした。しかし、1回目の反省点を生かし、2回目には大きく得点を伸ばし、3回目も最高得点で終えることができました。「ねりどり」は1回目から確実に得点が取れるものから課題をクリアしていきましたが、練習で上手くいっていた得点源となる課題が最後までクリアできませんでした。両チームとも、調整時間も有効に使い、チームで協力して頑張りましたが、思い通りの結果を出すことができず、全国大会出場(27チーム)は、残念ながら果たすことはできませんでした。
 
昨年度より17チームも出場チームが増え、難易度も上がってきたようです。競技中は両チームとも、ロボットを操作する2人だけが頑張るのでなく、周りのチームメートも、競技時間の声掛けや撮影・記録、応援をするなど、チーム全員がひとつの目標に向かって努力する様子が見られました。また、強豪チームのロボット競技やポスターを見て、自分達と何が違うのか、どうすれば勝てたのか、真剣な表情で話し合っていました。
 
何よりも印象的だったのは、チームで協力し合い、真剣に、そして楽しく笑顔で取り組んでいたことです。この一日を通して、チームメンバー同士の結びつきがさらに強まり、仲間やチームワークの大切さに改めて気付き、目標に向けて精一杯頑張ることの楽しさを経験できたのではではないでしょうか?活動を終えたメンバーからは、チームで活動することの難しさを感じたという意見とともに、「チームだから頑張れた。」「協力することの大切さがわかった。」との声が多く聞かれました。この経験を生かし、今後の様々な活動に取り組んで欲しいと思います。


トゥルース・アカデミー ロボット・サイエンス