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2023年1月25日水曜日

ロボカップジュニア2023関東ブロック大会報告

 ~ OnStage チーム、 トゥルース1 ・ 2フィニッシュ!受賞~

1/8(日)・9(月祝)の2日間、ロボカップジュニア2023関東ブロック大会が、東京都立産業技術高等専門学校品川キャンパスで行われ、東東京・神奈川西東京・千葉の各ノードから選抜された75チームが、3月に名古屋で行われるジャパンオープン出場を賭けて挑みました。

1/8(日)。TruthとしてはロボットキットKOROBOで日本リーグ・サッカーに初参戦の「ゆうき100%」はお揃いのTシャツで参加しましたが、まだコンテストに慣れていないこともあり、調整がうまくいかなかったようです。「SKY」はベスト8に残りましたが、決勝1回戦で惜敗。プログラムの丁寧さがわずかな差を生んだ気がします。日本リーグ・レスキューLineは、ブロック大会になるとレベルが上がり、直前の調整力によって順位の差が出たようです。ノード大会13位でギリギリ関東ブロック大会に出場できた「輝‐EV3」がリベンジを果たし準優勝。
【NLサッカー】ゆうき100%
【NL OnStage】Back To The Summer
【NLサッカープレゼン表彰】SKY(左)
【NLレスキューライン】輝-EV3

1/9(月祝)。ワールドリーグ・サッカーLightWeight「SAS」は、メンバーの一人が体調を崩し欠席したため、1人で2台のロボットを扱わなければなりませんでした。にもかかわらず、決勝トーナメント進出。準決勝では強豪チームに敗れましたが、3位決定戦で勝利。よく頑張りました。ワールドリーグ・レスキューLine「Diamond Fuji」は、カメラを使った画像処理によって被災者を発見するという画期的なチャレンジをしましたが、前日はうまくいっていたものの本番で不具合が起き、惜しくも5位。新設された日本リーグ・レスキューMazeに果敢に挑戦した「メテオ」は、Maze競技の伝統と実績を持つ玉川学園チームに大きく差をつけられ2位。日本リーグ・OnStage「Back To The Summer」は、インタビュー得点・パフォーマンス得点ともトップで堂々の優勝。「出港!HOKORI丸」は、インタビューとパフォーマンスでもう一歩点数が欲しいところでしたが、準優勝。Truthワン・ツー・フィニッシュを飾ることができました。
【WLサッカーライトウェイト】SAS
【WLレスキューLine】 Diamond Fuji
【NL OnStage】Back To The Summer
【NL OnStage】出港!HOKORI丸
【NLレスキューライン】アーマードザナルカンド
【NLレスキューライン】表彰


今回ポスター審査は初めての試みとして、審査員による評価と参加者による投票という2つの部門で行われました。プレゼンテーションポスターの重要性を、トゥルースの視線・第174回で述べましたが、5部門で受賞することができ、嬉しく感じます。
SASポスター
Back To The Summerポスター
SKYポスター

なお、Truth講師のOBでロボカップジュニアOBの宮下充さんがブロック長として執り行う初めての大会です。各競技のLIVE配信も行い、アーカイブは今でも見られますので、ぜひご覧ください。
https://rcjj-kanto.org/kanto/archives/1611

 次は3月に名古屋で行われるジャパンオープンです。出場するチームも、惜しくも出場を果たせなかったチームも、関東ブロック大会という大きな舞台で得た貴重な体験を、これからの活動に、そして、これからの人生に活かしてもらえることを期待しています。