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2018年9月1日土曜日

第2回 算数・数学 思考力検定

2018年度 第2回 算数・数学 思考力検定実施
11/10(土)練馬校、11/11(日)飯田橋校

2020年度から全面実施予定の小学校新指導要領では、「生きて働く“知識・技能”の習得」、「未知の状況にも対応できる“思考力・判断力・表現力等”の育成」、「学びを人生や社会に活かそうとする“学びに向かう力・人間性”の育成」の3本柱を掲げています。

このことにより問題解決型の思考力が「新しい学力」として求められることは必然と考えます。思考力検定は算数・数学の問題を解くことを通じて、子どもの身についている「思考力」の程度を知るための検定です。また受検のための学習を継続的に行うことで、より高い思考力が身につき、目標ができることで学習の励みにもなります。

ぜひチャレンジしてみてください。申込締切は10/9(火)です。



算数・数学思考力検定
http://www.shikouryoku.jp/

リトル・ダヴィンチ理数教室
http://truth-academy.co.jp/lv/

NESTロボコン 報告

小~高校生105人が集結!「NESTロボコン2018」報告
協働で学ぶロボットコンテスト

 去る8月26日(日)東京都立産業技術高等専門学校品川キャンパスにて、当アカデミーが所属するNPO法人科学技術教育ネットワーク(NSET:ネスト)主催の「NESTロボコン2018」が開催されました。NESTの前身であるRISE(ライズ)が2003年に開始したロボコンから15年の歴史があり、ICTを活用した教育実践事例の全国コンテスト「ICT夢コンテスト」を受賞した、教育的な価値が広く認められているコンテストです。

 競技は、ロボカップジュニアのサッカーとレスキュー、Kokohore!WanWan!(ここほれワンワン)の3種目。どの競技も、ロボカップジュニア世界大会では「スーパーチーム方式」と呼ばれる、学年や出身をまたいでチームを組んで行う形式となっています。「社会的構成主義」という21世紀教育が目指す教育理論を実践していることが評価されています。

 今年は、サッカー33名22グループ、レスキュー49名26グループ、 Kokohore!WanWan!23名23グループ、総勢71グループ105人が参加しました。今年は、Truth生がベストプレゼン賞を独占しました。ロボットの開発だけでなく、プレゼンテーションの力もつけてきてくれたようです。

 競技の他にも、NESTは国際的なロボットコンテストの「ロボカップジュニア」や「RoboRAVE(ロボレーブ)」を支援していますので、RoboCup2018モントリオール世界大会やRoboCup Asis Pacific2017の参加チームによるプレゼンテーションやロボットのデモ、RoboRAVEを題材とした「初めてのロボット・プログラミング講座」や「アメージング」や「ラインフォロイング」の競技に挑戦するRoboRAVEチャレンジコーナーなどを設けました。また、ロボットプログラミング普及活動として、幼児~小学低学年を対象とする「Bee-Botロボットを動かそう!」コーナーも今年から新設。たくさんの子どもたちが楽しんだ1日となりました。

 NESTの活動は、9/22(土)~24(月休)「ロボットの鉄人」合宿、9/24(月休)「RoboRAVE東日本大会」と続きます。対象となる学年の皆さんは自己を高める機会として、奮ってご参加ください。

NESTロボコン2018 結果一覧


赤字がトゥルース在籍生
青字がトゥルースOB・講師


NPO法人 科学技術教育ネットワーク
http://www.npo-nest.org/

リトル・ダヴィンチ プレキッズ受講生募集

数遊び、プログラミング、図形&立体
10月スタート!年中対象「プレキッズ」

受講生募集!体験授業受付中!!


 10月よりプレキッズ(受講対象:年中)が開講します。

 2020年より小学校でのプログラミング教育が必修化する方針が示される中、プレキッズでは論理的な思考力と問題解決力-いわゆる「プログラミング的思考」を育むことを目的として、算数授業にて毎回10分程度、論理やアルゴリズム、図形の学習としてタブレットを使ったプログラミングの演習を行います。またカリフォルニア大学バークレー校ローレンスホー科学教育研究所が全米の先生向けに開発した「GEMS」のカリキュラムを導入。これに加え、推理・推論・記憶力を育てる算数ゲームや「クリックス」という正方形の形をしたベルギー生まれの知育ブロックを使った立体図形の構成などを学びます。

 受講希望の方は、別途配布のご案内をご確認の上、お申込みください。体験授業は、10月以降に開講クラスにて実施します。

リトル・ダヴィンチ プレキッズ概要

リトル・ダヴィンチ プレキッズ

RoboRAVE東日本大会2018

今年で2年目。加賀国際大会NEST推薦枠を新設
RoboRAVE(ロボレーブ) 東日本大会2018 挑戦者募集!


今年で2 年目、NEST 主催「RoboRAVE 東日本大会2018」を、9 月24 日(月休)に開催します。11/9-11 石川・加賀市で行われる国際大会の選抜予選大会です。競技は2 種あり、いずれも初級者向け。「ロボットの鉄人2018」では9 月22 日(土) から2泊3日の合宿で、同大会への参加と対策講座を行う「RoboRAVE チャレンジコース」を新設しました。小4 生以上の初級者対象です。EV3 基本セットを1チームに1セット貸し出して、最終日の大会に向けてロボット製作、プログラム調整を行います。

今年は、加賀国際大会のNEST 推薦枠を新設することに決定しました。入賞チームに加賀国際大会遠征ツアーの旅費の一部をNEST が補助します。
ロボット・ベーシックⅠクラスのチャレンジとしても最適です。ロボコンの秋!ぜひ、チャレンジしましょう!!

RoboRAVE東日本大会2018 開催要項

開催日時
9月24日(月休)9:00~15:00 予定

開催場所
国立オリンピック記念青少年総合センター

開催競技
① アメージング チャレンジ(小・中学生の部)
② ラインフォロイング チャレンジ(小・中・高校生の部)

エントリー
http://www.roborave-eastjapan.org/
※9月15日(土)〆切




トゥルースの視線【第132回】

AIは人間を超えられるのか?(1)
~ AIが東大合格に挑戦(1) ~

 自動車の自動運転、「考える家電」や「宇宙天気予報」など毎日のようにAI(人工知能)という言葉が話題に上ります。AIを利用したビジネスも盛んに興っており、AIが私たちの生活を豊かにしてくれるという新しい希望を与えてくれています。一方、AI研究の権威レイ・カーツワイル博士が提唱した、少なくとも2045年までには人間と人工知能の能力が逆転するという「シンギュラリティ(技術特異点)」が問題となっています。宇宙物理学者(故)スティーブン・ホーキングやビル・ゲイツのみならず世界を代表する人工知能の研究機関も、AIに潜む危険性について指摘をしています。また、「10~20年以内に日本の労働者の約49%の仕事が、ロボットや人工知能の発達により代替できるようになる、単純労働だけでなく専門性などを必要とする職業も機械が行うだろう」(野村総合研究所)のように、AIやロボットに人間の職業が奪われていく可能性もかなり現実のものとなってきています(視線106回)。

 国立情報学研究所教授・新井紀子教授をプロジェクトリーダーとして、「東ロボくん」と名付けられた「AIが東京大学を受験して合格できるか?」という、とても興味深く壮大な実験が行われました。この実験の目的は、AIにはどこまでのことができるようになって、どうしてもできないことは何かを解明し、AIに仕事を奪われないためには人間がどのような能力を持たなければならないかを明らかにするというものです。

 初めて受験した2013年は偏差値45(代々木ゼミナール第1回全国センター模試)だった東ロボくんは、2016年には偏差値57.1(進研模試総合学力マーク試験)まで上昇。国公立23大学30学部53学科と4年制私立大学512大学1343学部2993学科で合格可能性80%の判定。これは、MARCH(明治・青山学院・立教・中央・法政)や関関同立(関西・関西学院・同志社・立命館)という難関私立の一部学科も含まれるレベルだそうです。さらに東大2次試験に備えて数学と世界史の2科目だけですが、記述式問題に挑戦。駿台予備校の2015/2016第1回東大入試実践模試の世界史600字の論文では偏差値61.8、代々木ゼミナールの2016年度第1回東大入試プレの数学(理系)では偏差値76.2で全受験生のトップ1%に入る成績をマーク。2016年には東ロボくんは身体を持ち、ロボットアームで記述式問題ではペンを持って解答を書くことができるようになったそうです(その様子はTED‐http://digitalcast.jp/v/25858/ で見られます)。しかし、2016年11月に東京大学合格は実現不可能であり、断念したことを発表しました。

 数学者である新井教授は、AIはまだどこにも存在しない、シンギュラリティは来ない、という立場をとっています。人工知能というからには、人間の一般的な知能と少なくとも同等レベルの能力のある知能でなければならない、しかし基本的にコンピューターがしているのは計算であり、四則演算に過ぎない、と。AIが人間と同等の知能を得るには、人間の脳が意識無意識にかかわらず認識していることをすべて計算可能な数式に置き換えることが不可欠ですが、私たちの認識をすべて数式に置き換えることはできません。それが今言われているAIの限界なのです。

 しかし、安心はしていられません。教授は2010年に『コンピューターが仕事を奪う』で警鐘を鳴らしています。前述野村総合研究所のレポートのように、今後10年から20年の間に働く人の半数が職を奪われるかもしれない、50%のホワイトカラーがこの短期間で減ってしまうというとてつもない事態が起こると。これからの時代を生き抜くためにはどんな能力が必要か?そのヒントを東ロボくんのプロジェクトが教えてくれています。次回はその内容をご紹介したいと思います。


参考文献:『AI vs.教科書が読めない子どもたち』新井紀子著(東洋経済新聞社)


トゥルース・アカデミー代表 中島晃芳

トゥルース・アカデミー
http://truth-academy.co.jp/

2018年7月31日火曜日

宇宙エレベーターロボット競技会

宇宙エレベータープロジェクト2018参加者募集!
「宇宙エレベーターロボット競技会」11月11日(日)全国大会

 今年で6回目の「宇宙エレベーターロボット競技会」に参加したい挑戦者を募集します。

 この競技会は年々参加者が増え、これまでは全国大会のみだったのですが、今年から9~10月に行われる東京大会と関西大会を加え、予選会を通過したチームのみが11/11(日)の全国大会に出場する権利を得られます。Truthは初期の頃から参加し、優秀な成績を収めています。小学生部門では、一昨年は2チームが参加し優勝と3位、昨年は1チームが参加し準優勝しています。

 自律型ロボットでテザー(布製の帯)を上っていき、最上部にある宇宙ステーションにピンポン玉を運んで地上に戻ってくる競技です。昨年からのルールの主な変更は、
1)宇宙ステーションの高さが3mから4mに引き上げられる
2)ピンポン玉の数が50個から75個に増える
3)ロボットの重量が軽い方が得点が有利となる…などで、少し難易度が上がりました。


Truth宇宙エレベータープロジェクト2018募集要項

【参加資格】
①ジュニアエンジニア、ジュニアインベンター、ロボット・サイエンスに在籍する小学生
②10/14(日)、11/11(日)の大会に参加できること
③規定の活動日に3日以上参加できること
④写真・動画の撮影・掲載及び免責事項に同意できること

【活動日時】
授業で配布した案内参照

【活動場所】
練馬校・飯田橋校

【活動参加費】
各回1人2,160円(その他、大会参加費1人1,500~2,000円)


キミもレゴブロックで宇宙エレベーターをつくって、競技会に参加しよう!


[参考]宇宙エレベーターロボット競技会
http://space-elevator.tokyo/

トゥルースアカデミー
http://truth-academy.co.jp/

8月26日 NESTロボコン

今年で14年目、「NESTロボコン2018」
より多く、幅広い学齢が楽しめるロボコンへ!

 ICT夢コンテスト受賞の「NESTロボコン」。今年は8月26日(日)都立産技高専品川キャンパスで行います。当アカデミー、ロボット・サイエンス在籍生は、7月から各チャレンジに向けて活動に励んでいます。

 NESTロボコンは、競技にエントリーしていない諸君も楽しめます。様々な自律型ロボットを見ることができる競技見学はもちろん、ロボコンプログラミング体験講座やロボカップジュニア世界大会に出場したロボットのデモなども同時開催。今年は幼児~低学年もプログラミング体験できるコーナーも設置予定です。

 熱気あふれるNESTロボコンに、ぜひ、遊びに来て下さい!

NESTロボコン2018開催概要

◆開催日
2018年8月26日(日)9:00~17:00予定

◆開催場所
東京都立産業技術高等専門学校・品川キャンパス
https://www.metro-cit.ac.jp/

◆競技
①Kokohore!WanWan!:初級向けオリジナル競技

②レスキュー:ロボカップジュニアレスキューLineの要素をとりいれたオリジナルルール

③サッカー:ロボカップジュニア・サッカーに準じた3リーグ


◆競技ルール:NESTホームページで公開中
http://www.npo-nest.org/workshop/robocon/robocon_rule.html


◆同時開催イベント

「ロボットプログラミング講座~RoboRAVEに挑戦!」
「大人向け」の部&「初級者子ども向け」の部 受講生募集中【要予約】

「幼児~小学校低学年向けロボット・プログラミング体験「Bee-Botロボットを動かそう!」



トゥルース・アカデミー
ロボット・サイエンス
http://truth-academy.co.jp/rs/

NPO法人 科学技術教育ネットワーク
http://www.npo-nest.org/

ロボットの鉄人2018

10年目を迎えるロボット三昧合宿「ロボットの鉄人2018」
初級向け「RoboRAVEチャレンジ」コースも!


 ロボカップジュニア・レスキュー、サッカーで世界大会を目指す諸君向けに、同世界大会出場経験のある高専生・大学生・大学院生の先輩たちから直接指導してもらえる貴重な2泊3日の合宿「ロボットの鉄人」を今年も開催します。「自分のロボットを、こんなふうに強くしたい!」と、熱い意志・希望がある諸君を募集します!

 ロボカップ向けの定番コース以外に、最終日9/24(月祝)に行う「RoboRAVE東日本大会2018」に向け活動する初級向け「RoboRAVEチャレンジ」コースも開設。11月に石川・加賀で行われるRoboRAVE国際大会出場に向け、ロボット製作・プログラミング学習・対策活動を2泊3日で行います。

ロボコン経験は子どもたちの成長の近道!ご参加お待ちしています。


ロボットの鉄人2018開催概要(予定)

■開催日
9月22日(土)~24日(月祝)2泊3日

■定員
30名

■参加費
37,800円(宿泊・食費込)

■開催場所
国立オリンピック記念青少年総合センター(代々木)
http://nyc.niye.go.jp/

■募集対象
小学4年生以上

■申し込み
8月7日(火)~NESTのホームページにて
http://www.npo-nest.org/



NPO法人 科学技術教育ネットワーク
ロボットの鉄人
http://www.npo-nest.org/workshop/tetsujin/index.html

リトル・ダヴィンチ 新教材

ジュニアⅠ・Ⅲ科学で新教材導入!
電子ブロック教材&電子回路をプログラミング

 ダヴィンチ・ジュニア(以下LVJ)ⅠとⅢでは2学期より新教材を導入して、さらに時代の先端を行く教育を提供する方針としました。

 LVJⅠの年間テーマは「電気回路」。1学期は米国のGEMS(ジェムズ:数学と科学の偉大なる冒険)のカリキュラムで学習を進めて来ましたが、2学期からは米国で数々の賞に輝いた電子ブロック教材「電脳サーキット」を導入します。複数種類のスイッチや光を感知するフォトレジスタ、LED、モーター、メロディICなどが含まれ、様々な回路を自分で考えて実際に組み立てることができます。回路の学習のほか、色々なスイッチやセンサーの研究を行います。

 LVJⅢの1学期はプログラム言語「Scratch(スクラッチ)」でプログラミングの技術を学んできました。2学期からは、イギリスで誕生したプログラミング教育用マイコンボード「micro:bit(マイクロビット)」を導入します。イギリスでは、11歳・12歳の子供に無償で配布され授業で活用されており、プログラミングによって電子回路を制御することができる教材です。光・音・温度・電気のセンサが感知した条件によって組み込んだ電球やLED、モーターなどの出力を、どのようなアルゴリズムで制御するかを自分で考えていきます。プログラミングソフトには、パソコンからmicro:bitにプログラムを送る前に動作を画面上で確認できるシミュレーターの機能やIoTでmicro:bit同士や他のパソコンやタブレットなどの機器とつながる無線通信機能も備えています。まさに無限の可能性を持った教材です。


トゥルース・アカデミー
リトル・ダヴィンチ理数教室
http://truth-academy.co.jp/lv/

トゥルースの視線【第131回】

ここが違う!TruthのSTEM教育④
理論・カリキュラム・実践の三位一体による高い実績


 当アカデミーは、2000年から教育用レゴブロックを教材とした科学技術教育、2001年からロボットを教材としたロボット製作・プログラミング教育、2008年らScratchなどを使用したプログラミング教育を行ってきたパイオニアとして知られています。いわゆる今はやりの「STEM教育(科学・技術・工学・数学の教育分野の総称)」の先駆けです。当時はロボット製作やプログラミングの教室はほとんど皆無であり、世間からはまだまだ玩具、お遊び程度に思われていた時代です。

 しかし、昨今はロボット教室やプログラミング教室が全盛の時代。そんな中、今年のロボットサイエンス体験会で初めて次のようなご質問を受けました。「ロボット教室はたくさんありますが、この教室は他と何が違うのですか?」と。改めて何が違うのかをまとめてみました。

1)根底として、プログラミング教育・ロボット教育の元祖、マサチューセッツ工科大学メディアラボのシーモア・パパート元名誉教授が唱える「コンストラクショニズム」という教育理論に基づく教育を実践。教育関係者からは「理論と実践が完璧に一致している」と高い評価を受けています。

2)実践に基づいたオリジナルのカリキュラム・授業案に対する信頼が高いこと。教師用の指導書として出版され、学校の先生を始め多くの指導者が活用していたり、科学館や行政機関、学校での授業提供も15年以上継続して行ったりしています。国立教育政策研究所の論文でも、私共の指導書に基づいた実践事例が紹介されています。

3)初心者から上級者まで学習できる豊富なカリキュラムを提供。ブロックサイエンスでは小2~3年生からレゴ社WeDoを使用してプログラムを学びます。ロボットサイエンスではレゴマインドストームEV3から始まり、ロボットの自作・センサー製作、C言語によるプログラミング、Arduinoを使ったロボット製作やプログラミング等、小学生から高校生まで学べる内容を用意しています。

4)教室の授業での指導は、当アカデミーの卒業生を中心に、国際的なロボットコンテスト「ロボカップジュニア」でジャパンオープン(全国大会)に何度も出場したり世界大会に出場したりして、現役時代(19歳以下)に活躍したOBが担当しています。彼らのロボット製作やプログラミングの思想や技術、考え方の文化が伝承される環境を用意しています。

5)ロボットコンテストを「これまでの学習の発表の場、広い地域からの人々との交流による学びの場」と捉え、積極的に参加しています。ロボカップジュニアでは、2004年からほぼ毎年日本代表として世界大会に参加し世界チャンピオンも輩出している、最も実績ある団体です。また、宇宙エレベーターロボット競技会で一昨年は小学生部門1位と3位、昨年は準優賞。FLLジュニアでも、モデルデザイン賞を受賞。今年から参加を始めた、米国発祥の国際的なロボコン「RoboRAVE」では、当アカデミーも属するNPO法人科学技術教育ネットワーク(NEST)が東日本大会の運営を依頼され、東日本での普及を図っています。

 また、NESTでは、現在世界的に科学教育に必要とされる「制御」と「データロギング」をテーマに、「NESTロボコン」や「ロボットの鉄人」「ICTサイエンスキャンプ」などを毎年行い、ICTを活用した教育実践事例のコンテスト「ICT夢コンテスト」で3年連続CEC奨励賞を受賞。教育の質の高さが評価されています。

 この17年間パイオニアとして日本のSTEM教育をリードしてきましたが、時代が私たちに追いついた今、さらなる魅力ある先進的な教育を提供していきたいと存じます。Truthの新たなチャレンジをご期待下さい。

トゥルース・アカデミー代表 中島晃芳


トゥルース・アカデミー ブロック・サイエンス
http://truth-academy.co.jp/bs/

トゥルース・アカデミー リトル・ダヴィンチ理数教室
http://truth-academy.co.jp/lv/

トゥルース・アカデミー ロボット・サイエンス
http://truth-academy.co.jp/rs/

2018年6月30日土曜日

夏休みサイエンス講座2018 新講座ご紹介

プログラミング、幼児向けも!
全12種変形可能なメカニズム工作

ブロックサイエンスとリトル・ダヴィンチでは例年、夏休み期間中は通常授業が夏期特別授業(夏休みサイエンス講座)に切り替わります。今年は全13講座のラインナップ。カリキュラムは全てオリジナルで制作しています。新しいニーズに対応するために次々と発表される新教材を吟味し、高い学びが得られる授業を創造し続けています。ここでは2018年の新講座をご紹介します。


【プログラミング】「Bee-Botロボットを動かそう!」(幼児)
米国発の「Bee-Bot」は、アンプラグド(パソコンを使わない)のプログラミング学習教材です。トゥルースではその進化版、Bluetoothで接続して本体以外でプログラムを組んで操作できるタイプの「Blue-Bot」を使用予定。プログラミング的思考は、実機を動かすことが子どもたちにとって一番効果的であるというトゥルースの信念を幼児でも実践します!
プログラミングはチームを組んで協働学習することが世界的基準。お友達とゆずり合い、一緒に考える姿勢ができる幼児対象講座です。


【ロボット製作&プログラミング】「月面探査」(小学低~中学年)
レゴ社のロボティクス導入教材「WeDo2.0」で、直進やカーブができる月面探査ロボットを製作。ロボットの動作をプログラムして物資を運ばせたり、センサーで月面の様子を調査させたりします。プログラミングによって制御とデータ収集を行う、トゥルースならではの授業です。


【メカ工作】「ソーラーパワーと水圧で動く!ランドローバー」(小学中~高学年)
使用教材「ビルドロイド」は、合計12種類の動物型や乗り物などのメカ工作が製作できるキットです。持ち帰りができます。講座ではランドローバーを製作しますが、自宅でもその他の工作をぜひ挑戦して下さい。汎用性のある教材は優秀とトゥルースは考えます。繰り返し取り組むことは学習効果も高いです。手先を動かし、機構を学び、根気や集中力を高めましょう!



Truthに通っていない一般生も受講できます。ぜひご紹介ください!

夏休みサイエンス講座2018
http://truth-academy.co.jp/2018summer/

トゥルースの視線【第130回】

ここが違う!TruthのSTEM教育③
数学者のように、科学者のように考える

2000年からレゴ(R)エデュケーションのブロック教材やロボット教材を使ったSTEM教育を実践して来ましたが、当時はほとんど理解を得られないという状況でもあり、この教育の根底にある教育理論「コンストラクショニズム」(視線第128回:http://truth-shisen.blogspot.com/2018/04.html参照)を教科の学習に活かせないか?と考え、2005年より「ハンズオン算数くらぶ」を開講。翌2006年に「リトル・ダヴィンチ」と名称を変え、現在の「リトル・ダヴィンチ理数教室」へと受け継がれています。

国際的な学力調査OECD生徒の学習到達度調査(PISA)、国際数学・理科教育動向調査(TIMSS)では、最近は少しずつ改善されてきていますが、「算数・数学、理科が楽しい」という日本の小中学生の割合が、国際平均を大きく下回っていることが長らく指摘されてきました。私共もそれまで進学塾を運営し子供たちの受験を応援してきましたが、算数・数学や理科の学習において公式を教え込み、出された問題にそれをいかに適用していくかを訓練していることに違和感を覚え、「なぜ?」という疑問に焦点が当てられる教育ができないかと模索を始めました。

そこで出合ったのが、坪田耕三氏(青山学院大学教育人間科学部教授/元筑波大学附属小学校教諭)が提唱し実践している「ハンズオン・マス」(手を使った体験的な算数活動)、滝川洋二氏(東海大学教育開発研究所教授・理科教育カリキュラム研究者)が理事長を務める「ガリレオ工房」や左巻健男氏(法政大学教職課程センター教授・新理科教育フォーラム代表・雑誌『理科の探検』編集長)を始めとする新しい理科実験の提案、カリフォルニア大学バークレー校ローレンスホール科学研究所で開発されている幼稚園から高校生を対象とした科学・数学領域の参加体験型プログラム「GEMS(ジェムズ:Great Explorationsin Mathand Science)」、アメリカの環境教育プログラム「Project Wild」などの直接体験型の理数教育でした。

その後さまざまな教材を研究し、厳選した教材と受験指導の経験とを加味して、できる限り効果的な算数・科学活動が実践できるようにオリジナルのカリキュラムを積み上げてきたのが、リトル・ダヴィンチ理数教室なのです。学校の算数では小学校低学年は数量が中心になりますが、リトル・ダヴィンチ理数教室では数量と平面図形、立体図形の3分野を扱い、数量と図形の融合も図ります。規則性あるものを美しく感じる心をはぐくみ、数学者が行ったような探求を通して、自ら公式を生み出せる力を養成することを主眼としています。また、科学も観察する習慣を身につけることから始まり、電気回路やデータロギング(実験データの収集と分析)などを通して、科学する態度を育てていきます。

「教師中心の授業」から「学習者中心の学び」へと教育に求めるものが転換している現在、教育には「何を教えるか」ではなく、「何をどのように学ぶのか?そして、何ができるようになるのか?」が求められているのです。また、現在大人気のプログラミング学習環境「Scratch(スクラッチ)」も2008年より算数の授業に取り組んでおり、昨年度よりダヴィンチ・キッズ(年長対象)からのすべてのステップでプログラミング学習を行っています。

ICT技術の発達により、教育ツールも大きな変革期を迎えています。リトル・ダヴィンチ理数教室のカリキュラムは、子供たちの知的好奇心と探求心を刺激する、新しい教育ツールを導入しながら進化を続けていくつもりです。今後もご期待ください。

ふしぎだと思うこと これが科学の芽です
よく観察してたしかめ そして考えること
これが科学の茎です
そうして最後になぞがとける
これが科学の花です
-朝永振一郎-

トゥルース・アカデミー代表 中島晃芳


リトル・ダヴィンチ理数教室
http://truth-academy.co.jp/lv/

夏休みイベント2018 / ロボカップ2018モントリオール大会

夏休みは子ども向けイベント満載!
恐竜展、昆虫展、〝錯覚〟体験?!

子どもたちにとって成長する貴重な体験ができる夏休み。NESTでは、海で科学活動する「ICTオーシャンプロジェクト」や「NESTロボコン2018」を開催。Truthでも「夏休みサイエンス講座」で子どもたちの成長の後押しをしたいと思っています。
その他、大規模な気になる都内のイベントを以下にご紹介。充実した夏休みを計画しましょう!

★特別展「昆虫」(国立科学博物館)
2018/7/13(金)~10/8(月祝)。2mの「巨大模型」と数万点の「標本回廊」で圧巻の昆虫ワールド出現!世界に一点だけのホロタイプ標本や、日本初公開の絶滅目など。昆虫の体のしくみや能力、生態まで、CGや体感型など多角的な展示手法で紹介。


★恐竜どうぶつ園~体験型恐竜ショー
観て、触れて、学べる恐竜ショー!世界各国で大好評のリアルな恐竜パペットショー。
埼玉・和光市:7/14(土)、埼玉・大宮7/16(月)、神奈川・海老名:7/15(日)、東京・中野:7/18(水)、東京・町田7/22(日)。要予約。


★ミラクル・エッシャー展(上野の森美術館)
2018/6/6(水)~7/29(日)。「だまし絵」作品で有名な“視覚の魔術師”マウリッツ・コルネリス・エッシャーの、代表的作品から日本初公開となる作品まで約150点が一堂に会する展覧会。不思議な絵の世界に入り込もう!



ロシアでサッカーワールドカップ、
カナダでロボカップ2018モントリオール大会開催!

サッカーW杯、盛り上がっていますね。選手の技術の高さはもちろんですが、競技をとりまくテクノロジーも進化しているようです。今ロシア大会の公式球、adidas社のTELSTAR18は、どこを蹴っても同一の反発力が生じ、正確なパスやシュートが可能になる構造とか。さらにスマホユーザーがボールとインタラクションできる最新技術が用いられているそうです。また、正確な判定のために、試合の勝敗を左右するような場面でも活躍した新システムVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)も、たびたび登場しています。


時期を同じくして、ロボカップ2018モントリオールもカナダで開かれました。2050年までに「人間のサッカー世界チャンピオンに勝てる自律型ロボットチームを作る」と掲げるロボカップは、以前はW杯開催地と同じ場所で、同じ時期に開かれていました。一歩ずつ、夢に近づいていると信じたいですね。

今回のロボカップ世界大会はTruthから出場チームがありませんでしたが、関東ブロックからは、都立産技高専ロボカップ部からレスキューのRapidly Manufactured Robot競技に参加しているチームがあるそうです。NESTロボコンでの報告に期待しましょう!


NESTロボコン

RoboCup 2018 Montreal - RoboCupJunior -

COCO塾ジュニア サマースクール2018

「英語って、楽しい!」を実感できる2日間4レッスン

COCO塾ジュニア練馬駅前校ではこの夏、サマースクールを開講します。全4回のレッスンを2日間で行います。



3月からスタートしている通常授業の中からピックアップした、楽しく英語に触れられる内容です。通常の授業と同様の内容なので、COCO塾のカリキュラムを体感できる絶好の機会!9月からの入会もスムーズになります。

全4回のレッスンを2日間で行います。英語は初めてだけど体験してみたい、2学期からの入会を検討したい、という方にお薦めのコースです。ぜひこの機会にCOCO塾ジュニアのレッスンを体験してみてください!

※受講料・・・2日間・全4回で5,560円

COCO塾ジュニア 練馬駅前教室
http://truth-academy.co.jp/coco/

2018年6月16日土曜日

夏休みサイエンス講座2018 受付開始!

夏休みサイエンス講座2018 受講生募集中!

プログラミング・算数工作・科学実験・ロボットの単発特別授業


講座内容、お申し込みはこちらから!

トゥルース・アカデミーの夏休みサイエンス講座は、プログラミング・算数工作・科学実験・ロボットなど盛りだくさんの1日単発または2日連続の短期講座です。夏休みの自由研究にも最適!
この機会にぜひ、トゥルース・アカデミーの研究・創作活動による楽しく熱中できる授業を体験してください。

 

幼稚園生~中学生まで、年齢に応じて、様々な講座を開講します。
是非、この機会に楽しくサイエンスを学んでみませんか?
お申込は先着順。
定員に達したクラスは募集を終了しますので、お申込はお早めに!



Truth Academy 夏休みサイエンス講座2018
http://truth-academy.co.jp/2018summer/


2018年5月26日土曜日

ロボカップジュニア レスキューメイズ

熱を持った被災者を発見する「レスキューメイズ」
画像処理まで!実社会のレスキューを意識

 2011年、「レスキューB」としてロボカップジュニアの正式競技となり、現在は「レスキューMaze(メイズ=迷路)」というこのチャレンジは、災害現場を模した迷路状のフィールドをロボットが探索し、被災者(熱源)を発見してレスキューキットを配布する競技です。



 Truthからは、2012年に3TΣ(スリーティーシグマ、現講師・M君がメンバーの1人)がジャパンオープン出場、2013年にInertia(イナーシャ、現講師・M君と元講師・S君のチーム)がオランダ世界大会で準優勝、と順調に好成績を残しました。その後しばらく、技術レベルの高さゆえに、出場チームが続きませんでしたが、M君とS君の指導のもと、2016年・2017年とMeteor(メテオ)がジャパンオープンに出場。また、昨年12月にタイで行われたアジアパシフィック(RCAP)大会には、産技高専ロボカップ部からLINQ(リンク、現講師・K君がメンバーの1人)が出場し、個別・スーパーチーム共に優勝という見事な成績を収めました。

 この競技の魅力は、ロボカップ・シニアの実機レスキューに近い点。熱を持った被災者を感知するという、実際のレスキューに近いということです。迷路を解くアルゴリズムの作成・非触型赤外線温度センサの使用・レスキューキットの配布・迷路内を正確に動く工夫(距離を測るセンサ,モータのエンコーダ,回転角度を求めるジャイロセンサ,障害物や壁に対応するためのバンパー)等、高レベルのスキルを求められます。

 さらに昨年の名古屋での世界大会以降は、被災者にH,S,Uのいずれかの文字が書かれ、それをカメラで認識する画像処理技術が必要になってきました。ますます、リアルに近づいていくこと、そしてそれが社会の一員として貢献できる研究であるという意識が、参加者たちの知的好奇心を刺激します。

 今年もメイズ競技の参加チームをTruthから輩出予定です。そのスキルを学べる場が、Truthにはあります。

Truth Academy ロボット・マスター
http://truth-academy.co.jp/rm/

COCO塾ジュニア イード・アワード2018

イード・アワード2018 子ども英語教室(小学生の部)
総合満足度第1位を獲得!

 4/10(火)に発表されたイード・アワード「子ども英語教室顧客満足度調査」小学生の部で総合満足度第1位、部門賞では全6部門のうち「子どもが好きな英語教室」「先生がよい英語教室」「効果がある英語教室」「ブランド信頼性の高い英語教室」の4部門において1位を受賞しました。
http://jr.cocojuku.jp/school/detail/127



 「やりたいことは、英語の先にある。」がモットーのCOCO塾Jr.のカリキュラムには、対話重視の指導法のほかに「CLIL(クリル:内容言語統合型学習)」があります。世界的課題や異文化理解・教科学習といった内容と言語の両方を学ぶ手法です。例えば、英語を使って算数をしたり、世界の多様な乗り物について読みものを読んで話し合ったりしています。「英語を学ぶ」だけではなく、「英語で学ぶ」授業なのです。これも、COCO塾Jr.
が大きく評価されることの一因ではないでしょうか?



 TruthのCOCO塾Jr.では子供達の知的好奇心を刺激し、深い学びを導き、自己発信力を引き出せるよう指導し続けます!

COCO塾ジュニア練馬駅前教室
http://truth-academy.co.jp/coco/

ICTオーシャンプロジェクト2018

ICTオーシャンプロジェクト2018参加者募集!!
真鶴の海で「データロギング×プログラミング」活動

 流行のプログラミングやロボット教育ですが、NESTでは屋外に持ち出し、自然観察にも結び付けた活動を2010年から取り組んでいます。真鶴の海を舞台に科学する「オーシャンプロジェクト」を今年も開催します。センサを使って取得した海の温度変化のデータや、定点カメラで記録した潮の満ち引きの映像で海の変化を考察。シュノーケリングで採取した海洋生物を写真撮影、専門家の指導で種類を分類しタブレットのアプリで分類マップを作成、ロボットをプログラミングしてシミュレーション課題に挑戦…など盛りだくさんの内容です。


ICTオーシャンプロジェクト2018~海と生き物を探る~

■開催日:7月23日(月)~24日(火)1泊2日
■開催場所:真鶴・琴ケ浜海岸
■募集対象:小学4年生以上
■宿泊先:横浜国立大臨海環境センター
■定員:24名
■参加費:24,840円(NEST会員は23,760円)
■申込:6/5(火)から下記Webサイトで受付開始

NPO法人科学技術教育ネットワーク
2018年オーシャンプロジェクト
http://www.npo-nest.org/workshop/ocean/index.html

第9回 教育ITソリューションEXPO

プログラミング&ロボット教材はすでに飽和状態か?




 5/16(水)~18(金)東京ビッグサイトにて、「第9回教育ITソリューションEXPO」が開催されました。学校業務支援・教材・教育コンテンツ・ICT機器・eラーニング・みらいの学びに関する教育などをテーマに約700社が出展しました。




 2020年に小学校でプログラミングが必修科目になることを受け、プログラミング教材やロボット教材が、昨年よりさらにボリュームアップした感があります。特に、今はやりのプログラミング言語学習環境「Scratch(スクラッチ)」がベースの教材や、幼児対象のアンプラグド(パソコンを使わない)のプログラミング教材が増えたことも目立ちました。様々なロボット教室やプログラミング教室のフランチャイズ展開も力を伸ばしているようです。また、ブロックをつなぐだけで電子回路ができる教材が、その種類を増やしました。3DCADソフトも数社が色々なアプローチをしているようです。実験のデータを取得して解析するデータロガーについては、まだまだの感があります。




 今展示会では、教材の種類は増えたものの同じようなものが目立ち、新しい概念を打ち出した教材は無いように思いました。「2020年に向けてビジネスチャンスが到来し、今や百科繚乱の感はある」、「しかし、ここから淘汰が始まり、本当に優れた教材や教室だけが残るのでは?」という意見が、各関係者から多く出ました。気になった新教材のサンプルを取り寄せ、検証した上で、常に時代の先端を行くTruthとして、新カリキュラムの開発に邁進したいと思っております。

トゥルース・アカデミー
http://truth-academy.co.jp/

トゥルースの視線【第129回】

ここが違う!TruthのSTEM教育②
ー 教材が持つ可能性を最大限に引き出す授業 ー




 ブロック・サイエンスでは、レゴエデュケーション®の教材を使用しています。2000年10月から日本における第1期のレゴ教室としてSTEM教育をスタートし、マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボのカリキュラムをベースに、今の日本の子供たちに必要な教育とは何か?を日々模索しながら独自カリキュラムを開発してきました。その結果、ブロック・サイエンスには、3つの大きな特徴が挙げられるようになりました。


 特徴の1つは「問題解決学習」。具体的には、「困っている人・動物がいるので、その人・動物の問題を解決するための物を各ステップで使用しているブロック教材で作ろう」という課題です。①提示された絵の中にどのような問題があるかを発見する②解決策を考える(解決のための推論を立てる)③問題解決のためのオリジナルの作品を作る(試行錯誤しながらの創作活動)④なぜそれを作ったのか、どのような工夫をしたのかを発表する(プレゼンテーション)⑤実験によって問題が解決したかを検証する(作品の評価)、という流れ。これは、ブロックビルダーⅠ(年少)から導入を図り、ブロックビルダーⅡ(年中)では野生動物園を舞台に様々な動物が抱える問題を解決。ブロックビルダーⅢ(年長)以降では、「基礎理論のための実験→それを利用した現実社会に存在するモデルの研究→問題解決学習」という流れで行います。問題解決学習では調べ学習も行いますので、それまで学んだ知識や技術と、調べた情報とを基に問題を解決する、という正にPISAのいう「リテラシー」(知識や情報の活用力)を育成するのには極めて有効と考えています。


 2つ目の特徴は、キッズクリエーター(小1・2)以降、ステップが上がるにつれて「物理」が明確なテーマになっていくことです。様々なモデル研究を通して、機械力学の基礎の基礎をハンズオン学習で直接体験しながら学んでいきます。ジュニアエンジニア(小3~小6)やジュニアインベンター(小5~中1)では、中学理科で扱う「仕事とエネルギー」の概念を常に意識しながら学習を進めます。特にジュニアインベンターでは、空気圧や太陽光や風力エネルギーと仕事の関係を扱っています。だんだん研究室のような雰囲気になってきます。とある公立高校で同教材を使用したところ、これまでペーパーでしか学んでこなかった高校生たちは、「あ、こういうことか!」と大喜びしていました。Truthに通う子供たちは、理論に先立ち、楽しい思い出と共に実体験の引き出しをいっぱい作っているので、成長して理論を学んだ時にどこからでも引き出すことができます。各種ロボットコンテストで高い実績を挙げ、一流大学理系に進む卒業生が多いのは、この幼い頃からの実体験のためでしょう。


 3つ目は、「デジタルとの融合」。今はプログラミング教育全盛時代となりましたが、21世紀の理科教育に必要なものは「制御(プログラミング)」と「データロギング(実験データを取ること)」であると、ここ数年言われています。キッズクリエータⅡ(小2・3)からプログラミングによる制御が始まりますが、ジュニアエンジニアで
は各単元の最後にマインドストーム®を用いて、センサーを使った自動制御やデータロギングを行っています。自動ドアやコインの選別機を作ったり、振り子の等時性を調べたりといった活動です。さらに、ジュニアインベンターでは、プログラミングによる制御とデータロギングを同時に行い、データによってプログラミングを修正するといった活動も行います。例えば、ソーラーパネルの動きを制御し、効率よく発電するにはどのような動きをプログラムすればいいのか?発電量の変化をグラフで読み取って、効率が悪いところはどう修正すればいいか?など。


 教育力の圧倒的な差が、生徒たちが長く通ってくれて、対外的にも大きな実績を残し、卒業しても末永く付き合いが続く、大きな一因になっていると確信しています。Truthの教育に共感し信頼して下さっている子供たちや保護者の皆様の期待に、どこまでも応え続けたいと思っております。

トゥルース・アカデミー 代表 中島晃芳

トゥルース・アカデミー
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