~ 海外チームが多数出場、4年ぶりの盛り上がり ~
去る11/3(金祝)~5(日)、加賀市スポーツセンター(石川県)にて、「加賀ロボレーブ国際大会2023」が開催されました。4年ぶりのフルスペック開催で、新たにa-MAZE-ing gyro(アメージング・ジャイロ)という競技を加え、全7競技が行われました。参加チーム数は171チーム、参加人数500名近く。その内台湾や中国、シンガポールからの海外チームが90チームを占めました。また、地元加賀市の小中高校生チームも学校単位で多数参加。Truthからは、チーム「KI²(ケーアイツー)」の3名が小学生部門に参加しました。
この大会は、顧問の加賀市長が中心となり、加賀市教育委員会教育長が組織員会の会長を務めており、スタッフも加賀市役所の方々が多く、加賀市が一丸となって行っている大きな教育イベントです。開会式では和太鼓や獅子舞など地元の郷土演芸で出迎えてくれました。一方、毎年大会に訪れていたRoboRAVEの創始者で国際代表のRuss Fisher-lvesが亡くなったという悲しい知らせもありました。国際大会らしく、会場のアナウンスも日本語、英語、中国語の3か国語で行われ、開閉会式では、発言者の話している内容をAIが同時通訳した各国語の文章がプロジェクターに瞬時に流れるように映し出されていました。技術の進化を感じたのは、得点と順位がリアルタイムにWEBで確認できるシステムを導入したことです。
11/3は受付を済ませるとロボットの調整。11/4終日と11/5午前が予選、11/5午後が決勝というスケジュールです。他のロボコンとは異なり、フィールドが空いていれば練習はいくらでもでき、自分から審判に競技を行うので記録してほしいと申し出る方式です。競技も種目によって回数が決められ、高い成績の合計得点で競います。
決められたコースを走破するa-MAZE-ingに参加した伊藤君(小4)は、自分のロボットの能力で出せる最高のパフォーマンスを続け、全体13位で日本チームでは4位の成績を収めました。空き時間は2人のメンバーを気持ちよくフォローしてくれていました。競技では、電池の残量によるロボットの動きの微妙な違いを感じたようです。黒線で囲まれた土俵で相撲を行うSumoBotに参加した小泉君(小4)は、金属で覆われた機体で素早く動く台湾チームのロボットにあっけなく敗れ、悔しい思いをして機体の改造を何度も繰り返しました。やっと思い通りの機体になったのが、なんと予選終了の1時間半前。最後に何とか試合に出場でき、2連勝からスタート。全体順位16位、日本チームで4位となりました。黒線のラインをたどり、120個のピンポン玉を決められた箱に入れるLine Followingに出場した猪飼君(小5)は、想定していた以上にラインのコースが難しく、カラーセンサーの幅やセンサーが取得した数値に基づいた設定、電池の残量による違いなど、終始微妙な調整に取り組みました。その甲斐があって8回の競技の内5回が満点で合計得点2556点。全体15位でしたが、1位2600点が14チームなので、あと34点で1位に入れることができたようです。しかし、日本チームでは堂々の1位でした。
2日目に交流会が行われ、言葉はなかなか通じませんが、海外チームとも名刺やお土産を交換したり、ホテルが一緒だった台湾のチームとも交流したりすることができました。JAXAの人から宇宙やロケットについての話も聞くことができました。緊張や不安、落胆や喜び、楽しさなど、いろいろな思いをした濃密な3日間でした。仲間との協力する大切さも学んでくれたと思います。この強烈で貴重な経験は、これからの人生できっと役立ってくれると確信しています。さらなる成長を祈っています。
この大会は、顧問の加賀市長が中心となり、加賀市教育委員会教育長が組織員会の会長を務めており、スタッフも加賀市役所の方々が多く、加賀市が一丸となって行っている大きな教育イベントです。開会式では和太鼓や獅子舞など地元の郷土演芸で出迎えてくれました。一方、毎年大会に訪れていたRoboRAVEの創始者で国際代表のRuss Fisher-lvesが亡くなったという悲しい知らせもありました。国際大会らしく、会場のアナウンスも日本語、英語、中国語の3か国語で行われ、開閉会式では、発言者の話している内容をAIが同時通訳した各国語の文章がプロジェクターに瞬時に流れるように映し出されていました。技術の進化を感じたのは、得点と順位がリアルタイムにWEBで確認できるシステムを導入したことです。
11/3は受付を済ませるとロボットの調整。11/4終日と11/5午前が予選、11/5午後が決勝というスケジュールです。他のロボコンとは異なり、フィールドが空いていれば練習はいくらでもでき、自分から審判に競技を行うので記録してほしいと申し出る方式です。競技も種目によって回数が決められ、高い成績の合計得点で競います。
決められたコースを走破するa-MAZE-ingに参加した伊藤君(小4)は、自分のロボットの能力で出せる最高のパフォーマンスを続け、全体13位で日本チームでは4位の成績を収めました。空き時間は2人のメンバーを気持ちよくフォローしてくれていました。競技では、電池の残量によるロボットの動きの微妙な違いを感じたようです。黒線で囲まれた土俵で相撲を行うSumoBotに参加した小泉君(小4)は、金属で覆われた機体で素早く動く台湾チームのロボットにあっけなく敗れ、悔しい思いをして機体の改造を何度も繰り返しました。やっと思い通りの機体になったのが、なんと予選終了の1時間半前。最後に何とか試合に出場でき、2連勝からスタート。全体順位16位、日本チームで4位となりました。黒線のラインをたどり、120個のピンポン玉を決められた箱に入れるLine Followingに出場した猪飼君(小5)は、想定していた以上にラインのコースが難しく、カラーセンサーの幅やセンサーが取得した数値に基づいた設定、電池の残量による違いなど、終始微妙な調整に取り組みました。その甲斐があって8回の競技の内5回が満点で合計得点2556点。全体15位でしたが、1位2600点が14チームなので、あと34点で1位に入れることができたようです。しかし、日本チームでは堂々の1位でした。
2日目に交流会が行われ、言葉はなかなか通じませんが、海外チームとも名刺やお土産を交換したり、ホテルが一緒だった台湾のチームとも交流したりすることができました。JAXAの人から宇宙やロケットについての話も聞くことができました。緊張や不安、落胆や喜び、楽しさなど、いろいろな思いをした濃密な3日間でした。仲間との協力する大切さも学んでくれたと思います。この強烈で貴重な経験は、これからの人生できっと役立ってくれると確信しています。さらなる成長を祈っています。

KI+RoboRAVE代表と

アメージング

スモーボット

ラインフォロイング

台南チームと交流

全体集合写真