~ 鍵を握るのは「現場の調整力」 ~
去る11/18(土)・19(日)、東京都立産業技術高等専門学校品川キャンパスにて「ロボカップジュニア2023東東京&神奈川西東京ノード大会」が開催されました。今回の大会では、関東ブロック大会推薦に必要な選抜が行われた競技は、ワールドリーグ(WL)と日本リーグ(NL)のレスキュー・ライン、NLサッカー・ビギナーズの3種目となりました。それぞれ、19チーム中8チーム、27チーム中11チーム、24チーム中15チームが関東ブロック大会に推薦される結果となりました。
WLレスキュー・ラインでは、チーム「改造乱麿」は経験豊富なメンバーで結成されたチームで、レゴマインドストームEV3とArduino(アルドゥイーノ)という基板を連携させながら制御することに挑戦。果敢な技術的な挑戦を試みたものの結実させることができず、残念ながら敗退。本番ではロボットが思い通り動いてくれませんでしたが、この活動から多くのことを学べたことは良かったのではないでしょうか?「蒲焼き」は、初めてPython(パイソン)という言語でプログラミングを書くメンバーを、先輩が面倒を看ながら臨んだチーム。お互い忙しく、なかなか二人のコミュニケーションがうまくいかない部分もあり、ロボットがあまり進化できずに臨んだ競技1回目はほとんどクリアできず、急遽プログラムを修正した2回目は本人たちが満足できる状態ではありませんでしたが、それなりに動けました。結果、10位。上位チームが辞退するなどといったことがあり、関東ブロック大会に出場できることになりました。関東大会では自分たちが満足できる成果を出してくれることを期待しています。
NLレスキュー・ラインの「YK」は2回の競技とも、動きは悪くなく、1回目は被災者の発見もあと1人を残すのみというところまで行きました。ただ、競技進行の停止が少し多かった気がします。そのため、取れる得点を落としてしまったのが残念です。関東大会では、より精度を上げて競技進行の停止をしなくて済むように万全の準備を行って臨んでもらいたいものです。
NLサッカー・ビギナーズでは、「丈輝莞」は活動時や大会当日もメンバー全員が揃うことができず、思うようなチームメーキングができずに臨むことになりました。当日も電池が切れてしまうなど様々な不具合が出て、3連敗で敗退。「T・Kザムライ」は、1回戦はボールを探すセンサーのしきい値調整が上手くできていなかったため敗戦。2・3回戦は、フィールドのコーナーからドリブラーでボールを引きつけ、後退してから相手ゴールにシュートするなど華麗な動きを見せたものの、サイドが逆になると途端に想定外の動きをし始めました。おそらく床の下の電線による磁気の乱れも原因の一つだと思われます。しかし、2戦とも勝利し、関東大会出場を決めました。関東大会も同じ会場で行うため、正常に動く時間帯でいかに多くの得点を得られるかを考えて改良してもらいたいと思います。
今回の大会を見ていて思ったことは、やはり「現場での調整力」です。普段の教室の環境と大会当日の環境は当然異なるため、その会場の、そのフィールドに適合するように、限られた時間ではありますが、徹底して調整できるかどうかが結果の勝敗を分けてしまいます。このことを肝に銘じて次の大会に臨むように期待します。
年明け1/7(日)・8(月祝)に、ジャパンオープンへの選抜を行う関東ブロック大会では、上記3競技の他、WLとNLのレスキューメイズ、WLサッカー・ライトウェイト、WLとNLのOnStageと、全8競技が行われます。見学自由ですので、ぜひ実際のロボットや競技をご覧になり、Truthチームを応援してくださるよう、お願いいたします。
WLレスキュー・ラインでは、チーム「改造乱麿」は経験豊富なメンバーで結成されたチームで、レゴマインドストームEV3とArduino(アルドゥイーノ)という基板を連携させながら制御することに挑戦。果敢な技術的な挑戦を試みたものの結実させることができず、残念ながら敗退。本番ではロボットが思い通り動いてくれませんでしたが、この活動から多くのことを学べたことは良かったのではないでしょうか?「蒲焼き」は、初めてPython(パイソン)という言語でプログラミングを書くメンバーを、先輩が面倒を看ながら臨んだチーム。お互い忙しく、なかなか二人のコミュニケーションがうまくいかない部分もあり、ロボットがあまり進化できずに臨んだ競技1回目はほとんどクリアできず、急遽プログラムを修正した2回目は本人たちが満足できる状態ではありませんでしたが、それなりに動けました。結果、10位。上位チームが辞退するなどといったことがあり、関東ブロック大会に出場できることになりました。関東大会では自分たちが満足できる成果を出してくれることを期待しています。
NLレスキュー・ラインの「YK」は2回の競技とも、動きは悪くなく、1回目は被災者の発見もあと1人を残すのみというところまで行きました。ただ、競技進行の停止が少し多かった気がします。そのため、取れる得点を落としてしまったのが残念です。関東大会では、より精度を上げて競技進行の停止をしなくて済むように万全の準備を行って臨んでもらいたいものです。
NLサッカー・ビギナーズでは、「丈輝莞」は活動時や大会当日もメンバー全員が揃うことができず、思うようなチームメーキングができずに臨むことになりました。当日も電池が切れてしまうなど様々な不具合が出て、3連敗で敗退。「T・Kザムライ」は、1回戦はボールを探すセンサーのしきい値調整が上手くできていなかったため敗戦。2・3回戦は、フィールドのコーナーからドリブラーでボールを引きつけ、後退してから相手ゴールにシュートするなど華麗な動きを見せたものの、サイドが逆になると途端に想定外の動きをし始めました。おそらく床の下の電線による磁気の乱れも原因の一つだと思われます。しかし、2戦とも勝利し、関東大会出場を決めました。関東大会も同じ会場で行うため、正常に動く時間帯でいかに多くの得点を得られるかを考えて改良してもらいたいと思います。
今回の大会を見ていて思ったことは、やはり「現場での調整力」です。普段の教室の環境と大会当日の環境は当然異なるため、その会場の、そのフィールドに適合するように、限られた時間ではありますが、徹底して調整できるかどうかが結果の勝敗を分けてしまいます。このことを肝に銘じて次の大会に臨むように期待します。
年明け1/7(日)・8(月祝)に、ジャパンオープンへの選抜を行う関東ブロック大会では、上記3競技の他、WLとNLのレスキューメイズ、WLサッカー・ライトウェイト、WLとNLのOnStageと、全8競技が行われます。見学自由ですので、ぜひ実際のロボットや競技をご覧になり、Truthチームを応援してくださるよう、お願いいたします。

WLレスキューライン「蒲焼き」

WLレスキューライン「改造乱磨」

NLサッカーエントリ「丈輝莞」

NLサッカーエントリ「T・Kザムライ」

NLレスキューライン「YK」