~ 幼い頃から育てたい平和を愛する心 ~
ロシアによるウクライナ侵攻以来、テレビや新聞、インターネットでは連日朝から晩まで、戦争の現実を伝えています。破壊された町、逃げ惑う人々、発射されるミサイルや砲撃・・・。戦争とは、破壊と殺戮以外の何物でもないことを改めて嫌というほど痛感します。戦争が始まるにはいろいろな理由があるでしょう。政治・経済・防衛上の理由、民族や宗教、歴史、人種の問題。また、これらが一つではなく複雑に絡みあって、今回のウクライナ戦争でも様々な説が挙げられています。「正義の反対語は、『悪』ではなく、『別の正義』だ」という言葉も思い出します。しかし、戦争自体が悪であることには変わりません。
「絵本ナビ」いうサイトでは、『平和を考える絵本』(https://www.ehonnavi.net/special.asp?n=775)という特集を組んでいます。幼い頃から平和を愛する心を育てることで、将来大人になったとき、絶対に戦争をしてはならない、という気持ちを持つ人が一人でも多くなってくれることが、将来への希望へとつながる気がします。中でも詩人・谷川俊太郎の『へいわとせんそう』やイギリスの作家デビッド・マッキーの『せかいで いちばん つよい国』などは、幼い子供でも分かりやすく、平和の大切さを強烈な印象を与える絵本だと思います。この機会にご家庭でも絵本を題材に平和についてお子様とお話ししてみてはいかがでしょうか?
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