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2018年12月15日土曜日

ロボカップジュニア2019東東京ノード結果報告


ロボカップジュニア2019東東京ノード
Truth全出場チームがノード突破!14チームが関東ブロック大会へ!

11/25(日)、ロボカップ2019幕開けとなる東東京ノード大会が都立産技高専品川キャンパスで開催されました。 ワールドリーグのレスキューMazeとサッカーはエントリー数が規定に満たなかったため、ノードでの選抜を行わずに関東ブロックへ推薦となりました。
日本リーグサッカーでは、全9チームが参加。Truthからの3チームが、優勝・準優勝・第3位と表彰を独占しました!決勝では、Truthチーム対決となってしまいましたが、普段から練習試合している仲間同士、全力を出し切り、全員爽やかに表彰台に上がれました。

日本リーグサッカー表彰を独占!

東東京ノードでは激戦のレスキューLine。日本リーグには、全14チームが参加。Truthから唯一の「聖蹟」が着実に実力を伸ばして見事優勝。ワールドリーグには全15チームが参加。Truth2チームともに関東ブロック推薦枠を手にしました。表彰チームとの差は、若干の調整不足。関東ブロックまでには、完璧に仕上げていきましょう。
OnStageは日本リーグ、ワールドリーグ共に全2チームの参加で、優勝しなければ関東ブロックに出場できない状況でした。日本リーグ「Les Stylistes」は、技術点をアピールするインタビューでは負けていましたが、パフォーマンスの失敗が少なく優勝。ワールドリーグもインタビューでは僅差でしたが、パフォーマンスでしっかり差をつけました。いずれも、より高レベルの技術をもっと取り込む必要があるようです。
ベストプレゼンも3チームが受賞と今回は表彰ラッシュでした。関東ブロックでも期待しています。

3チームがベストプレゼン受賞!


東東京ノード大会Truthチーム結果


NPO法人 科学技術教育ネットワーク
http://www.npo-nest.org/


第3回「算数・数学思考力検定」実施

第2回はTruth受検生全員合格!
「算数・数学思考力検定」第3回は、2/23(土)練馬校・2/24(日)飯田橋校

年3回行われる「算数・数学思考力検定」の2018年度第3回が、2019年2月23日(土)練馬校・24日(日)飯田橋校にて実施します。第2回検定試験では、飯田橋校、練馬校合わせてTruth全受験生16名が合格!大変嬉しい結果です。
   
2018年度 第2回 合格者
           2018/11/10-11/11実施

リトル・ダヴィンチ理数教室ジュニアのステップでは、今年度から受検日前に対策課題をハンズオン等で取り組むカリキュラムを導入しました。算数・数学の問題を解くことを通じ、子どもの身についている「思考力」の程度を知るための検定の内容は、当アカデミーの教育理念とも合致しています。

次回の第3回目が今年度最後の検定試験です。
是非チャレンジしてみてください。別途配布していますお知らせにてお申込み下さい。
申込締切は2019年1月16日(水)です。



トゥルースアカデミー
http://truth-academy.co.jp/

算数・数学思考力検定
http://www.shikouryoku.jp/

リトル・ダヴィンチ理数教室
http://truth-academy.co.jp/lv/

NEST e-ラーニング・プロジェクト「STEMing(ステミング)」本格始動!


 
e-ラーニング・プロジェクト「STEMing(ステミング)」本格始動!
~プログラミングを、だれでも教えられる・だれでも学べる社会を目指して~


昨年あるシンクタンクを通して某財団からNESTに対する助成金の申し出がありました。これを受けて今年4月より、学校の先生がロボットプログラミングの指導法をWEBで学べるe-ラーニング・サイトの制作を始めました。当初はどのような形にするか?どのように制作を進めるか?試行錯誤を繰り返していましたが、7月からの3カ月で、役割分担や制作方法や作業手順、WEB上のシステムなどが実質的に固まり、本格的にコンテンツを量産できる体制が整いました。現在はレゴマインドストームEV3の講座を制作していますが、他のロボット教材の指導方法やロボットコンテストの紹介と指導方法を順次加えていく予定です。また、都会から離れていて学べる機会の少ない子供たち向けのサービスも行いたいと思っています。
これまでTruthNESTが培ってきた教育ノウハウを公開することによって、ロボットプログラミングを誰でも教えられる・だれでも学べる社会に実現を目指して、社会貢献できれば幸いです。


NEST

トゥルースの視線【第135回】


ぶんかサイエンスカフェ市民講座
~ AI・ロボットの時代を生き抜く力 ~

去る10/27(土)練馬区役所20階交流会場にて、当アカデミー代表の中島が科学技術教育ネットワーク(NEST)理事として講演を行いました。主催は「ぶんかサイエンスカフェ」(代表:伊藤規志子氏)。生活に役立つ情報提供、文化・科学研究や実践成果を発展的に学び合う異文化を学習することを通して、練馬の市民を元気にすることを目的としている市民団体です。

OECD教育・スキル局長アンドレアス・シュライヒャー「すべての知識はGoogleにある」「今の子どもたちが大人になったときは、65%の職業が今ない職業にとって代わっているだろう」、英オックスフォード大学マイケル A.オズボーン准教授「1020年後に、日本の労働人口の約49%が就いている職業において、AI(人工知能)やロボットに代替することが可能」という時代に、今の子供たちは生きていかなければなりません。「学習とは、人がコミュニティに参加して、そこでのアイデンティティを確立する過程であり、その過程で人の『できること』が変化することである」という、フィンランドを学力世界一に導いた「社会的構成主義」をいかに実現するか?国際的な学力調査PISAに示される「OECDキーコンピテンシー」や国際団体ATC21sが示した「21世紀型スキル」を紹介し、NESTの活動を紹介しながら、この21世紀に求められる教育について語りました。

OECDのキーコンピテンシー」の大項目は、① 社会・文化的、技術的ツールを相互作用的に活用する能力(個人と社会との相互関係)②多様な社会グループにおける人間関係形成能力 (自己と他者との相互関係)③自律的に行動する能力 (個人の自律性と主体性)であり、これは「21世型スキル」や、オズボーン准教授が説く「AIやロボットによる自動化が難しい職業の3つの特徴」①創造的思考②ソーシャルインテリジェンス(社会的知性)③非定型にも相通じるところが多々あります。 

これらの能力を実現する教育的手法として、Activity Based Learning (子供たちの活動をベースにした学習)・Project Based Learning (プロジェクト型学習・問題解決型学習)Future Oriented Education(未来志向の教育)が教育界で現在求められています。その実現には、チームとしてのプロジェクト学習と位置付けられているロボットコンテストを目指す学習活動が有効であることを説きました。ロボットコンテストの意義として、●工学的な知識・科学技術・数学の実践的活用・プログラミング技術●設計力・デザイン力●PDCAサイクルによる企画・開発力●創造力・問題解決力・戦略的思考・クリティカルシンキング(批判的思考)●コミュニケーション能力・チームワーク形成力●プレゼンテーション能力●グローバル・コンピテンシー、などが挙げられます。

早稲田大学公共政策研究所の招聘研究員であり、一般社団法人「途中塾」の代表理事である羽田智恵子氏も聴講しに来て下さり、講演後の懇親会でたっぷり意見交換をさせていただきました、「途中塾」というのは、早稲田大学大学院の修了生12名が、同院の客員教授だったジャーナリスト筑紫哲也氏を塾長に開講した勉強会で、「未来志向の若者に斬新な発想の機会を提供し、引力のある『場』を創出する」ことを理念としていたとのこと。2008年、筑紫氏没後いったん閉鎖となったが、2012年寺子屋流に仮開講。童門冬二氏(作家)や加藤登紀子氏(歌手)を始め幅広い分野から発起人が集まり、2014年本格開塾したそうです。また、教育を目指す高校生からも進路や学習すべき内容についての質問をたくさん受けました。

人の輪が広がって、NESTTruthの目指す教育の共感者や協力者が増えているのを強く感じる講演会でした。


トゥルース・アカデミー代表 中島晃芳


トゥルースアカデミー
http://truth-academy.co.jp/
ロボットサイエンス
ロボットマスター

NPO法人 科学技術教育ネットワーク
http://www.npo-nest.org/